アルバイトの職歴の書き方|入社、在職中、従事、退職はどう書く?

アルバイトの職歴欄を記載する時、「入社」や「退職」は使っていい表現なのか迷うところだと思います。ここでは履歴書に書くアルバイトの職歴見本を参考にしながら、迷いがちな「入社」「従事」「退職」などの書き方、使い方、意味などを解説していきます。
- バイトに入った職歴は、「入社(アルバイト)」などと書く
- 携わった仕事は「◯◯に従事」と書く
- バイトを辞めたことは、「一身上の都合により退職」などと書く
- バイトを続けている場合は「現在に至る」と書き、最後に「以上」と書く。
アルバイト歴も「入社」と表記する
アルバイトやパートで入った場合も、履歴書の職歴欄は「入社」と記載します。雇用形態は、入社の後に(アルバイト)と記載するか、「アルバイト入社」のよう書くとよいでしょう。正社員で入社した場合は、雇用形態を表記する必要はありません。
パートの場合も書き方は同じで、「入社(パート)」「パート入 社」と記載します。正社員で入社した場合は、雇用形態を表記する必要はありません。
<アルバイトの職歴見本>
| 年 | 月 | 職歴 |
|---|---|---|
| 20XX | 9 | ファミリーレストランたうん 銀座店 入社(アルバイト) |
| ホールスタッフとして従事 | ||
| 現在に至る (20XX年X月X日退職予定) | ||
| 以上 |
「入社」と「入職」の違い
「入社」とは、株式会社や有限会社など、名称に「会社」と付く企業に所属することを意味する言葉です。
「入職」とは、会社に限らず、学校や病院、行政機関などで新しい職業・職務に就くことを意味する言葉です。 履歴書では、飲食店や販売店、その他の民間企業で勤務した経験がある場合に「入社」を使います。病院など医療福祉関係、学校、行政機関などで「職員」として働いた経験がある場合は「入職」を使うのが一般的です。
<「入社」と「入職」の使い分け>
| 入社 | 入職 | |
|---|---|---|
| 主な対象 | 株式会社、有限会社、合同会社など、名称に「会社」と付く企業 | 医療法人、社会福祉法人、学校法人、NPO 法人、官公庁、組合など |
| 職場の例 | 飲食店、コンビニ、アパレルショップ、スーパーなど | 病院、クリニック、介護施設、学校、役所など |
名称だけで判断しにくい場合は、その職場の代表者の呼び方が判断の手がかりになります。代表が「社長」なら「入社」、「院長」「校長」「施設長」など社長以外なら「入職」を使うのが一般的です。従業員を「社員」と呼ぶか「職員」と呼ぶかで判断する方法もあります。
Q. 病院や学校でのアルバイトは「入職」と書くの?
例)〇〇病院 看護助手として入職(正職員)
「従事」の使い方と意味
「従事」とは、その仕事に携わることを意味する言葉です。上記の見本の例で言えば、「ホールスタッフとして従事」とは、「ホールスタッフの仕事に携わりました」ということになります。
「ホールスタッフとして勤務」でも「ホールスタッフ担当」でも書き方として間違いではありません。ただ、「従事」には、「もっぱら携わる」といった意味合いもあるため、その仕事に集中して携わってきたという印象につながりやすくなります。
「携わる」も「その仕事に関わる」という近い意味の言葉ですが、履歴書の職歴欄のような書類では「従事」を使うのが一般的です。
<職種別「従事」の書き方例>
・飲食店(キッチン):キッチンスタッフとして調理・仕込み業務に従事
・販売:販売スタッフとしてレジ対応・商品陳列業務に従事
・軽作業:倉庫内スタッフとして商品のピッキング・梱包業務に従事
「〇〇に従事」だけで終わらせず、どのような業務を担当したのかを併記すると、応募先に経験が伝わりやすくなります。
在職中なら「現在に至る」か「在職中」と記載する
現在もアルバイト中の場合は、勤務しているアルバイト先名、職務内容の後に改行して「現在に至る」、もしくは「在職中」と書きます。
辞めたバイトを履歴書に書くなら「退職」がおすすめ
「退職」も「退社」も「会社を辞めること」という意味があり、どちらも間違いではありません。しかし「退社」には、「1日の勤務を終えて会社から出ること」を表す場合もあるので、履歴書に書くのであれば「退職」がおすすめです。
退職予定日がわかっていれば、「現在に至る」か「在職中」に続けて(20XX年X月X日 退職予定)と記載します。すでに退職しているのであれば、「一身上の都合により退職」と書くのが一般的です。 ちなみに「入職」の対義語は「離職」です。
<退職と退社の意味の違い>
●退職
会社/職場を辞めること。現職を退くこと
●退社
①会社員が勤めていた会社を辞めること
②1日の勤務を終えて会社を出ること
職歴の最後は「以上」と書く
「以上」とは「記載はここまで、これより先はありません」という意味で、学歴・職歴欄を「以上」で〆るのは書き方の一般的な定型になります。「現在に至る」の行から改行して右寄せに「以上」と書きます。「現在に至る」左寄せ、改行して「以上」右寄せはセットで覚えておくとよいです。
※更新履歴:
2021年4月5日 初回公開
2026年10月30日
※文中の社名・所属等は、取材時または更新時のものです。