バイト履歴書「学歴・職歴」の基本の書き方【学生編】
バイトの履歴書にある学歴や職歴欄の書き方の基本を、高校生や大学生など学生バイト向けに紹介します。学歴はどこから書くか、学校に在学中の時はどうするか、職歴欄には何を書くのか、など書き方の例と合わせて解説します。
【バイト履歴書】学歴の書き方の基本(学生編)
学歴・職歴欄の最初の1行目の中央に「学歴」と記入し、2行目から具体的な学歴を入学と卒業を1行ずつ使って記入します。年号は元号(平成、令和など)でも西暦(20XX年など)でもOKです。履歴書全体で統一させることが大切です。
>参考:【西暦/和暦対応】履歴書の学歴(入学・卒業年)カンタン早見表
学歴はどこから書くか
バイト先に出す履歴書の学歴は、高校生は中学卒業から高校在学中まで、大学生は高校卒業から大学在学中までを記入します。大学生でバイト経験が少なく職歴欄の空きが気になる場合は、中学卒業から書いても問題ありません。
▼学歴別、どこからどこまで書くか
- 高校生の場合 → 中学校卒業から高校在学中まで
- 大学生の場合 → 高校卒業から大学在学中まで
- 高校卒業が最終学歴 → 中学校卒業から高校卒業まで
- 大学卒業が最終学歴 → 高校卒業から大学卒業まで
学校名は正式名称で書く
記載する学校名は、略さず正式な校名で書きます。高校の場合は「公立・私立」がわかるように記入します。高校、大学に限らず、学部・学科・専攻がある場合は学校名に続いて併記します。
▼正式名称での記入例
- 「高校→〇〇県立〇〇高等学校普通科」
- 「〇〇大学〇〇学部〇〇学専攻」
在学中の場合は末尾に「在学中」と記載する
高校や大学に在学中の場合、バイトの履歴書の学歴欄の書き方は、現在通っている学校に入学した年月と学校名(大学であれば学部・学科・専攻)のあとに「入学」と記載し、下の行に「現在、同高校/同大学+学年+在学中」と記載して、現在も学校に在籍中であることを表します。
▼最終学歴が在学中の時のバイト履歴書の記入例
-
- 高等学校在学中の場合
- 大学在学中の場合
【バイト履歴書】職歴の書き方の基本(学生編)
職歴は、学歴とは1行空けて、中央に「職歴」と記入してから、上から古い順に入社・退職年月を書きます。全てを書き終えたら、右端に「以上」を添えます。
学生は職歴にバイト歴を書く
高校生や大学生など学生のバイト用の履歴書には、バイト歴を職歴として書きます。バイトが初めてで未経験の学生は、職歴欄に「なし」と書き、バイト経験がある人は、バイト先の会社・店舗名・いつからいつまで働いていたかを書きます。
なお、一般的に学校を卒業した社会人は、履歴書に学生時代のバイトは書きませんが、応募先の職場で活かせるバイト経験がある場合は、志望動機や自己PR欄に書いて伝える方法があります。
バイト経験がない記入例
▼大学在学中の場合
▼高等学校在学中の場合
バイト経験がある記入例
登録制のアルバイトの場合は、登録会社名を記入し、その下に主に経験した仕事内容をまとめて書くのもOKです。
入学予定、転校、転入、休学、浪人、留学などの学歴の書き方
次に、入学予定や転校などの事情で書き方を迷うケースについてご紹介します。
入学予定の記入例
春や秋に進学する予定がある高校3年生やその他最終学年の人は、履歴書の学歴欄は「卒業見込み」と「入学予定」の両方を記載します。春に卒業と入学をする場合、卒業は3月31日付け、入学は4月1日付けとなります。そのため、4月1日以降に履歴書を提出する場合、入学式前であっても進学先の学歴は「入学」と記載します。
転校や転入の記入例
主に高校生やその次の学校で転校や、専攻を変えた場合は、その旨を記入すると良いでしょう。
学校名が変更になった場合の記入例
在学中や卒業後に学校名が変更になった場合は、在学時の学校名を記入したあとに()をつけて「現◯◯高等学校」と記入します。
参考:学校名が変更したときの履歴書の書き方、学部学科名、統廃合、廃校の場合は?
▼在学中に変更になった場合
▼卒業後に変更になった場合
浪人や留年の記入例
浪人や留年の場合は、特に明示的にそれを記入する必要はありません。卒業や入学の年月をそのまま履歴書に書きましょう。
休学の記入例
途中で休学をした場合は、その旨を記載します。ケガや病気療養などの事情があるケースも多いと思いますので、現在はアルバイトをすることに支障がないことを履歴書に書くか、面接の際に説明できるようにすると良いでしょう。
中途退学の記入例
途中で退学した場合も、その旨を記載します。「正式校名 中途退学」と書きます。こちらも退学理由や、現在のアルバイトに問題が無いことが面接で聞かれた際に答えられるようにしておくと良いです。
留学した際の記入例
1年以上の留学がある場合、履歴書の学歴欄にその旨を記載することができます。学歴欄には、「留学先の国名+学校名+期間」を書きます。 1年未満の短期留学や語学留学の場合は学歴欄に記載せず、自己PR欄に書いてアピールすると良いでしょう。
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※初回公開:2014年10月1日、更新:2024年4月1日、2025年1月17日