オープニングスタッフのメリット・デメリットと志望動機の書き方
【目次】
オープニングスタッフとは
オープニングスタッフとは、お店の新規開店のために、新規で採用されるスタッフのことをいいます。居酒屋やファミレスなどの飲食店やコンビニなど、接客を伴う職種で募集されることが多く、店舗によっては、仕入れやオープンまでの販促活動などに携わることもあります。実際に働く際は、一部の既存の社員やアルバイト以外は、全員、オープニングスタッフとして真っ新な状態から始めます。
オープニングスタッフのメリットは?
オープニングスタッフは、働きやすい環境が整っている人気の求人です。具体的なメリットを見てみましょう。
人間関係が楽
集まったスタッフはみんな一斉スタートの新人かつ同期なので、仕事以上の先輩後輩がありません。そのため、先輩スタッフに気を使うことなく、フラットな人間関係を築きやすい点がメリットで大学生にも人気のバイトです。みんなでゼロからお店を作っていくため、仲間意識も生まれやすく、自分から積極的にコミュニケーションを取ることで、気持ちよく仕事ができるでしょう。
採用されやすい
オープニングスタッフの求人の多くは、大量採用が基本です。すでにオープンしているお店の場合、スタッフの欠員、または店舗やサービス拡大のための人員補充としての採用が一般的です。
一方、オープニングスタッフの場合は、新しくオープンする店舗の営業をスタートさせるのに必要なスタッフ数を確保しなければならないため、一度にたくさんの人数を採用する傾向があります。中規模以上の店舗なら募集人数も多く、採用される可能性も高いでしょう。
好条件なことが多い
大勢のスタッフを集めるため好条件な求人が多い点も特徴です。例えば時給は、スタッフの確保を優先しなければならないため、同じ地域の同じ職種のバイトに比べて少し高めに設定されていることがあります。ほかにもシフトについて、「週1日しかバイトに入れない」「1日3時間しか働けない」といった希望を聞いてもらえることもあるでしょう。
一体感が生まれ、やりがいや達成感を感じやすい
オープニングスタッフは、全員で協力して一からお店を作っていきます。オープンの直前直後は特に、マニュアル通りにいかないことや思わぬトラブルが起きることも予想されますが、みんなで良いお店を作っていくという同じ目標を持つことで、強い一体感や達成感が生まれます。
また、できたばかりのきれいなお店で気持ち良く働くことができるのもオープニングスタッフの大きなメリットです。
オープニングスタッフのデメリットは?
メリットがあれば、当然デメリットもあります。では、オープニングスタッフにはどのようなデメリットがあるのでしょうか。
忙しい
開店前後はオープンの準備やオープニングセールなどで忙しくなります。いくらリハーサルをしても、スタッフが仕事に慣れていない分、予期せぬ事態やトラブルが発生してテンテコ舞いになる可能性はあるので、ある程度の忙しさは覚悟しておきましょう。
トラブルに対処できる人が少ない
開店に備えてしっかり準備をしていても、お店の営業を開始して初めてわかることもあります。想定外のことが起こったときに頼れるベテランスタッフが少ないと、解決策がわからずにあたふたしてしまうこともあるでしょう。
オープニングスタッフの志望動機の書き方
履歴書で大事なポイントの一つは志望動機です。
オープニングスタッフの求人に応募する際に必要な履歴書の志望動機の書き方をご紹介します。
志望動機の書き方のポイント
ポイントは「立ち上げの楽しさ」と「その職種への興味や意欲」でまとめることです。オープニングスタッフがほかのバイトと違うのは、「みんなで一からお店を作っていく」という点です。一からお店づくりに参加して立ち上げることへの意欲と、応募した職種への強い思いや適性をアピールしましょう。
レストラン(キッチン)のオープニングスタッフ
居酒屋(ホール)のオープニングスタッフ
アパレルショップのオープニングスタッフ
コールセンターのオープニングスタッフ
軽作業のオープニングスタッフ
オープニングスタッフの魅力は達成感と一体感
オープニングスタッフはお店の営業だけでなく、オープン前に売り場のレイアウトを決めたり商品の搬入や陳列をしたりと、さまざまな仕事に携わることができます。開店前後は、忙しくて予期せぬ事態が発生する可能性もありますが、みんなと協力して前向きに改善していくことで一体感も生まれるでしょう。
オープニングスタッフのメリットは、同期の仲間と一緒に達成感を味わえることでしょう。スタートがみんな一緒なので、アルバイト経験が少ないという人にもおすすめです。
※初回公開2017年9月19日