松下玲緒菜（まねきケチャ）インタビュー #まねきケチャのカフェ【アイドルシゴト Vol.33】

「アイドルシゴト」は、アイドルたちが普段考えているシゴトのやりがいやシゴト観についてインタビューする連載です。
もし、まねきケチャがカフェ店員だったら……というシチュレーションで、各メンバーのインタビューとバイト姿をお届けします。最初は、まねきケチャの最年少でセンター、松下玲緒菜さんです。

褒められて伸びるタイプ

――個性豊かなメンバーが揃っていますが、自分自身はどんなタイプ？

私は昔から個性がないって言われてたんですよ。デビュー当初はそれで悩んでて、プロデューサーともよく話し合ってました。でも、メンバーの中で一番アイドルっぽいって言われることが多いので、それが個性なのかなって今は捉えられるようになりました。

――最近、また歌唱力が上がったような印象を受けるのですが、何か意識してる？

ファンの方やプロデューサーからも「歌が上手くなったね」って言われるようになりました。私は褒められて伸びるタイプなんですよ(笑)。

これまでは普通にアイドルっぽく歌ってたんですけど、ちょっと切ない感じの『きみわずらい』という曲を出してからは感情を込めて歌うようになりました。それを聴いて泣いてくれる人もいるんです。歌い方をファンの人たちが褒めてくれるから頑張れます。

メンバーといると自然体の自分でいられる

――全国ツアーの中で上映されている映画『リルティング』では本格的な演技にも挑戦されてましたよね。

何回かPV撮影とかで演技をしたことはあったんですけど、ちゃんとセリフをしゃべって演技をするのは初めてだったので楽しかったです。私の役は女子高生役で、性格もあんまり普段の自分と変わらない役だったので、入り込めたというか、やりやすかったですね。でもレオタードを着るのはちょっと恥ずかしかったです(笑)。
全国ツアーの中で少しずつお話を公開していくので、来てくれるファンの方たちには楽しみにしてて欲しいなって思います。

――グループで活動していく中で意識していることは？

まねきケチャはすごく仲がいいんですよ。毎日一緒にいてもメンバー同士友だち感覚だから家に泊まりに行ったりしてます。一緒にいてあまり気を遣ったりはしないですね。いつも自然体でいられます。

美優ちゃん（中川美優）の家に毎日のように遊びに行ってて、お腹空いてるといつも何か作ってくれるんです。私が押しかけてるように見えるんですけど、美優ちゃんからも「遊びに来てよ」って電話が掛かって来るんですよ(笑)。私は一人っ子なので、美優ちゃんはお姉ちゃんみたいですね。
でも、ライブになるとメンバー全員切り替えてやってます。

人と話すことが大好きだから接客に挑戦してみたい

――今日はカフェ店員の格好でいろいろ撮影をしてもらいました。以前のインタビューではメイドカフェでバイトがしてみたいと語っていましたが、こういうカフェでのバイトはやってみたい？

人と話すのがすごく好きなので、こういう場所でバイトがやってみたいと思ってました！　注文を聞いたり、料理を運んだり、お会計をしたり、接客の仕事をやってみたいですね。実際、こういう場所でバイトをしたらお客さんと仲良くなれそうですよね。

――バイトの初任給が出たらどういうことに使いたい？

アイドルとして初めてもらったお給料は両親に焼肉をごちそうするお金にしたんですよ！両親とすごく仲がいいので、バイトで出たお給料でも何かごちそうしてあげたいです。

何事にもチャレンジすることで新しい発見ができる

――アイドルとして活動しているときと、プライベートのときは違う？

自然体でいるのであまり変わらないですね。でも、アイドルをやってるときはテンションが高いとはよく言われます。ライブのMCとかも緊張するからみんなしゃべんなくなっちゃうんですよ。でも、頑張って話すようにしてます。

――最近、なにかにチャレンジしたことは？

食べ物の好き嫌いが多くて、昔は嫌いな食べ物は食べようとしませんでした。でも最近、食わず嫌いだった馬刺しを初めて食べたんです。それがすごくおいしくて、無理なものと大丈夫なもののラインがわかったので、自分のなかでそういった発見ができるようにするためにも、何事もチャレンジしてみることが大事だなって思いました。

企画・編集：SADD　取材・文：永山あるみ　撮影：八木虎造