【新年度向け】昼夜逆転生活の解消テクニック(原田ちあき篇)
フリーランスになって5年ほど経ってしまった。
私の名前は原田ちあき。しがないイラストレーターだ。
フリーランスのいい所としてよくあげられるものの一つに「好きなだけ寝て、なおかつ決まった時間に起きなくてもいい」というものがあり、それに甘え続けた結果、現在私は1日に8~12時間ほど眠ってしまっている。
お陰で生活リズムが狂いに狂い、朝5時に眠りにつき昼13時~14時頃に眼を覚ます毎日を過ごしている。最悪。
自律神経もバグりまくっているため常に体調が悪い。
私の将来の夢「長寿」なのに…
という訳で今回は長生きのために昼夜逆転を解消してみる事にした。
1.ストレッチ+運動をする
これは王道中の王道、運動をして自律神経を整えようという魂胆だ。
汗を流すって、太陽を浴びるってなんて気持ちがいいのだろう…!
ああごめん今まで伸ばしてこなかった筋(すじ)…
ありがとう全身の筋肉…そしてきらめく太陽…
運動後はぐったりしてもう何もできなくなりこの日は早く眠ることができた。
~結果~
約5年ぶりに激しい運動をしたせいか全身がバキバキになり2日寝込んだ。
2日寝込んだせいでこの5年間で叩き込まれた元の生活リズムは息を吹き返し、また元の昼夜逆転生活に戻ってしまったのだ。
あとこれ以降全く運動をしなくなってしまった。根気のある人のみに有効な方法なのだろう。
根気のこの字もない私にはどうやら向かなかったようだ。
結構トラウマなのでもう死ぬまで運動をしないかもしれない。
2.翌日の晩まで眠るのを我慢する
しかし私は諦めない。丸一日眠らなければ嫌でも翌日の夜に眠れるのではないか?
私は丸一日かけてゲームの治安を守り
アイドルを育成し
バトルした
そして翌日21時、ヘトヘトのまま就寝。
翌日
起きたら昼の12時だった。
どうやら疲れすぎていたらしい。またもや失敗である。
~結果~
ゲームがいっぱいできたので普通にうれしかった。
3.最終手段
そうだ、アメリカに行こう。
日本とロサンゼルスの時差は-16時間。
例えば日本時間昼12時はロサンゼルスでは前日の20時なのである。
※編集部注:夏時間の場合
しかも飛行機に10時間ほど座り続ける。とにかく体内時計がバグりまくるはずである。
運ばれてくる機内食を食らい、眠りを繰り返すこと10時間。
アメリカに到着した私は宿のベッドにもぐりこんだ。
そして…
お…
起きられた…!!!
久しぶりの朝日を浴び、私の心は晴れ渡っていた。
謎の店で購入したでっかいハンバーガーが体に染み渡る…
うまい…朝ごはんってこんなにうまかったのか…
空を見上げるとアメリカの小鳥の声…めっちゃ囀ってる…
自律神経が元に戻っていく…気がする…
大成功だ!
結論:体内時計がバグっている時はアメリカに行くべし
皆さんも生活リズムが狂ってしまった時は是非試してみてください。
ちなみに私は日本に帰ってしばらくしたら元の生活に戻ってしまったので永遠に健康的な生活を送るためには週一ぐらいで日本とアメリカを往復しなくちゃいけない感じになります!タハ~ッ

原田ちあき
@cchhiiaakkii
漫画家、イラストレーター、美術家、キュレーター。自らを「よいこのための悪口メーカー」と称し多方面で活躍。著書「原田ちあきの挙動不審日記」(祥伝社)「ひとりずもう―原田ちあき画集」。
■公式サイト:http://cchhiiaakkii8.wixsite.com/chiaki
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