髪色自由、派手髪OKのバイトの探し方。カラーの基準や面接での髪色の判断方法など解説
髪色自由・派手髪でもOKなバイト先で働きたい。おしゃれやファッションが好きな人の多くがそう考えているのではないでしょうか。ここでは、髪色自由・派手髪OKの募集が比較的探しやすい職種の紹介や、髪色のOKラインの判断方法などを紹介します。ぜひバイト選びの参考にしてください。
髪色自由はどこまでOK?
大学生・短大生・専門学校生のアルバイト採用を1年以内に経験したことのある採用担当者のアンケートをし、バイト中の髪色ルールを調査しました。
染色NG~落ち着いた茶色OKの合計で約半数
職種や地域によって髪色のルールは異なりますが、全体の傾向としては、落ち着いた髪色が約半数、明るくてもOK以上が約半数という結果になりました。
派手髪など完全に自由なバイト先も約1/4ある
髪色の自由度が高いバイト先では、茶色系であれば明るさは問わない派と、髪色は完全に自由派では、やや完全自由な場所が多く、髪色は問わないバイト先が増えていることがわかります。
Q.採用担当者に聞いた、バイト先での髪色のルールは?
髪色自由・派手髪OKの募集が多いバイト
ここからは具体的な職種を紹介します。先のバイト採用担当者アンケートで、「髪色は完全に自由」と「茶色系であれば明るくてもOK」のバイト先が半数以上となった職種を紹介します。ただし、髪色のルールはバイト先ごとに異なるので、応募前に募集要項の確認や、応募の際に問合わせてみる、事前に下見するなど、髪色が気になる人は確かめた方が良いです。
飲食:ファミレス・居酒屋
飲食店の種類の中で、ファミレスと居酒屋が比較的髪色の自由度が高いという結果になりました。一般的に飲食店の場合は、接客を行なうホールの方が髪色などドレスコードのルールが厳しめで、お客さんと接しないキッチンは自由度が高い傾向にあります。ただ、これらのルールは、各チェーン店、あるいは、店舗ごとに設けていることが多いので、応募時に確認した方がよいでしょう。
2021年8月よりスターバックスジャパンが髪色などの選択肢を増やすなど、ファミレスや居酒屋に限らず、髪色の自由度のある会社は増えています。
コンビニ
コンビニは会社が経営する直営店と個人オーナーが経営するフランチャイズ店に分かれています。直営店は一般的に髪色のルールは厳しめな傾向があります。フランチャイズ店はそれぞれの店舗・店長によって基準が異なっており、染色NGのところもあれば、髪色自由・派手髪OKの店舗もあります。
アパレル
アパレルショップは、お店のブランドイメージに合う髪色であれば、明るい茶色や派手髪でもOKとなるところが多いです。実際にお店を訪れてみてスタッフの髪色を確認するのがおすすめですが、もしイメージに合うかどうか判断できない場合は応募時に確認しましょう。
イベントスタッフ
イベントスタッフは、働くイベントによって髪色のルールが異なります。企業の展示会などスーツ着用が必須のバイトや、お客さんと接する業務があるバイトの場合は黒髪や落ちついた茶色までがOKであることが多いです。一方でライブの設営・撤去作業などお客さんと接しないバイトは、完全髪色自由である場合が多いです。
工場・倉庫
工場でのライン作業や、倉庫での検品、仕分け、ピッキングなどの軽作業バイトは髪色の制限がない場合があります。ただしバイト先によっては、衛生面を考慮して帽子着用の義務があったり、業務によって髪色や身だしなみのルールが異なる場合があります。
コールセンター
お客さんと顔を合わせずに応対するコールセンターも、髪色自由・派手髪OKの募集が比較的多いバイトです。見た目よりもしっかりした受け答えができることや、パソコン操作ができることが重視されるためか、役者やミュージシャン、芸人などを目指すフリーターや、奇抜なファッションをしている人も多く働いています。
その他、アンケートの回答数は少なかったものの、スイーツ店、パン屋、100円ショップ、カラオケ店、映画館、警備などのバイトも髪色自由のバイトの募集が比較的多いようです。
面接時は元の髪色に戻すべき?
アルバイトの採用担当者に、面接での髪色についても聞いたところ、就業中のルールと同じであれば問題ないという回答が大半でした。つまり、派手髪OKのところは、面接も髪色は問い合わない、明るい茶色OKのところは、面接も明るい茶色でOKです。バイト中は落ち着いた茶色だけど、面接時は明るくてもOKというバイト先もありましたが、少ないのが現状です。そのため、髪色のルールは、お店を下見したり、採用担当者に事前に聞くなどするのがおすすめです。
※2023年8月:大学生・短大生・専門学校生のアルバイト採用を1年以内に経験したことのある採用担当者調査/N:1030/調査企画:リクルート/調査協力:マクロミル
更新履歴:
2022年2月9日
2023年10月30日