バイトの履歴書は手書きかパソコンか? 正解はある?
バイトの履歴書を作成する際、手書きかパソコンかは迷うところです。今回は、手書きとパソコンのどちらがいいか、それぞれのメリットと注意点を解説します。
パソコンでも手書きでもどちらでもOK
結論、応募先から指定がない限り、履歴書は手書きでもパソコンでも問題はありません。実際、2024年8月、株式会社リクルートがアルバイトの採用経験がある担当者にアンケートを行ったところ、約75%が履歴書の形式は「手書きでもパソコンでもどちらでも良い」と回答しています。
手書きかパソコンか、どちらが好ましいですか?

具体的な理由としては、「重要なのは内容なので、どちらでも構わない」「手書きなら書き方でその人の丁寧さがわかる」「パソコンなら一定のスキルを測れる」などがありました。形式より内容が重視されるので、間違った内容や、誤字脱字、空欄、訂正跡、読みにくい字などで、応募先の印象が下がらないよう、丁寧に記入ことに留意しましょう。
パソコンのメリットと注意点
メリット
・読みやすい字で作成できる
・手書きより早く作れることが多い
パソコンで履歴書を作成する場合、誤字脱字の修正や文章の書き直しが容易で、またプロフィール情報(名前や住所、連絡先など)はそのまま別の応募先でもコピーして使えるため、手書きに比べて大幅に作成時間を短縮できます。文字の美しさに自信がなくても、読みやすい字で作れる点もメリットです。
注意点
読みやすい書体や文字の大きさの設定に設定しましょう。書体は、履歴書などビジネスに関する書面は「明朝体」が一般的です。文字の大きさは、履歴書の記入欄の幅にもよるので、ちょうどよいバランスをみてサイズ設定をしてください。
プリントアウトする際は、裏写りしない紙を選びます。通常のコピー用紙やコンビニの用紙であれば問題ありません。
履歴書の写真をアプリなどデータで持っている場合でも、履歴書にデータを直接貼らずに、写真プリントして、貼り付けることが多いようです。
手書きのメリットと注意点
メリット
・人柄や熱意が伝わりやすい
手書きのハガキをもらうと嬉しさが増すように、手書きにはパソコンにはない良さがあります。手書きの履歴書からは、応募者の人柄や熱意が感じやすいともいえます。また字に自信がある人であれば、キレイな文字から好印象を持たれる可能性も高いです。
注意点
美しい文字であることに越したことはありませんが、まずは丁寧に書くことを心掛けましょう。パソコンと違い、手書きは文字のバランスを均等に保つことが難しいため、自信がなければ下書きや、定規を使い薄く下線を引いてから書くこともおすすめです。
書き間違えたら、修正液で直さず、最初から書き直すのが基本です。落ち着いた場所で集中して書きましょう。それでも間違える時のために、予備の履歴書を用意しておくと安心です。
バイト履歴書のテンプレートダウンロード
一般的に履歴書は見開きA3(A4サイズ2枚分)や、B5(B4サイズ2枚分)が用いられますが、アルバイトの場合はA4サイズ1枚の簡易版でも問題ないでしょう。都合のよいほうを選んで活用してください。
▼テンプレートダウンロード
>【経験別に選べる】履歴書テンプレート(エクセル、ワード、PDFで無料ダウンロード)
▼スマホで作れる履歴書アプリ
>App Store
>Google Play
バイト履歴書の購入方法
履歴書用紙は、コンビニ、文房具店、書店、100円ショップなどで購入できます。ネット通販でも購入可能です。多くの場合、履歴書を入れるための封筒や写真を貼るための両面接着テープなどがセットになっているので、一式そろえたい時には便利です。
>バイトの履歴書はどこで買う?売ってる場所や履歴書の種類や選び方など解説
※更新履歴:
2018年1月15日
2021年3月29日
2024年2月14日
2025年1月8日