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2022年09月28日

瀧脇笙古(=LOVE)インタビュー「ただ挑戦するだけでなく、できなくても全力を尽くす。そうすると味方ができました」

瀧脇笙古 =LOVE インタビュー タウンワークマガジン townwork指原莉乃さんプロデュースでメジャーデビュー5周年を迎えた=LOVE。高校入学と同時にメンバーになった瀧脇笙古さんも21歳に。マラソン、料理など特技を活かした活動をしつつ、パフォーマンスでの存在感も高めてきました。MVを韓国で撮影した12thシングル「Be Selfish」発売を機に、ダンス未経験からの足跡を聞きました。

 

自分の武器が欲しくてマラソンに出たり料理を配信したり

――3月に東京マラソンに出場して完走しました。

もともと応募したいけど仕事の日程が見えなくて迷っていたら、スタッフさんに「枠があるけど走る?」と言われたんです。ファンクラブで応援企画をしてくださったり、Tシャツを作らせていただいたり、盛り上げてもらいました。

――練習も相当したんですよね?

開催が10月から延期になったので、9ヵ月間ほぼ毎日、トレーナーさんに付いていただいて練習しました。お仕事があっても朝早く起きて走ったり、地方に行くと走れないので、その分、前後にミッションを課せられたり。今もいつでも大会に出られるにように、時間があるときは少しでも走るようにしています。

――アスリートばりですね(笑)。2018年のTIF(TOKYO IDOL FESTIVAL)の「クックアイドルNo.1決定戦」で優勝した料理の腕も磨いていますか?

家でシソを育てていて、最近は梅シソ肉巻きを作るのにハマっています。週1で作って、2回に1回はインスタのストーリーに上げています。

――笙古さんにとっては、そういうことも広い意味でアイドル活動の一環?

最初の頃、歌もダンスも足を引っ張っていたので、何か自分の武器が欲しくて。SHOWROOMで料理配信を始めたり、地元の横浜の映えスポットをSNSで紹介していたら、お仕事に繋がりました。応援しているDeNAベイスターズの試合観戦も8月は4回行って(笑)、ベイスターズの新聞でコラム連載も始まりました。

――『SASUKE』にも2年連続出場しました。

最初聴いたときは「何のサスケだろう?」と思って。イコラブは声優活動もあるから、『NARUTO』の絡み? とか(笑)。あの『SASUKE』だとわかって、一瞬時が止まりました。それが収録の1週間前だったので、身になったかわかりませんけど、家で腕立てを頑張りました(笑)。

 

「変わってない」と言われたくなくて朝5時まで踊りました

瀧脇笙古 =LOVE インタビュー タウンワークマガジン townwork――アイドルの本分のパフォーマンス力も、2~3年目に急速に向上した印象があります。

今は体力キャラが付いて、ライブでも「最後の曲まで一番元気に踊ってすごい」と言われるようになりました。最初はダンスができなかった分、「誰よりも大きく踊ろう」「一番高くジャンプしよう」と心掛けていたんです。

――当初はダンス未経験で加入して、苦労も多かったとか。

イコラブに入ったのが高校に入学した年で、家に帰ってから朝5時まで練習してました。みんなは振り入れの時点で踊れるようになるのに、「何で私はこんなにやっても踊れないんだ?」と自分にイライラしながら練習していると、親が起きてきて「もう5時だよ」と言われるんです。それから2時間くらい寝て、また学校に行って…。

高校でも初めてのことが多いし、イコラブではダンスに歌に舞台もあって、パニックになっていました。でも、学生なのはできない理由にならないし、レッスンで「変わってない」と言われるのが悔しかったので、頑張っていました。

――挫けなかったのは、やっぱりスポーツで根性が付いていたから?

テニスをやっていたので、体力と根性はあったと思います。でも、ライブをやると「1人だけ一般人がいる」と書かれたりして、挫けそうにはなりました。メンタルはイコラブに入ってから強くなった気がします。

――今はダンスメンバーに入る曲もあって、去年は10thシングルのカップリング曲「BPM170の君へ」で初のセンターに。

センターをやったことのないメンバーが私だけだったんです。自分でもセンターに立つ自信はなかったんですけど、ファンの方をガッカリさせるのが寂しくて。だから、あそこでセンター曲をいただけたのは嬉しかったです。私にピッタリなマラソンの曲を作ってくださいました。

 

在宅で応援してくれるファンの方のことも想っています

瀧脇笙古 =LOVE インタビュー タウンワークマガジン townwork――今は心身共に良い状態で活動できているようですね。

5年やってくると、悔しいことがあっても「こういうものなんだ」と思えて、そこまで落ちこまなくなりました。期待しすぎず、うまくいったらラッキー。そう心に留めています。

――5年間で「アイドルになって良かった」と感じたのは、どんなときですか?

イコラブに合格してからも「私にファンが付くの?」と思っていたんです。今、自分を応援してくれる方がこんなにたくさんいることは、すごく力になっています。今年の生誕祭では花火を打ち上げてくださって。自分の誕生日に「おめでとう」の花火が上がるなんて、考えたこともなかったので、幸せな人生になったなと感じました。

――アイドルとして心掛けるようになったこともありますか?

誰よりもファン想いである自信はあります。私自身、矢吹奈子さん(HKT48)のファンでしたけど、ライブとかにあまり行かない在宅オタクだったんです。SHOWROOMもほぼ観ているだけでコメントもせず、たまに星を投げるくらい。でも、推しについて熱量を持って語れました。

私にもそういうファンの方はいらっしゃると思うんです。イベントに来てくださる方だけでなく、在宅で応援してくださる方たちのためにも、SHOWROOOMをほぼ毎日やったりしています。

 

MVでの赤っぽい髪色は気に入ってます

瀧脇笙古 =LOVE インタビュー タウンワークマガジン townwork――新曲の「Be Selfish」はなかなか目まぐるしい曲ですね。

私は英語が多いのが苦手で、口が回らなくて(笑)。とりあえずノートに歌詞を全部、聞こえるままに書き出しました。英語はカタカナにして、自分なりの言い方で歌っています。

――1番からソロパートがあります。

表題曲では初めて、1番のソロパートをいただきました。テレビ番組だとだいたいワンハーフで、2番にソロがあっても歌えないことが多いんですけど、今回はテレビでも観てもらえると思います。

――MVを韓国で撮影して、制作スタッフも韓国のチーム。笙古さんは赤っぽい髪色でした。

今回は指原さんと韓国のヘアメイクさんに、メンバーの髪を決めていただいたんです。私は髪色にこだわりがなくて、変えてもすぐ黒く戻していて、こんなに明るくしたのは初めて。自分では絶対やらないので、いいきっかけになりました。メイクも韓国の方にやってもらって、このときのヴィジュアルは気に入っています。

――撮影でも新鮮なことはありました?

ニンジンを食べるシーンはビックリしました。本当に生で食べたんですよ(笑)。私は普段、野菜スティックのニンジンを人にあげていたので、久しぶりに生で食べて、やっぱり苦手だなと。みんなのリアルなリアクションが出ていて、一番嫌がっていた(大場)花菜たちは「お疲れさま」って感じでした(笑)。

――笙古さんはジャンプのシーンもありました。

トランポリンがあって、待ち時間も跳んで遊んでいました(笑)。私は韓国自体が初めてで、誰よりも楽しんでいたと思います。ごはんにチーズボールとかキンパとか本場の韓国料理がいっぱい出て、一生食べていました(笑)。「辛くてダメ」というメンバーもいた中で、私は「辛い辛い」と言いながら、おいしくて完食しちゃう感じでしたね。

 

やるなら一瞬で終わらせず継続するのが大事

瀧脇笙古 =LOVE インタビュー タウンワークマガジン townwork――今後は仕事の幅をさらに広げていく意向ですか?

今年初めて野球のお仕事ができたので、ベイスターズのファンの方にもちょっとずつ知っていただいて、いつか始球式をやるのが夢です。あと、モデルはずっとやりたくて。

――スタイルキープのために、夕方6時以降は食べないようにしているとか。

体型管理はアイドルとしても必要ですから。中学生の頃は、普通に9時以降は食べてないようにしていましたけど、イコラブはみんなスタイルが良くて、隣りに並ぶのが怖いくらいだったんです。それで6時以降は水を飲むだけにしたのを、今も続けています。我慢しすぎてもストレスになるので、お休みの日の前は8時まではいいとか、自分をちょっと甘やかしつつ(笑)。

――もともと指原さんにスタイルの良さを称賛されていましたが、ヴィジュアル力も年齢と共にすごく上げてきましたよね。

初期の頃は美容に詳しいみりにゃ(大谷映美里)にいろいろ教わったり、メンバーのマネをしたりしていました。今はみんなそれぞれ研究していて、誰に聞いても良いことを教えてもらえます。あとはファンの方の声も参考にしながら、これからも磨いていけたら。

――これまでの笙古さんの経験から、夢を実現するために必要だと思うことはありますか?

とりあえずやってみること、ですかね。私もマラソンや料理が武器になるのかわかりませんでしたけど、何だかんだと自分のキャラになりました。失敗しても、やってみてわかることはあるので。やるなら一瞬で終わるのでなく、継続することも大事だと思います。

あと、ただ挑戦するだけではなく、常に全力を尽くします。私は最初、ダンスができないなりに大きく踊っていたら、「頑張っている姿がいい」と応援してもらえました。マラソンの練習のときも、トレーナーさんから出されたノルマをちゃんとクリアしていくうちに、「本気で育てようと思えた」と言ってもらえて。全力でやっていれば、身近な人も味方にできる気がします。

瀧脇笙古 =LOVE インタビュー タウンワークマガジン townwork

■Profile
瀧脇笙古
(たきわき・しょうこ)

2001年7月9日生まれ。神奈川県出身。
2017年4月、指原莉乃がプロデュースする=LOVEのメンバーにオーディションで合格。同年9月にシングル「=LOVE」でデビュー。『キミは=LOVEを愛せるか!!!』(フジテレビTWO)に出演中。

瀧脇笙古 OFFICIAL Twitter:@shoko_takiwaki
瀧脇笙古 OFFICIAL Instagram:@takiwaki_shoko_
=LOVE OFFICIAL Twitter:@Equal_LOVE_12
=LOVE OFFICIAL SITE:http://equal-love.jp/

企画・編集:ぽっくんワールド企画 撮影:河野英喜 取材・文:斉藤貴志

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