英語を使うバイトがしたい! 仕事で外国人と接する機会が多いバイト
英語は実際に話したり、書いたりすることによって上達します。英語が使えるバイトなら、働きながら英語力を磨ける上にお金も稼げて一石二鳥です。ここでは仕事で英語を使う機会の多いバイトをジャンル別でピックアップしました。バイトを探す際に参考にしてみてください。
外国人観光客などが多いサービス業に注目
海外の仕事をする会社など、分かりやすく英語を使う仕事では、ビジネス英語など、高いスキルが求められることが多いです。
一方、外国人観光客や日本在住の外国人がよく利用するサービス業は、日常的な英会話に触れるチャンスがあり、英語に慣れたい人、日常会話を磨きたい人には挑戦しやすいアルバイトを見つけるチャンスがあります。
飲食店・コンビニ・ドラッグストアのバイト
外国人観光客や日本に住む外国人が利用するエリアにある飲食店や、コンビニ・ドラッグストアのような日用品を扱うお店では、接客中に英語を使う機会があるお店も多いです。
飲食店なら、YouTubeなどでも日本の文化として紹介されている回転寿司や居酒屋、ラーメン屋などでは、外国人観光客が多く訪れます。また、PUBやBARは日本在住の外国人もよく利用します。特にスポーツの試合が行なわれる日などは多くのお客さんが訪れ、英語で案内する機会が増えやすくなります。
ほかにも、コンビニやドラッグストアでは、お土産用や自分が使うための品物を購入する外国人も立ち寄ることも多いスポットです。
飲食店では、主にメニューの説明、注文の確認、会計時に英語で対応することになります。ドラッグストアでは商品の質問やおススメ商品を聞かれることもあるようです。また、都心部や観光地にあることが多いので、周辺のおすすめスポットなどを尋ねられることもあります
「オーダーやメニューを提供する際、自分の拙い英語をニコニコしながら聞いてくれて、お礼を言ってくださる海外の方が多く、有意義な時間になりました(ビアガーデン勤務・大学3年生・21歳・女性)」「スープカレーの店は外国人観光客も多く、英語での対応が難しかった。毎月新商品が出るので、メニューの詳細を聞かれることもありました(スープカレー屋・大学3年生・20歳・女性)」
観光・旅行系バイト
観光、旅行系のバイトは英語を使う機会が頻繁に発生します。上の飲食店以外にも、ホテルのフロント、お土産屋、駅員や売店スタッフ、空港スタッフ、リゾートでのバイトなどが挙げられます。定型の会話だけでなく道案内や雑談などで英語を使うシーンもあり、英語力に少し自信がある人や、実践で使って慣れたいという人に向いています。
ホテルのフロントは、チェックイン・チェックアウトの他に、目的地までの行き方、おすすめのお店、設備の使い方の説明などで英語を使います。観光地での飲食店やショップ、お土産屋、リゾートバイトなどは、接客以外に道案内をするほか、観光地の見どころを聞かれることもあるでしょう。駅員や売店スタッフは乗換案内などを説明する機会もあります。空港スタッフは空港内の施設案内のほか、日本国内の見どころなどを聞かれるかもしれません。
「外国の方もよくいらっしゃるホテルだったので、いろんな文化を知れ、私は英語が苦手でしたが、必要に迫られてなんとか英語を話す事で、少し慣れました(ホテルスタッフ・大学4年生以上・22歳・女性)」
博物館・アミューズメント・イベント系のバイト
海外の人がよく足を運ぶエンタメ系施設でのバイトも英語を使う機会はあります。例えば、博物館や美術館など展示物のある施設、水族館・遊園地・遊園地などのアミューズメント施設スタッフ、音楽やスポーツのイベントスタッフ、展示会スタッフなどがあります。遊園地にあるジェットコースターは、海外からそれ目的で来日する人がいるほど人気です。
博物館や美術館では、来館する人への施設案内を行なう受付の仕事、アミューズメント施設では受付のほか、各アトラクションのスタッフ、パフォーマンスを行なうスタッフなどがあります。どれも直接お客さまと接するので、日常会話程度の英語力は必要です。イベントや展示会スタッフは、受付、グッズ販売、お客さまの誘導などで英語を活かす機会があります。
「展望台から見える各スポットの説明や、施設内の案内などを行いました。3年間勉強した英語が海外の観光客の方々に伝わったときはやりがいを感じました(展望台案内スタッフ・大学4年生・21歳・女性)」
レベル色々、オフィス系バイト
外資系企業の内勤事務の仕事やシェアオフィスの受付など、オフィス系のバイトも英語を使うバイトです。オフィス系といっても、日本の企業内で簡単な英語を使用するバイトから、社内の公用語が英語の外資系企業での仕事までさまざまです。仕事によって英語のレベルが異なるため、自分に合ったレベルのバイトを探しましょう。
任される仕事は英語のレベルによって異なります。システムへのデータ入力やデータチェックなど簡単なものから、海外や提携部署との英語でのメールのやりとりやレポート作成、英語での納品書作成や発送、会議の議事録作成など、仕事内容は求人によって異なり、多岐に渡ります。
「英文事務で、社内向けの英文資料の作成や海外支店との会議スケジュールの調整、会議資料の作成をしていました。読み書きメインだったので、英語に自信がない私でもOKでした(自動車部品メーカー・大学4年生・21歳・女性)」
まとめ
英語を使うバイトといっても、現在の英語のレベルや目的によって適したバイトは異なります。募集内容をよく確認して、自分に合ったバイトを探してみてください。
2021年3月実施 アルバイトアンケート/大学・短期大学・専門学校・大学院生/N=1200/調査協力 株式会社クロス・マーケティング
2021年6月 アルバイトの体験調査/N=2100/15歳~24歳の学生、パート・アルバイト/調査協力 株式会社マクロミル