スマートフォン用サイトを表示

アルバイトや転職に役立つ情報が満載!最新のお仕事ニュースなら【タウンワークマガジン】

2021年08月27日

カワウソカフェでバイトしたい! 仕事内容ややりがい、大変なこと、向いている人などを聞いてみました

カワウソカフェ タウンワークマガジン townwork愛くるしい表情がたまらないカワウソ。動物園や水族館でしか会えないイメージがありますが、実はカフェで触れ合うことができるんです。そんな珍しいカワウソカフェで働くアルバイトスタッフに仕事内容ややりがい、大変なこと、向いている人などを聞いてみました。

【お話を聞いた方】
石田さん/バイト歴3年

 

カワウソのお世話だけでなく、お客様に生態を伝えることも大事な仕事

カワウソカフェ タウンワークマガジン townwork――動物園以外でカワウソに会えるなんてびっくりです! でも、お世話が大変そうですが、実際はどうなのでしょうか?

石田さん「お世話はそこまで大変ではないです。カワウソさんは比較的、手がかからない生き物だと思いますが、物を確かめる時に、噛んで確認する習性があるので、触れる際には注意が必要です。ちなみにカワウソさんは何の仲間かご存知ですか?」

――わからないです。そういえば、意外とカワウソのことを知らないかも…。

石田さん「イタチ科の動物でフェレットさんと同じ仲間なんですよ。カワウソさんと聞くと“かわいい”というイメージはありますが、実はどんな生き物なのか知らない人も多いと思います。そんな知られざるカワウソさんの生態をお客様にお伝えするのも仕事のひとつです」

――イタチの仲間なんですね!勉強になりました。では、具体的な仕事内容を教えてください。

石田さん「朝、出勤したら、カワウソさんたちにごはんをあげて、掃除を行います。ケージをしっかり水洗いして店内もキレイに清掃。その間にフンの状態を見たり、体温チェックをするなどして異常がないか体調確認をして朝礼で報告します。開店後はお客様に店内での過ごし方や触れ合い方などの注意事項をお伝えしたり、おやつのあげ方の説明など接客がメインです。カワウソさんは1日に何度か食事時間があるので、合間を見ながらごはんをあげたり水の交換、頻繁にフンの清掃も行います。閉店後も清掃と、ごはんをあげて勤務終了です」

カワウソカフェ タウンワークマガジン townwork

カワウソさんたちにおやつをあげる石田さん

――1日中、動きっぱなしですね。カフェ業務である、フードやドリンクの作成などはないのでしょうか?

石田さん「当店はカフェと言っても、たくさんの動物さんと遊べるという触れ合いがメインのカフェなので、ドリンクのみ、セルフサービスで提供しています。お客様が来店されたら、利用料金をご案内して、ご希望であればカワウソさんやハリネズミさん、チンチラさんなど動物さんへのおやつや触れ合いの予約を受けます。先に料金を頂いてから、動物さんへの触れ方などを詳しく説明して、その後はお客様が自由に店内で動物さんを見たり触れ合ったりしていただくので、お客様の様子に気を配りながら、こまめにお声がけするようにしています」

――先ほど、石田さんのお仕事中の様子を見ていましたが、他の動物カフェに比べると、積極的にお客様に声をかけている印象でした。

石田さん「ここに来てくださるお客様は動物さんが好きな方が多いですから、いろいろな情報をお伝えして、よりカワウソさんを好きになっていただけるよう積極的にお話しをしています。先ほどお伝えしたような『何の仲間だと思いますか?』などの会話ひとつで、カワウソさんへの理解が深くなると思うので」

カワウソカフェ タウンワークマガジン townwork――ただ触れ合うだけでなくてカワウソへの理解が深まるのはとてもいいですね。そうなると、スタッフはカワウソの知識がないといけないのですか?

石田さん「最初から知識がある必要はありませんが、働き始めたら身に付ける必要があります。アルバイトとして入ったら、はじめは先輩についてマンツーマンで動物さんたちの知識や接客方法などをしっかり学びます。スタッフみんな動物が好きで働いていますので、わからないことがあれば詳しいスタッフに聞いたり、自身で飼育に関する本を読んだり、自然と勉強するようになりますね。純粋にお世話する私たちもカワウソさんともっと仲良くなりたいですから」

 

人見知りのカワウソと仲良くなるのが最初は大変!

カワウソカフェ タウンワークマガジン townwork――素晴らしい心掛けです! 働くうえで大変なことはありますか?

石田さん「私の場合は、最初、カワウソさんとコミュニケーションをとるのが大変でした。一匹一匹、性格も違うし、好きな抱っこの仕方も違います。一匹ずつどんな性格なのかをきちんと把握したうえで、対応するようにしました」

――先ほど、カワウソは噛んで物を確認する習性があると言っていましたが、お客様が触れ合う際はスタッフ側が注意しないといけないですよね。

石田さん「お客様と触れ合う際は、カワウソさんが噛まないような方法を徹底しているので大丈夫ですが、お客様が注意事項を無視して触れようとすることがたまにあります。そんなときは、すぐにそばにいって『こんな風に触れると喜びますよ』とアドバイスするようにしています。カワウソさんの鳴き声で興奮しているのが分かるので、普段と違う鳴き方をしていたら、すぐに駆け付けるようにしています」

――見るだけでなく、声にも注意を払っているとは! でも、お客様への注意は難しいところではありますよね。

石田さん「ここはあくまで癒しの場だと思っていますので、スタッフの注意の仕方ひとつでお客様が嫌な気持ちにならないように気を付けています。例えば『やめてください』ではなく『こうすれば喜びますよ』と言葉を変えるだけで、受け取り方は全く違うと思いますから」

 

営業後にカワウソと触れ合うのが至福の時間

カワウソカフェ タウンワークマガジン townwork――確かにそうですね。そのあたりの機転がきくことも働くうえで大切かもしれませんね。石田さんが働いていてやりがいを感じるのはどんな時でしょうか。

石田さん「私は、テレビでカワウソさんの特集を見てそのかわいらしさに魅せられて働き始めました。ですから、カワウソさんと仲良くなれることが一番のやりがいです。最初は人見知りだったカワウソさんがなついてくれたり、甘えてくれたときは本当に幸せな気持ちになります。営業後にお世話をしながら触れ合う時間があるのは、ここで働く大きなメリットだと思います」

――スタッフ冥利につきる瞬間ですよね。カワウソカフェで働くのに向いているのはどんな人だと思いますか?

石田さん「生き物に対しての責任感が強い方ですね。アルバイトだからといって、『これぐらいでいいだろう』と適当な気持ちで生き物の世話をするような人は向いていないと思います。接客の面では落ち着いて優しい話し方ができる人は向いているんじゃないでしょうか。先ほども言いましたが、ここは癒しの場ですから、お客様が優しい気持ちになれるような行動がとれる人がいいと思います」

カワウソカフェ タウンワークマガジン townwork

 

まとめ

カワウソカフェの仕事内容ややりがいのイメージがついたでしょうか。カワウソが好きだからこそ、快適に過ごせるようお世話をしたり、お客様により理解していただきたい気持ちで接客したりと「好きのその先」を見据えた働き方が大切なんですね。興味のある人は、ぜひチャレンジしてみてくださいね。

 

■取材協力
カワウソカフェ タウンワークマガジン townwork
カワウソカフェ(R)HARRY原宿テラス店

住所:東京都渋谷区神宮前4-26-5 神宮前426ビル 3F
営業時間:13:00~18:00(最終入場17:30)、土日祝は12:00~18:00(最終入場17:30)
休み:火曜
※定休日・営業時間は変更になる場合があります。詳しくは店舗へお問い合わせください
HP:https://harinezumi-cafe.com/harajukuterrace/

早速バイトを探してみよう