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2024年09月20日

バイト履歴書の「本人希望記入欄」に書くこととは(書き方の見本付)

タウンワークマガジン バイト履歴書の「本人希望記入欄」の書き方:書いてよいこと・NGなこと・希望がない場合などの書き方例
履歴書の中にある「本人希望欄」に何をどう書いたらいいか分からないと迷ってしまう人も多いようです。そこで、本記事では、本人希望記入欄の書き方や、書かないほうがいい内容、特に希望がない場合の書き方も含めて、紹介していきます。

本人希望記入欄に書く内容とは

本人希望記入欄には書いてもいい内容と、書かないほうがいい内容があります。また、特に書くことがない場合の対応方法について解説します。

本人希望記入欄に書いてOKなこと

履歴書の本人希望記入欄の役割は、給与面などの待遇希望ではなく、勤務をする上で影響のある事情などを書く欄です。アルバイトやパートの場合、本人希望記入欄に書く内容は、希望シフト、扶養内勤務の希望、希望職種、勤務地(複数の選択肢がある場合)などです。

本人希望記入欄に書かない方が良いこと

基本的に本人希望記入欄には、福利厚生や給与などの待遇などは書きません。基本は、募集広告で確認し、分からないことは面接で直接聞くのが基本です。その希望が働くかを左右するするほどの最重要事項であれば、面接前に確認すると良いでしょう。

また、仕事内容などの“質問事項”も避けたほうが無難です。これも本人希望記入欄に書くのではなく、面接の際に口頭で確認するようにしましょう。面接時に質問する場合は、自分の質問が募集広告を見れば確認できるような質問ではないか、もう一度よく確認してから聞くようにしましょう。

▼書かないほうがいい内容
・時給や給与に関する希望
・交通費の支給や休憩など、お金や待遇に対する希望
・志望動機や自己PR※上記は面接の際に口頭で確認する

特に希望が無い場合は「貴社の規定に従います」と記入

勤務時間や場所、職種などに「特に希望がない」場合は、「貴社の規定に従います」と記入します。「特になし」と書くよりも丁寧な印象です。書き忘れなのか特に希望がないのか判断がつきにくいので、空欄のまま提出することは避けましょう。

▼希望がない場合の書き方例
「貴社の規定に従います」

 

本人希望記入欄の書き方

ここでは勤務する上で影響のあるシフトや職種、勤務開始可能日などがある場合の、それぞれの記入方法について解説します。

希望シフト

シフトの希望は応募要項の範囲内で、働ける週の勤務日数、曜日、時間帯などを記入します。書き方は、「17時以降、平日2~3日希望」など細かく書きすぎない程度にします。パートで配偶者の扶養内を希望している人は、「(扶養内希望)」と書くと良いでしょう。

▼希望シフトの書き方例
「週3~4日の勤務を希望します」
「火水の勤務が可能です」
「火・木は16時から、金は17時から勤務可能」
「平日3日程度、17時までの勤務希望(扶養内希望)」
▼出勤できない日がある場合の書き方例
「大学の授業の関係で、平日午前中は出勤できません」
▼掛け持ちする場合の書き方例
「月火木の勤務を希望します(金曜日は〇〇社で勤務のため不可)」

希望職種

希望職種とは、複数の職種を同時に募集しているときに選択する職種です。「職種:ホール担当を希望します」などと記載します。「ホール担当希望」「希望職種:ホール」などと書くよりも丁寧な印象です。職種名は省略せず正式名称を記入しましょう。

▼希望職種の書き方例
「職種:ホール担当を希望します」

希望勤務地

希望職種と同様に、複数の勤務地が同時に募集されている場合は、希望の勤務地を記入します。「勤務地:〇〇店を希望します」などと記入します。

▼希望勤務地の書き方例
「勤務地:〇〇店を希望します」

連絡可能時間

大学で講義を受けていたり、他のバイトに勤務中で電話に出られない時間がある場合は、確実に連絡がとれる時間を記入します。

▼連絡可能時間
「連絡可能時間:平日12~13時、16時以降 土日終日」

勤務開始可能日

大学や現在勤務しているバイト先の都合で、勤務開始できる時期が決まっている場合は、その日付を記入します。

▼勤務開始可能日
「勤務開始可能日:5月1日」

健康上の理由や、家族の都合

持病があり定期的に通院の必要がある場合や、子どもが小さく送り迎えが必要な場合は、その旨と曜日・時間帯を記入します。

▼健康や家族の都合がある場合の書き方例
「◯◯(持病や症状)の治療で通院するため、シフトは木曜日以外を希望します」
「長女の幼稚園の迎えのため、16時までの勤務を希望します」

夏休み中のシフト希望がある場合

夏季休暇中や春季休暇中など、その期間のみシフト変更したいことが分かるように記載します。「補習のため」「部活のため」など簡単に理由も添えておくとよいです。

▼長期休暇期間中の書き方例
「夏季休暇中は、月・火・水は夏期講習のため午後からの勤務を希望します」
「春季休暇中は、月3回日曜日は部活の試合があるため出勤が難しいです」

テスト期間中のシフト希望がある場合

直近でテストがある場合を除けば、履歴書にはテスト期間中の休みを希望することが伝わればよいです。具体的な日程やいつまでに報告が必要かは面接の段階で相談しましょう。

▼試験期間の書き方例
「6月末から7月中旬、1月は試験のため出勤が難しいです」

受験や進学で期限がある場合

高校生で大学受験があったり、進学後はシフトに入ることが難しいなどの理由で、退職日の希望がある場合は、理由と時期を記入しましょう。

▼退職希望日の書き方例
「退職希望日:大学受験に専念するため、貴社での勤務は202X年XX月とさせてください」

 

本人希望記入欄をうまく活用して無理なくバイト

本人希望記入欄にきちんと記入しておくことで、バイトを始めてからも、勤務先とのトラブルを防ぐことができます。履歴書には他にも自己PRや志望動機などの重要な項目がありますが、これらは「採用してもらうために必要な項目」であるのに対して、本人希望記入欄は「採用後に楽しくバイトするために必要な項目」といえます。正しい本人希望記入欄の書き方をマスターして、自分の希望に合った楽しいバイトライフを送りましょう。

※更新履歴:
2014年3月24日
2022年8月22日
2023年8月22日
2024年4月1日
2024年9月20日

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