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2024年07月02日

高校生のバイトと部活の両立、どうやりくりしてる?

高校生のバイトと部活の両立、どうやりくりしてる?
高校生活で、部活とアルバイトをうまく両立する方法はあるのでしょうか。ここでは、現在アルバイトをしている高校生1041人へのアンケートをもとに、高校生活でバイトと部活を両立するコツを紹介します。

バイトする高校生の半数以上は部活と並行

現在アルバイトをしている高校生にアンケートしたところ、半数以上の54.5%の人が部活と並行していると答えていました。実際どのように工夫したのか、コメントを交えながら部活とバイトを両立するコツを紹介します。

 

部活しながらバイトをするコツ

週末のみOKのバイトをする

平日は授業や部活などの学校活動を優先し、バイトは土日だけにするという声が多くありました。1週間の生活のリズムが安定するし、授業と部活、バイトのメリハリもつきそうですね。

「部活は基本的に平日のみだったので、空いている土日をバイトにあてて、時間を有効活用しています」(バスケットボール部/16歳/女性/宮城県)「平日は学校の課題や部活で手一杯で忙しいので、余裕のある週末にバイトをしています」(バスケットボール部/18歳/女性/熊本県)

「校則で平日のアルバイトが禁止だったので、土日だけシフトに入れるようバイト先に希望を出しました」(珠算電卓部/16歳/女性/宮崎県)

 

部活を優先して予定を組む

部活を優先し、空いた時間にシフトを入れる人も多くいました。ほかにも、部活のある日は短時間のシフトにして、部活がない日は長時間のシフトを入れるなど工夫をしているようです。

「部活を最優先しているので、大会前はシフト日数を減らしてもらっています」(チアリーディング部/16歳/女性/埼玉県)バイトはあくまで遊ぶお金を稼ぐためにしているので、部活や学校行事を優先してシフトの希望を出しています」(陸上部/17歳/男性/岐阜県)

「部活動の試合が突発的に入ったりしてしまうことがあるので、それを考慮してくれるバイト先を探しました」(バスケットボール部/17歳/男性/福岡県)

 

早朝や夕方からのシフトに入る

日中は授業や部活を優先し、バイトは学校に行く前の朝や夕方以降にシフトを入れ、上手にやりくりしている人もいました。ただし法律により、18歳未満は22時以降、翌朝5時まではバイトが出来ないので注意してください。

「早朝にバイトをしています。朝に働くと目が覚めるし、お金も稼げるのでメリットが多いと思っています」(茶道部/18歳/女性/静岡県)「部活を頑張りたいし、でもお金も欲しかったので、空いている朝と夕方以降にバイトをしています」(バスケットボール部/16歳/女性/新潟県)

 

短期・単発・派遣バイトにする

短期、単発のアルバイトを土日や長期休みに入れているという声も多く聞かれました。また、派遣に登録して、自分の入りたい日や時間帯を伝えて仕事を紹介してもらうのも、効率よく働くコツかもしれません。

「自分の好きなタイミングで部活が休みの日にピンポイントで働くことができるし、給料がその日のうちに貰えるのも気に入っています」(軽音楽部/17歳/女性/東京都)「部活は試合や予定変更などでオフの日がバラバラだから、空いている日に単発でできるバイトを探しています」(陸上部/18歳/女性/東京都)

「部活に影響がないように、休みの日に単発のバイトをしています。短期や単発のバイトは始めるハードルが低いし、職場の人とも短い付き合いだからこそちょうど良い距離感を保って働けて気持ちが楽です」(調理部/16歳/女性/東京都)

 

テスト前や大会前はシフトを減らす

普段はバイトOKでもテスト前や期間中を禁止にしている学校もあります。その場合は事前にバイト先に説明をして、シフト調整の際に配慮をしてもらうといいでしょう。大会や発表会も予定が分かっている場合には事前に話しておくと、スムーズにシフトを調整してもらえるはずです。

「テスト前や部活の大会前などはそちらを優先したいので、予めバイト先に休みたいことを伝えておきました」(家庭科部/17歳/女性/富山県)「学校の規則で、テスト前や部活の大会前はバイトより学校を優先するようにと言われていたので、バイト先にも伝えて休みにしてもらいました」(書道部/17歳/女性/長野県)

高校生は学業が本分だし、バイトが原因でテストで赤点を取るわけにもいかないので、テスト前1週間とテスト期間中はバイトに入らないにしました」(写真部/18歳/女性/静岡県)

 

週1からOKなどシフト調整しやすいバイトを選ぶ

バイトを選ぶ際、「週1回OK」や「1日2~3時間勤務OK」などの条件で探すという方法もあります。最初からバイト先がOKなら、シフト調整のお願いもしやすく部活との両立もしやすいでしょう。

「週2回でも状況によっては部活に影響してしまうかもしれなかったので、「週1からOK」のバイトに絞って探しました」(茶道部/18歳/女性/兵庫県)「週1回だと部活との両立もラクにできるし、バイトで働いている時間が良い気分転換にもなります」(物理部/17歳/女性/東京都)

 

活動日が少ない部活を選ぶ

入学時点で、バイトと部活を両立したいと思っている人なら、活動日が少ない部活を選ぶという考え方もあるようです。なかには平日にアルバイトをして、土日に部活をするという人もいます。

「運動部だと体力を消耗してバイトをする余裕がなくなるから、活動日数の少ない文化系の部活を選びました」(茶華道部兼放送部/18歳/女性/兵庫県)「私は軽音楽部でしたが、部活は自由な日に参加できることになっていたので、週5でもバイトすることができています」(軽音楽部/18歳/女性/東京都)

 

まとめ

アンケートでは、ほかにも「高校生のバイトメンバーでLINEグループを作り、シフトに入れないときに代わってもらった」「面接で部活をしていることを事前に伝えておく」などの工夫をしているとのコメントもありました。また、チェーン店など大手企業であれば、シフト希望の提出が隔週や毎週のところも多く、部活のスケジュールを確認しながらシフトを入れられます。今回紹介した先輩たちの工夫を参考にして、自分がやりやすい方法で部活との両立を実現してください。

アンケート出典:2024年1月 高校生アルバイト調査/N=1041/調査企画リクルート/調査協力マクロミル

※更新履歴:
2015年04月09日
2023年4月1日
2024年7月2日

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