販売の職務経歴書の書き方と見本

販売の仕事とは

販売職は、お客さまに商品を売ることがメインの仕事ですが、商品の仕入れや在庫管理、モノによっては販売後の定期点検や使い方のサポート、問い合わせ対応などアフターフォローを担うこともあります。ここでは、職務経歴書の書き方のポイントと見本（サンプル）をお伝えします。

職務経歴書の書き方のコツ

売上実績は具体的に記載する

売上実績は数字を用いて具体的に記載しましょう。例えば、「全店舗あるいは全支店中○番の売上を達成」「個人目標の年間売上達成率〇％」「個人の売上目標を〇ヵ月連続達成」など。また実績を作るのに工夫した点とあわせてアピールするとよいです。店長やリーダーであれば、対予算比・前年比の達成率など店舗売上にまつわる実績もアピール材料になります。

ニーズを聞き出し、適切な商品を提案する販売力をアピール

商品を購入してもらうためには、求めている商品を適切に案内することが大切です。購入を検討しているお客さまに対して、要望を引き出すための質問の仕方、それを踏まえて提案する際の工夫などがあれば、例をあげてアピールするとよりよいでしょう。お客さまと円滑なコミュニケーションをとることはもちろんですが、目線や行動などから、お客さまの要望を見極める「観察力」は強みになります。

扱ってきた商品と専門的な知識は強みになる

パソコン、家電製品などを販売する場合、お客さまに詳しい説明を求められるケースも多いです。これまで扱ってきた商品とともに専門的な知識はアピールになります。プライベートでも知識を得るために本を読んだり、関連する展示会などに足を運んだりしたエピソードがあれば記載しましょう。

マネジメント経験があればシフト調整などの工夫をアピール

営業時間の長い店舗が多い販売の仕事では、スタッフのシフト管理が大切になります。店長やリーダーなどマネジメント経験があれば、スタッフの配置や人数調整などで工夫した点を記載してもいいでしょう。

販売で役立つ資格

販売でもパソコンを使用するので、パソコンに関する資格は在庫計算や売上計算のためのアピール材料になります。

販売の職務経歴書の見本（サンプル）

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販売から未経験の仕事へ転職したい場合は？

未経験の場合、職務経歴書の「自己PR」に、転職希望先で役に立ちそうな経験やスキルを書きましょう。販売で身につけた傾聴力などのコミュニケーション力は、例えば一般事務など、社内外の人との円滑な関係構築を求められる仕事で活かすことができます。また、在庫計算や売上計算のためにパソコンを使用していた場合は、そのスキルもアピールになります。