アルバイト中に早退したいときの理由の伝え方と注意点
アルバイト中に具合が悪くなったり、家庭の事情で帰宅しなければならないなどの理由で早上がりしたいときは、バイト先にどんな伝え方をすればいいのでしょうか。この記事ではトーク例とともに、早退する際の注意点を解説していきます。
【目次】
早退したい事を上司に相談する
やむを得ない事情でバイトを早退したい時は、店長や上司など現場の責任者に直接伝えます。バイトの早退理由は、体調不良、家の事情、悪天候で早く帰った方がよいなどを簡潔に説明して、早退の了承を得ましょう。店長や上司がそばにいない場合でも、同僚や一緒に働いているスタッフへの伝言ではなく、上司に電話するなど直接話せるようにするのが基本です。どうしても上司がつかまらない場合は、バイトリーダーなどに伝え、後から電話やLINEなどで連絡するようにしましょう。
早退したいときの理由のトーク例
早退したいことを店長や上司に伝える際は、仕事が立て込んで忙しい時間は避け、様子を見て落ち着いたら「今お時間よろしいでしょうか」と声をかけます。伝える理由が詳しすぎると長くなり、言い訳や嘘のように聞こえてしまう場合もあるので、簡潔に状況がわかるよう伝えましょう。
体調不良の場合
「先ほどから寒気がして、熱があるようです。申し訳ありませんが、本日は早退させていただけますでしょうか？」
「お昼ごろから腹痛があり、立っているのが辛くなってきたため、早退させていただくことは可能でしょうか」
体調不良で仕事を続けるのがつらいと感じたら、症状がひどくなる前に店長や上司に伝えます。休んでよくなるようなら休ませてもらいますが、早退したいほどであれば風邪気味であることや腹痛があること、生理痛など理由を簡潔に伝えます。
家の事情で呼び出された場合
「家族から急な事情があるから帰ってきて欲しいと連絡があり、申し訳ありませんが本日は早退させていただいてもよろしいでしょうか？」
家庭の事情で早退したい場合は、理由は差しさわりの無い範囲で伝えます。詳細を聞かれたら、詳しく状況を説明すればOKです。
レポートや課題を提出し忘れていた
「本日が期限の大学の課題提出を失念していたため、早退させていただいてもよろしいでしょうか？今後このようなことがないよう気を付けます。大変申し訳ございません」
学校のレポートや課題を提出し忘れていたなど、自分の過失による原因で早退したい場合は、非を認めつつ謝罪しながら早退したいと伝えましょう。今後こうしたことがないよう気を付けることも付け加えておくのがポイントです。
悪天候になりそうなので早退したい
「先ほどの大雨洪水警報により、自宅までの〇〇バスが運休になる可能性が出てきたため、本日は早めに上がらせていただけないでしょうか？」
天候の悪化で公共交通機関や自転車などでの帰宅が難しくなりそうな場合は、正確な状況を伝えて了承を得るようにしましょう。
早退するときの注意点
仕事の引継ぎをする
自分が早退することで周囲に迷惑がかからないように、どこまで仕事が進んでいるかと、抜けた後にお願いしたい業務などを周りのスタッフにきちんと伝えておくようにしましょう。
次回の出勤日には感謝を伝える
次回の出勤の際には、フォローしてくれたバイト仲間に「先日は早退してご迷惑をおかけしました。代わりにやっていただきありがとうございます」など感謝の言葉を伝えましょう。この一言があるだけで、相手からの印象もよくなります。
※初回公開：2019年1月15日、更新履歴：2020年11月19日、2023年2月14日