高校生のバイトと部活の両立、どうやりくりしてる?
高校生活で、部活とアルバイトをうまく両立する方法はあるのでしょうか。ここでは、現在アルバイトをしている高校生1041人へのアンケートをもとに、高校生活でバイトと部活を両立するコツを紹介します。
【目次】
バイトする高校生の半数以上は部活と並行
現在アルバイトをしている高校生にアンケートしたところ、半数以上の54.5%の人が部活と並行していると答えていました。実際どのように工夫したのか、コメントを交えながら部活とバイトを両立するコツを紹介します。
部活しながらバイトをするコツ
週末のみOKのバイトをする
平日は授業や部活などの学校活動を優先し、バイトは土日だけにするという声が多くありました。1週間の生活のリズムが安定するし、授業と部活、バイトのメリハリもつきそうですね。
「校則で平日のアルバイトが禁止だったので、土日だけシフトに入れるようバイト先に希望を出しました」(珠算電卓部/16歳/女性/宮崎県)
部活を優先して予定を組む
部活を優先し、空いた時間にシフトを入れる人も多くいました。ほかにも、部活のある日は短時間のシフトにして、部活がない日は長時間のシフトを入れるなど工夫をしているようです。
「部活動の試合が突発的に入ったりしてしまうことがあるので、それを考慮してくれるバイト先を探しました」(バスケットボール部/17歳/男性/福岡県)
早朝や夕方からのシフトに入る
日中は授業や部活を優先し、バイトは学校に行く前の朝や夕方以降にシフトを入れ、上手にやりくりしている人もいました。ただし法律により、18歳未満は22時以降、翌朝5時まではバイトが出来ないので注意してください。
短期・単発・派遣バイトにする
短期、単発のアルバイトを土日や長期休みに入れているという声も多く聞かれました。また、派遣に登録して、自分の入りたい日や時間帯を伝えて仕事を紹介してもらうのも、効率よく働くコツかもしれません。
「部活に影響がないように、休みの日に単発のバイトをしています。短期や単発のバイトは始めるハードルが低いし、職場の人とも短い付き合いだからこそちょうど良い距離感を保って働けて気持ちが楽です」(調理部/16歳/女性/東京都)
テスト前や大会前はシフトを減らす
普段はバイトOKでもテスト前や期間中を禁止にしている学校もあります。その場合は事前にバイト先に説明をして、シフト調整の際に配慮をしてもらうといいでしょう。大会や発表会も予定が分かっている場合には事前に話しておくと、スムーズにシフトを調整してもらえるはずです。
高校生は学業が本分だし、バイトが原因でテストで赤点を取るわけにもいかないので、テスト前1週間とテスト期間中はバイトに入らないにしました」(写真部/18歳/女性/静岡県)
週1からOKなどシフト調整しやすいバイトを選ぶ
バイトを選ぶ際、「週1回OK」や「1日2~3時間勤務OK」などの条件で探すという方法もあります。最初からバイト先がOKなら、シフト調整のお願いもしやすく部活との両立もしやすいでしょう。
活動日が少ない部活を選ぶ
入学時点で、バイトと部活を両立したいと思っている人なら、活動日が少ない部活を選ぶという考え方もあるようです。なかには平日にアルバイトをして、土日に部活をするという人もいます。
まとめ
アンケートでは、ほかにも「高校生のバイトメンバーでLINEグループを作り、シフトに入れないときに代わってもらった」「面接で部活をしていることを事前に伝えておく」などの工夫をしているとのコメントもありました。また、チェーン店など大手企業であれば、シフト希望の提出が隔週や毎週のところも多く、部活のスケジュールを確認しながらシフトを入れられます。今回紹介した先輩たちの工夫を参考にして、自分がやりやすい方法で部活との両立を実現してください。
※更新履歴:
2015年04月09日
2023年4月1日
2024年7月2日