大学生の副業おすすめ19選。バイト以外でお金を稼ぐ方法
バイト以外の手段でお金を稼ぎたい人は、シフトに縛られず、自分の都合で働きやすい出来高制の仕事を副業とするのも手です。ここでは、シフト制のバイト以外の出来高制の収入を得る方法を「副業」とし、実際の大学生のアンケートにあった出来高制の仕事で多かったものを紹介します。バイト代以外の副収入を期待する学生の方は参考にしてみてください。
大学生も隙間時間を利用して稼ぐ方法はある
アンケートによると、隙間時間でどこでもできるモニター系の仕事や、試験に慣れている学生らしく採点や添削の仕事をする学生が多いです。データ入力やライター・WEBライターなどパソコンを使う作業が上位に来る一方で、自宅でコツコツ稼ぐ内職をしている学生もいます。
・アンケートモニター
・採点・添削
・データ入力
・WEBライター
・内職・シール貼り
教育系で副業
採点・添削
小・中・高校生の模試や通信講座などの答案を採点・添削します。在宅と出社の2パターンがありますが、在宅の場合は出来高制がほとんどで、空いた時間にいつでも仕事ができます。採点者によって採点のバラつきがないように、必要なキーワードや配点などを細かく決めたマニュアルがあるので、経験がなくてもチャレンジしやすいです。
翻訳
語学が堪能なら、外国語の文章や会話(音声)を日本語に翻訳する副業もおすすめです。外国語を日本語にするほか、日本語を外国語にする仕事もあります。翻訳元の内容やテーマ、意図に沿った文章を作成する必要があるので、語学力のほか、国語力や文章を書くスキルも必要です。資格は必須ではありませんが、TOEICやTOEFLなどのスコアの求められることもあります。報酬は1本いくらという出来高制が多いです。
オフィス系で副業
データ入力
送られてきたデータをExcelやWordなどのフォーマットに入力する仕事です。在宅の場合は出来高制が多く、パソコンの入力スピードが上がれば効率よく稼ぐことができます。また、自分のペースで進められることや基本的なパソコンの知識があれば始められることから、未経験でもチャレンジしやすい仕事です。
コールセンター
お客さまから問い合わせや商品受注の電話を受けるインバウンドと、アンケートや営業のためにお客さまに電話をかけるアウトバウンドがあります。どちらもマニュアルが用意されており、学生でも始めやすい仕事です。また、お客さまと電話を通して会話をすることで、正しい敬語やビジネスマナー、臨機応変な対応が身に付きやすい仕事です。
テレフォンアポインター
お客さまに電話をかけて新商品やサービスの説明を行い、訪問や商談のアポイントを取る仕事です。アポイントが取れたら営業担当に引き継ぎます。ほとんどはマニュアルや事前研修があるので未経験の学生でもチャレンジしやすいでしょう。続けるうちにコミュニケーション力や対応力が身に付きやすいです。基本報酬のほかに成果報酬などのインセンティブがあることが多いので、頑張れば高収入も期待できます。
クリエイティブ系で副業
ライター・WEBライター
依頼されたテーマや文字数に沿って文章を書く仕事です。パソコンを持っていて文章を書くのが好きな人ならチャレンジ可能です。テーマによっては対象となる人物にインタビューをしたり、資料を調べたり、実際に店舗などに足を運ぶこともあります。新しいテーマに取り組むことで知識量が増えるといったメリットがあるでしょう。
プログラミング
仕様書に従い、プログラム設計を行います。テストやデバッグ、修正、一部分のみのプログラミングというように、作業範囲が限られるケースもあります。技術や知識が必要ですが、事前研修が受けられる求人や未経験OKの求人もあるので探してみるといいでしょう。案件によりますが、1件いくらという出来高制のものが多いようです。
動画制作・編集
YouTubeなどの動画コンテンツにテロップや効果音、音楽などを入れたり、画像加工などの編集を行います。在宅の場合は動画編集や加工アプリの使用経験が条件になる求人が多いです。作業にはある程度の時間が必要なので、まとまった時間が取れ、集中できる人が向いています。在宅の場合は業務委託で1本いくらという出来高制が多いです。
デザイン・イラスト制作
WEBデザインは画像調整や写真のサイズ変更、誤字チェックやフォーマット入力など、比較的簡単な作業を担当することが多いです。イラスト制作は依頼内容に沿ったイラストを描き、データで納品することが多いです。Photoshopやillustratorなどのソフトが必要な作業が多く、ソフトを持っていることは必須です。
アンケート・調査系で副業
アンケートモニター
アンケートサイトに登録後、依頼されたアンケートに答えることで報酬が得られます。学生対象のアンケートも多く、気軽にトライできます。パソコンやスマホで回答できるので隙間時間に作業ができ、忙しい学生にもおすすめです。
WEBアンケートのほか、商品モニターや座談会形式のアンケートなど内容はさまざまで報酬も案件ごとに異なります。
覆面調査
ミステリーショッパーとも呼ばれ、対象の店舗に客として訪問し、商品や店内の様子、サービスなどをチェックして調査結果を提出します。訪問する店は飲食店のほか、スーパーなどの小売店、金融機関、エステサロンなど幅広く、リサーチ会社に登録することで依頼がきます。ほかにもデリバリーや保険外交員が家を訪問した際の調査、コールセンターに電話をしてオペレーターの対応を調査するなど在宅でできる仕事もあります。
ポイントサイト
広告を視聴したり、クリックすることでポイントが付与されます。アンケートへの回答や資料請求などが必要なものもあります。一つひとつの報酬は多くないので、コツコツ続けることが必要です。サイトによってポイント付与の内容や条件は異なり、ポイントの換金や電子マネー、特定のカードへのポイント変換などもサイトによって異なります。
配達・手渡し系で副業
ポスティング
飲食店や美容院、学習塾や不動産会社などのチラシやクーポンなどをバイクや自転車、徒歩で指定されたエリアのポストに投函する仕事です。時給制と出来高制があり、出来高制はチラシを投函した枚数によって報酬が決まります。働く時間や日数などを自分で決められ、かつ配布エリアに詳しければより効率的に稼ぐこともできます。
サンプリング
新商品やサービスを知ってもらうために、チラシが入ったティッシュ、試供品、フリーペーパーなどを不特定多数の人に配ります。配布場所は駅前や店頭、商業施設などで、決められた枚数を配布すれば帰ってOKという求人もあります。拘束時間は短いものも多く、空き時間を使って効率よく稼ぎたい人にはおすすめです。
フードデリバリー
お客さまが注文したメニューを飲食店から指定された住所にバイクや自転車、徒歩で届ける仕事です。業務委託の場合、自分の空き時間に仕事を受けることができ、完全出来高制となります。注文が多い時間帯や地域で仕事をしたり、一定の件数以上の配達をこなすとインセンティブをもらえることがあるので、頑張っただけ収入を得ることが可能です。
内職で副業
企業から原材料や資材の提供を受けて自宅で商品の制作や加工を行い、納品まで行う仕事もあります。一度覚えれば繰り返し同じ作業を行うので、大学生でも気軽にチャレンジできます。単純作業のため、淡々と作業をすることが好きな人や、根気や集中力がある人が向いています。比較的単価が安いので、稼ぐにはそれなりに数をこなす必要があります。
・シール貼り
・ティッシュの広告詰め
・ガチャガチャの商品詰め
・商品の組み立て など
大学の手伝いで副業
研究室などで教授や准教授のサポートをして報酬を得る副業もあります。理系なら実験や研究の準備や後片付け、文系なら論文の要約や資料集めなどの雑用を頼まれることもあります。大学内での仕事なので移動時間もほとんどなく、専門の研究の助手をしながら報酬を得られるメリットがあります。
・実験の手伝い
・論文の要約
・教授のサポート など
趣味・特技で副業
個人的な趣味や特技を活かした副業もあります。音楽や写真、手芸、料理などの趣味があれば、ハンドメイドの服や小物、スイーツなどを作って専門サイトで販売したり、写真の素材を販売する方法があります。好きなことを仕事にするので、費やす時間も苦にならず、楽しみながら報酬を得ることができます。
・ハンドメイド制作
・写真素材販売
単発バイトで副業
アルバイトではありますが、シフト制ではなく単発バイトで稼ぐ方法もあります。シフト制と比較すると拘束時間は長く、報酬は日給制が多いようです。求人サイトから探す方法と、派遣会社に登録して単発バイトを紹介してもらう方法があります。
・引っ越し
・イベントスタッフ
・販売など
大学生が副業をするメリット
シフト制のアルバイトの他に、”副業”として働くことによるメリットで多い意見を紹介します。
隙間時間に稼げる
成果報酬系の仕事の多くは、時間や場所に縛られにくい特徴があります。在宅の仕事なら、通勤の必要もなく、自宅にいる数時間や、大学の講義が1コマ空いたときなどを利用することができます。1つ1つの仕事にかかる時間が短いものが多いので、スキマ時間に取り組みやすいです。
得意分野を活かすチャンスがある
成果報酬系の仕事には、自分の特技が活かせるものを見つける事ができます。例えば、英語が話せる、プログラミングができる、イラストが描けるなどのスキルがあれば、翻訳やプログラマー、イラストレーターとして収入を得るチャンスがあります。
スキルを磨く過程が将来に役立つ
時給や日給制のアルバイトと異なり、出来高制が一般的なため、少しでも多くの収入を得るには、どうしたらこなす効率を上げられるか、あるいはスキルアップして報酬を上げられるかなどを考えて実行していく必要があります。こうした過程を踏むことは社会に出てからも必要になるため、大学生のうちに経験することはメリットになります。
大学生が副業を選ぶポイント
副業を選ぶ際は、学業への影響や収入で満足できるかなどいくつかポイントがあります。
学業やメインのバイトに影響しないか
副業を始める際は、大学の講義やサークル活動、メインのバイトのシフトに影響がない範囲で行うことを心がけましょう。自由に使える時間の一部を副業にあて、遊びや趣味の時間を確保しておくこともポイントです。
納得いく収入を得られるか
出来高制の副業の場合、1件あたりの報酬が少なくあまり稼げないケースがあります。職種にもよりますが、あらかじめどの程度の収入が得られるかを概算しておくと納得して働くことができるでしょう。
副業をする上で必要な知識・スキルがあるか
副業は、未経験でも始められるものもありますが、ライターやイラストレーター、プログラマーなど専門の知識やスキルが必要になるものもあります。データ入力も、タイピングやWord・Excelの操作ができることが条件になっていることもあります。始めるにあたり、必要な知識・スキルを持っているかも確認しておきましょう。
大学生が副業をする上での注意点
自分の可能性を試せたり、お金を得られる副業ですが、いくつか注意点もあります。
最初はリスクの少ないものから始める
副業をはじめても思っていたほど稼げないというケースは少なくありません。初めて副業にチャレンジする際は、できるだけリスクの少ないものを選ぶのが安全です。避けたいのは、初期費用が多くかかってしまうものや、FXのように投資リスクがあり収支がマイナスになる可能性のあるものなどがあります。仕事内容の説明が曖昧なものも避けましょう。
違法性、危険性はないか確認する
副業を探す際は、求人情報をよく確認しましょう。仕事内容が安全ではなさそうなものや、仕事内容が不明なもの、他の募集と比較して報酬が高すぎるもの、SNS上だけでの求人で募集先の詳細が分からないものなどは違法性や危険性がある可能性があるので避けたほうが賢明です。
収入が多いと確定申告が必要になる
副業による報酬が一定額を超えると確定申告が必要になります。必要となる基準は、所得が副業のみの場合は、諸経費を差し引いた所得が年間48万円を超えている場合になります。アルバイト先の給与が年末調整を受けている場合は、副業の収入から諸経費を引いた所得が年間20万円を超える場合に確定申告が必要になります。
親の扶養から外れる可能性がある
親などの扶養に入っていて、年間の収入が103万円を超えると扶養者の税負担額がアップします。この収入額はアルバイトの給与との合算になるので、親など扶養者に影響が出ないようにしたい人は、年間の収入を103万円以内におさえる必要があります。
※更新履歴:
2023年11月30日
2024年12月10日
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