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2017年12月19日

苺りなはむ(CY8ER)インタビュー「好きなことだから長続きしているし、仲間も自然と集まってくる」【アイドルシゴトVol.49】

苺りなはむ アキシブproject アキシブproject イチゴスタイル CY8ER いちご アイドル チェキ タウンワークマガジン自身がプロデューサー兼メンバーとして活動するCY8ERをはじめ、イチゴスタイルの代表としても日々大忙しの苺りなはむさん。BiSのオリジナルメンバーとして芸能活動をスタートし、アキシブprojectの発起人としてグループの立ち上げにも関わってきた経歴もある彼女に、自身のアイドル活動からプロデューサー、事務所経営のことまで“シゴト観”をたっぷり伺いました。

 

最初は「芸能活動は本来の自分とは違う自分を作れる場所」だと思っていた

――まずはじめに、アイドルを始めたきっかけを教えてください。

中学生のころ、渋谷にお買い物に出かけたとき声を掛けていただいたことがきかっけで、読者モデルとして雑誌に時々出るようになりました。当時は家にこもりがちで、何に対しても興味がもてなかったんですけど、不思議と芸能のお仕事だけはやりたいなって思えて。雑誌で見つけたBiSのオーディションを受けました。本格的な芸能活動はそこから始まりました。

――BiSとして活動を始めたころはどんなことを考えていましたか?

BiSのメンバーとして活動していた時は、方向性とか、やりたいと思っていたことがちょっと違かったんです。

自分の中で「こういうアイドルグループを作りたい」という構想はずっとあったんですけど、形にはなかなかできなくて。そのときの経験があるからか、今CY8ERで自分のやりたかったことができてるなって実感は強いです。

――現在のりなはむさんはアイドル活動だけに留まらず、DJやアイドルプロデューサーとしても活躍していますよね。いつ頃からアイドル以外の活動もしようと思ったんですか?

芸能活動を始めたばかりのころは自分が嫌いで自分に本当に自信がなくて、「本来の自分とはまったく違う自分」でだったら強くなれる気がして「いちごの国のお姫様」というキャラクターでアイドルをしていました。でも活動をずっと続けているうちに、自分に自信持てるようになったし、色んなことにも挑戦していけるようになりました。
私、すぐやりたいことが思いついちゃうんですよね。たとえばCY8ERを始めた時も、結成直後としてはかなり大きなShibuya WWW X(キャパ500)をいきなり抑えちゃって。短期間でどうやって会場を埋めるのか、すごく考えました。

いつも何かにチャレンジする時は、まず大きすぎる目標を立てて、どうやって成功させるか、工程を細かく考えます。立てる企画は「ちょっと無理かもしれない」と思うくらい結構ぶっとんでる系のモノが多いですね(笑)。

 

6時間・67曲もパフォーマンスした過酷企画も実現

苺りなはむ アキシブproject アキシブproject イチゴスタイル CY8ER いちご アイドル チェキ タウンワークマガジン――最近CY8ERで行なったことで印象深いことは何ですか?

この前、恵比寿にあるLIQUIDROOMでライブをしたんですが、そこでライブをする前にSNSでバズる企画をいろいろ用意してインターネットを騒がせようと思いました。

LIQUIDROOMを埋めるには(※)、ライブまでに会場キャパの何十倍もの人にCY8ERの存在を知ってもらわないといけない。そのためにはネットでバズる企画をしないといけないなっていうのがあって。
※LIQUIDROOMのキャパ(収容人数)は900人

そこで行なったのは3180枚の2ショットを撮影する企画と、「耐久サイバー」。2ショット企画は、ファンが渋谷に隠れているCY8ERのメンバーを見つけ出して合計で3180枚の2ショット写真を撮るというもので、SNSで話題にすることができました。

もうひとつの企画「耐久サイバー」はめちゃめちゃ過酷でした。くじ引きで引いたCY8ERの持ち曲を一曲ずつパフォーマンスしていって、全曲終えるまで帰れないという企画だったんですが、結果67曲もパフォーマンスすることになり、6時間くらいかかりました。途中、ずっと同じ曲が出てくることもあったので、コールしてくれるファンの人も大変だったと思います(笑)。

 

ツアーの日程から衣装、楽曲のクリエイター選定まで、全部自分で決めている

苺りなはむ アキシブproject アキシブproject イチゴスタイル CY8ER いちご アイドル チェキ タウンワークマガジン――さて、ここからはイチゴスタイルの代表としてのお仕事について伺っていきます。代表として具体的にどんな業務をされているんですか?

事務所に所属しているグループのツアーの日程を組んでハコ(会場)を抑えたりとか、イベントのブッキング、営業までやっています。

経営面ももちろん自分で。たとえば、あるプロモーションを実施するために予算をどれくらい組むべきかだとかも、メンバーやスタッフの意見を聞きながら決めています。衣装や楽曲の制作も、私がクリエイターの方を見つけて依頼しています。

こだわっているのは、メンバーの活動の幅を制限しないこと。CY8ERはイチゴスタイル所属ですが、メンバーそれぞれの個人活動は完全に自由にしています。事務所に所属するといろいろと制限があったりしますけど、私の考え方とは合っていないのでメンバーにも自由に活動できる環境にしています。

 

自分の気持ちを素直に出せるライブは大切にしている場

苺りなはむ アキシブproject アキシブproject イチゴスタイル CY8ER いちご アイドル チェキ タウンワークマガジン――アイドル、プロデューサー、事務所の代表と幅広い役割を担っているりなはむさんが、これまでの活動で特に達成感があったことは何でしょうか?

先ほどの「耐久サイバー」企画は私だけでなく、メンバーやスタッフみんなが達成感があったと思います。CY8ERのメンバーはみんな運動神経がいいわけではないけど、ノリはけっこう体育会系で過酷なことが好きなので、こういう企画は燃えちゃいましたね。

アイドル活動のなかではライブをしている瞬間が一番好きです。やりがいも感じるし、一番自分の気持ちを出しやすい場なので、特に大事にしています。

私、しゃべりだすと自分が何を言っているのか分からなくなるタイプなんですけど、ライブだと素直に自分の気持ちを出せるんです。それに盛り上がっている客席の様子や活動を続けるにつれてどんどん増えていくお客さんの数を見ているとやりがいを感じます。

 

好きなことをしているからこそ、仲間も集まってくる気がする

苺りなはむ アキシブproject アキシブproject イチゴスタイル CY8ER いちご アイドル チェキ タウンワークマガジン――精力的に芸能活動をされているりなはむさんですが、過去にアルバイトをした経験はありますか?

実はアルバイトをちゃんとやったことがないんですよ(笑)。やってみたことはあるんですけど、3日以上続いたことがなくて……(笑)。家の近くのカフェでちょっとだけバイトしたことはありますが、長続きしませんでした。私は今の活動以外、何も続いたことがないです。

今の仕事が長続きしているのは、好きなことだからじゃないかな。一緒に活動している仲間も自然と自分の周りに集まっている感じがするんですけど、それも好きなことをずっとやり続けているからなんじゃないかと思います。

苺りなはむ アキシブproject アキシブproject イチゴスタイル CY8ER いちご アイドル チェキ タウンワークマガジン

■Profile
苺りなはむ
(いちご・りなはむ)
イチゴスタイル代表。CY8ERのプロデューサー兼メンバー。アイドル以外にもDJとして活動。水色担当。

Twitter:@rinahamu
Instagram:@15rinahamu
LINEブログ:https://lineblog.me/ichigorinahamu/

取材・文:永山あるみ 撮影:曽我美芽

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