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2016年11月22日

鈴木おさむさんインタビュー「共働きの秘訣は相手の立場をシミュレーションすること」【1122(いい夫婦の日)】

1122いい夫婦の日_鈴木おさむさんインタビュー_01昨年第1子が誕生し、ますます活躍から目が離せない鈴木おさむさん&大島美幸さん夫妻。今回、1122(いい夫婦)の日にちなんで、芸能界きってのおしどり夫婦とも言えるお二人に、それぞれ「共働きをうまくやりくりする秘訣」をインタビュー。そこには有名人ではない、夫と妻の姿が!

こちらは鈴木おさむさん篇です。

大島美幸さん篇はこちらから。

妻が仕事に全力で向かうなら、僕も全力でサポートをする

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Q.働いている妻に対して気を付けていることはありますか?

僕は日頃から「妻に仕事で協力してくれる人」つまり、妻と一緒に仕事をしている人たちの立場で物事を見るようにしています。子どもがいる共働きだと、産休をとったり時短で帰宅することも多いと思いますが、それを当たり前だと思わずに、育児に時間をもらった分、仕事に全力で取り組むこと。妻には「仕事が中途半端になるのであれば、引退したほうがいいよ」と常々言っています。

ただ、全力でやりたいのであれば、僕も全力でサポートをする。妻が職場で迷惑をかけていないか一番厳しい目で見ることと、仕事を頑張る妻をサポートすることを心掛けています。

子どもが生まれて1年間“父勉”として育休をとりましたが、これは妻をサポートするうえでとても有効でした。0歳から1歳の間に子どもと多く触れ合うことで、泣いても上手にあやせるし、寝かしつけもできる。たまにしか遊べない父親だと泣いてもなだめられなかったり、寝かしつけられなかったりして、結局、母親に任せきりになりがち。でも、僕たちは2人とも上手にあやすことができるので、片方に任せきりにならないんですよ。

僕のような長期育休をとることは、なかなか難しいとは思いますが、子どもが幼い間にできるだけ一緒にいる時間を増やすことは、長期的な妻へのサポートになると思いますね。

家事は「できるほうがやる」ではなくてルールとしてスケジュールを組む!

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Q.共働きをうまくやりくりするために心掛けていることは?

自分のスケジュールをきちんと妻に伝えて2人で作戦を立てるようにしています。作戦の立て方は、子どもの保育園への送り迎え時間をベースに、自分の仕事のスケジュールと照らし合わせて「ここなら迎えに行けるけど、ここは無理だから任せていい?」と2人で話し合いをする。もし、2人ともダメだったら「(大島さんの)お母さんに来てもらおう」と新たな作戦を練ったり。大体、1ヵ月から2週間前からスケジュールを組むように心掛けています。

「早く帰ってきた方が夕飯を作る」など“やれるときにやれる方がやる”だと相手任せになったり、不満も生まれやすい。「月曜の夕飯は僕が作るから火曜の朝食は君が作って」とルールにしてスケジュールに組み込むことがポイント。やらざるを得ない状況を作ることが共働きでは大事だと思います。

僕にとっては、子育ても家事も仕事も全部含めて自分の人生のスケジュールを組んでいる感覚。確かに大変ではありますけど、自分たちが組んだスケジュールをどこまでクリアできるか!とゲーム感覚でやるようにすると楽しいもんですよ。

Q.共働きをしていて妻の“ここには助かっている”ということは?

仕事でのポジションや立場をシミュレーションしてくれること。僕が中心となって動かしている仕事だと理解すると、どんなに帰宅が遅くなっても、打ち合わせで飲んで帰っても文句は言いません。それは僕が抜けることで、プロジェクトが回らなくなって、他の人に迷惑がかかるとシミュレーションできているから。

以前、自分のポジションをしっかり説明していなくて大失敗したことが…。僕が大きなイベントを主催して、打ち上げに行こうとしたときに「今日はどうしても早く帰ってきてほしい」と妻からオーダーがあったんです。でも、僕がトップで何百人のスタッフが動いてくれているのに、打ち上げに参加せずスタッフを労わないなんてありえないじゃないですか。それで打ち上げをとったわけですが、家に帰ると妻はカンカン。そりゃ、彼女から見たら自分のお願いを無視して飲んで帰ってきた旦那…ですからね。でも、その日の自分のポジションや立場を話すと納得してくれました。

こういうことも含めて、意思疎通を図ることが大事。きちんと話せば理解してくれる人なので、そこは助かっています。

僕は人と話をしながらお酒を飲むのが大好きなんですが、子どもを寝かしつけた後、2時間だけでも飲みに行きたい!と24時から家を出ても「行ってらっしゃい!」と笑顔で送り出してくれる。それは僕が人と会うことを何よりも大切にしていることを理解してくれているからなんですよね。夫の立場を考えて時にねじをゆるめてくれる妻には感謝しています。

自分も妻も子どもも楽しめることを考え、行動することが円満の秘訣

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Q.子どもができて仕事への考え方、やり方は変わった?

変わりましたね。仕事とは階段を上り続けるものだと思っていたんですけど、降りることも大事なんだなと気が付きました。そのいい例が父勉休業時代。1年間休みをとることで仕事や人脈など色々なものを手離しましたが、だからこそ見えてきたものもあって。戻ってきたときに何が残ったのかが明確になりました。

それまで人生の比重は仕事がすべてといっても過言ではなかったですが、子どもを授かって仕事は人生の中で一部でしかないと思うようになりましたね。

Q.夫婦円満の秘訣を教えてください。

この間、家族で静岡県にある大井川鐡道でトーマス電車に乗ってきたんですよ。僕、好奇心が旺盛なので、子どもよりも自分が楽しんじゃって(笑)。もちろん、子どもが喜んでいる姿を見るのも嬉しいんですけど、自分が楽しむこともすごく大事。やっぱり夫が楽しんでいないと妻も楽しくないじゃないですか。

だから、僕自身が楽しめる場所を見つけて家族で行ったりと、常に何をしたら僕も妻も子どもも楽しいんだろうと考えるようにしています。みんなが楽しいことが円満の秘訣だと思うので。

そして、ケンカはその日のうちに解決する。翌日もやもやした気持ちのまま起きるのがイヤだし、ケンカによって自分の時間がとられることもイヤ。だからとりあえず僕が謝っちゃいます(笑)。納得できないことがあったら、後日、妻の機嫌がいいときに説得したり。でも、解決したらお互い引きずらないのは我が家のルールです。

Q.共働き夫婦にメッセージをお願いします。

共働きって贅沢なことだと思うんですよ。特に子どもを育てながら仕事もするってすごく贅沢。ですから、まずは自分たちが贅沢であることを理解すべき。夫婦で仕事をすると決めたのなら手抜きせず、とことん仕事に向き合ってください。そして、お互い相手の立場を考えてシミュレーションしてあげることが共働きを長続きさせるコツだと思いますよ。

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◎気になる質問を一問一答!
Q.妻にここだけは直してほしいというところは?

僕は特にありませんね。反対に妻のほうが僕に対して直してほしいところが溜まっているんじゃないかな。部屋が汚いとか、いろんなことが(笑)。

Q.今、妻の一番好きなところ

おもしろいところ。そこが好きになったきっかけでもあるので。子どもに対しても、いないいないばあを全力でやる彼女はやっぱりおもしろいです。

Q.これからどんな夫婦になっていきたいですか?

いくつになってもお互いドキドキしたい。出会ったときも、妊活で仕事を休んだときも、彼女の生き方の選択にいつもドキドキさせられてきましたから。

Q.妻、大島美幸さんは鈴木さんにとってどんな存在ですか?

いろんな意味で愛することを教えてくれた人。30代までそんな気持ち知らなかったですから。人を愛したり、人に傷ついたり、そういうことを教えてくれた人です。

1122いい夫婦の日_鈴木おさむさんインタビュー_06■プロフィール
鈴木おさむ

1972年生まれ、千葉県出身。19歳で放送作家デビューし、バラエティ番組をはじめ、ドラマ脚本や映画、舞台も手掛ける。著書『妊活ダイアリー fromブス恋』では2人の妊活生活を描いている。

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取材・文:中屋麻依子 撮影:八木虎造