まかない付き・割引のあるバイトおすすめ13選
せっかくなら「まかない付きがいい」と、バイト探しをする人もいますよね。ここでは実際どんなまかないが食べられるのか、無料?割引?食べられるタイミングは?などバイト先ごとのまかない事情を先輩の体験談とともに紹介します。
まかない・食事補助があるバイトとは? 何が食べられる?
飲食店や宿泊施設で提供する所が多い
まかないや食事補助制度があるのは、主に飲食関係の店舗か、ホテル旅館などの宿泊施設です。全てで提供しているわけではないので、求人情報の記載を確認するか、面接の際に確認してみるといいでしょう。
まかないでは通常メニュー以外のものが出る事もある
まかないは、お店の料理人やスタッフが自ら作ってスタッフに提供する食事です。レストランなどではまかない当番がその日のまかないをまとめて作ったり、シェフが試作中やオリジナルのメニューを作ってくれることもあります。
食事補助は、お店の通常メニューを提供することが一般的です。トッピングや付け合わせが好きに選べるところもあります。
無料の場合と割引の場合がある
まかないや食事補助の自己負担があるかは店舗によりますが、チェーン店は割引、個人経営店は無料が多いようです。有料の場合も食事補助という名目で価格の何割か負担をする場合や、何を食べても一律100円など、店舗によってルールが異なります。有料の場合、レジで打ち込むと給料から天引きされ、その場で支払いをしなくてOKという店舗もあります。
まかないを食べるための条件
まかないを食べるには食事が必要な時間帯にシフトに入っているなどの条件があるところが多いです。例えば「ランチタイムをはさんで〇時間以上勤務した場合」「ランチorディナータイムにシフトに入った場合」「1日8時間以上勤務した場合」「閉店まで勤務した人」などがあります。
まかないが食べられる・食事補助のあるバイト13選
ここからはタウンワークで掲載されてい「まかない食事補助付き」が多かったアルバイトを中心に紹介します。
レストラン
イタリアンにフレンチ、和食、中華、街の洋食屋など、レストランには幅広いジャンルがあり、バイト先によってまかないの内容も異なります。調理スタッフが余った食材を使ってパスタや丼ものを作ってくれたり、まかない担当がスタッフのまかないをまとめて作る場合もあります。テイクアウトでお弁当を販売している店は弁当での支給もあります。料金は1食100円など一律で決まっているほか、個人経営の店や小規模店などは無料なことも多いです。タイミングも休憩時間やランチタイム後、営業終了後などさまざまです。
【体験談】
まかないがとても美味しく仕事が大変でもまかないを楽しみに頑張れていました。また初めて食べるメニューもあり、多くのことを知ることが出来ました(22歳/大学4年生/女性)
賄いが美味しいパスタでとても嬉しかった(19歳/大学1年生/女性)
ファミレス
ハンバーグやパスタなど、通常メニューまたは従業員用メニューの中から好きなものを選び、半額や一部負担で食べることができます。無料の店舗は少なく、どんなシフトでも割引価格で食べられる店舗もあれば、短時間の勤務では食べることが出来ないルールの店舗もあるので確認が必要です。食べる時間はシフトの休憩時間が多いようです。ファミレスでは他に、勤務外でも割引価格で店を利用できるチケットを配布していることもあります。
【体験談】
無料のまかないを頂けたため、お店のメニューをまかないで全制覇出来ました(21歳/大学3年生/男性)
まかないとして美味しいご飯が食べられることや、社員割で家族と一緒に安くご飯が食べられることも、アルバイトをしていて得だと思いました(19歳/大学1年生/女性)
居酒屋
チェーンの居酒屋では、食事補助の一環としてメニューが割引価格で食べられるまかないが付いていることが多く、個人経営店ではオリジナルのまかないが無料のところもあります。たいていはメニューの中から好きなものを選んで食べますが、メニューが豊富なので、余った海鮮を使った丼ものをはじめ、から揚げ丼やチャーハンなどバラエティに富んだまかないが食べられるのが特徴です。アルコールも販売していますが、通常まかないでアルコール類は対象外です。
【体験談】
営業後に店長がおいしいまかないを作ってくれた。それを食べながら他のスタッフとお酒を飲んだ時間が楽しかったです(21歳/大学4年生/女性)
バイト終了後、みんなで食べるまかないの時間が楽しかった。毎回豪華な賄いが用意され、とても美味しかった。人気店だったので夜遅くまでの仕事が続いたが、まかないのおかげで続けることができたと思う(22歳/大学4年生/男性)
カフェ・喫茶店
カフェや喫茶店では、店で出しているトーストやサンドイッチなどの簡単なメニューや、自慢のドリンクなどを半額や割引で食べたり飲んだりできます。時間はシフトに入った日の休憩時間が多いようです。休憩は1日6時間以上勤務の場合などルールがあるので、短時間勤務ではまかないを食べることはできない店もあります。また、店によってはアルバイトでも従業員割引を使えるため、休みの日に友達と店を利用することも可能です。
【体験談】
余ったケーキをまかないとして食べられるので、バイトしていて得だなと思います(22歳/大学4年生/女性)
お店で出しているドリンクを無料で飲むことができたり、メニューをまかないとして食べられました(20歳/大学1年生/女性)
ラーメン屋
ラーメン屋は美味しいラーメンがまかないで食べられることで人気があります。メニューにあるラーメンや餃子、チャーハンなどを無料や一律100円などで食べることができます。「シフトに6時間以上入った人」「ランチタイムにシフトに入った人」などルールがある場合もありますが、店で出すメニューに自分が考えたオリジナルのトッピングをして食べる楽しみもあり、ラーメン好きにはたまらないでしょう。
【体験談】
まかないとして店のラーメンや餃子などのメニューを食べられる。新メニューがあれば先に新メニューを食べることもできました(21歳/大学3年生/女性)
まかないを100円で食べることができました。自分はラーメンが好きなので、バイト終了後は毎回必ずまかないを食べていました(23歳/大学4年生/男性)
ファーストフード
食事補助としてまかない制度があります。ただし、フランチャイズの場合は店舗によってルールがさまざまなので、事前に確認が必要です。チェーン店では店で出しているハンバーガーやポテト、ナゲットなどのメニューが定価の3割引や半額、もしくはハンバーガーを注文するとドリンクは無料といったケースが多いです。まかないを食べるのはシフトに入った日の休憩中が多いようです。
うどん・そば屋
食事補助としてお店のメニューを半額や定価の7割引、「800円までのうどんなら一律120円」などの条件で食べられる店が多いですが、小規模店や個人経営の店は無料のまかないが出るところもあります。チェーンのうどん・そば屋はフランチャイズ展開している場合も多いので、店によってまかないが出る条件や料金も異なります。うどん、そば以外にも天ぷらなどのトッピングも割引をしてくれる店もあります。
【体験談】
好きなメニューのうどん一品に、追加で天ぷらも一品食べさせてくれることが魅力的でした(22歳/大学3年生/男性)
バイトに入るとまかないが無料で食べることができたり、廃棄になるお惣菜などを持ち帰ることができ、食費を浮かすことができた(22歳/大学4年生/男性)
焼肉屋
焼肉屋のバイトもまかない付きが多く、学生に人気です。焼肉のほか、余った肉を使った焼肉丼やビビンバ、冷麺などサイドメニューを食べられる店もあります。ご飯がおかわり自由やドリンクが飲み放題の店もあります。料金は店舗によりますが、シフトが入っている日は半額、一律140円などのまかない以外にも、社員割引が勤務日以外に使え、家族や友達と割引で焼肉を食べに行けるメリットがある店舗もあります。
【体験談】
まかないがついていたので、好きなお肉をたくさん食べることができました(22歳/大学4年生/女性)
店に出す肉で作ったローストビーフ丼や、レアな部位を自分たちで焼いて食べたりと、美味しい上に肉にも詳しくなれたのでお得だったと思う(20歳/大学2年生/女性)
寿司屋・回転寿司
板前さんが直接まかないを作ってくれることが多く、美味しいまかないが食べられる寿司屋・回転寿司。チェーン店は店で出す寿司を3割引や半額程度で食べられるところが多いです。店によってはネタだけでなく、うどんや天ぷらなどのサイドメニューを食べられるところもあります。個人経営の店ではネタを使って丼ものにしてくれたり、ちらし寿司にしてくれたりすることもあるようです。
【体験談】
店で出す寿司やネタを食べることができるので、働くモチベーションになりました(20歳/大学2年生/女性)
ケーキ・スイーツ屋
ケーキ・スイーツ屋では、形が崩れたり、見栄えが悪く店に出せないケーキやクレープなどのスイーツをまかないとして出すケースがあります。また、廃棄予定のケーキを休憩時間に食べることができたり、無料で持ち帰っていいところもあります。大手チェーンのお店は持ち帰りNGというところも多いですが、地元の小さな個人店は廃棄予定のケーキやスイーツを持ち帰りできる店が多いようです。
【体験談】
まかないとして、タピオカドリンクやジェラートクレープなどの商品を食べさせてもらえました(21歳/大学4年生/女性)
余ったクリスマスケーキが食べられて美味しかったです。店長が家族にもお土産としてケーキを持たせてくれました(18歳/高校3年生/女性)
ピザ屋
ピザ屋では、メニューにあるピザをはじめ、サイドメニューのポテトやパスタなどを1食一律100円や定価の半額、または無料で食べることができる店が多いです。店によってまかないはないけれど、オーダーミスで作ってしまったピザやサイドメニューを食べることが出来る場合もあります。そのほか、大手チェーンでは、社員割引で商品を購入することが可能です。
【体験談】
半額でまかないの持ち帰りができて嬉しかったです(21歳/大学4年生/女性)
まかないでピザが無料で食べられました。持ち帰りもできました(16歳/高校2年生/男性)
牛丼屋
シフトに入っている日であれば、定価の半額以下で食べることができる店舗がほとんどです。牛丼、定食をはじめ、ほぼ全メニューを食べることができ、オリジナルのトッピングなども試せるので、全メニューを制覇する、究極のオリジナルメニューを作り上げるなどの楽しみがあります。
ブライダル・ホテル・旅館・リゾートバイト
旅館やリゾートバイトなどの宿泊施設では勤務時間が長いので、基本的にまかないが付いていることが多いです。格安で宿泊客と同じメニューが食べられるところや、一律250円でお弁当の購入ができるなど、制度やルールはさまざまです。リゾートバイトはまかないや宿泊も含めて時給が設定されているところが多いようです。
【体験談】
まかないは結婚式に料理を提供しているシェフが作ってくれるので、美味しい料理をたくさん食べることができました。まかないで人生初のキャビアを食べました(ブライダル/23歳/大学5年生以上/女性)
ホテルの朝食がそのまままかないとして出るので、一人暮らしの自分からするととてもお得に感じました(ホテル/22歳/大学4年生/女性)
まかない付バイトをする上で知っておきたいこと
まかないは持って帰れる?
衛生面を考えて持ち帰りをNGとしている店舗も多いので、持ち帰りたい場合は必ず店長など責任者に相談しましょう。持ち帰り後にそのメニューを食べて具合が悪くなった場合、お店に迷惑がかかることがあるので、勝手に持ち帰るのはNGです。
まかないを断ることはできる?
バイト前に食事をしたり、ダイエット中だったりとまかないを食べられない日もあるでしょう。そんなときはバイトに入った際にまかない担当や調理スタッフに、今日はまかないがいらない旨を伝えましょう。休憩に入るギリギリだと既に調理を始めていたということもあり得るので、バイトに入るタイミングがスムーズです。
まかないを食べる場所・時間は?
まかないが食べられるタイミングは休憩中やランチタイム終了後、営業時間終了後など、バイト先のルールによって異なります。衛生面のことを考えて持ち帰りをNGにしている職場もあります。食べる場所はフロアの空いている席や更衣室、休憩場所などになります。
まとめ
一人暮らしの学生や食費を節約したい人にとって、まかない付きのバイトは嬉しいものです。美味しいまかないは、働くモチベーションにもなります。また、店側としては料理担当がまかないをふるまうことで、スタッフがその店の味を知り、お客さまに詳細な説明ができるようになるというメリットもあります。
飲食店でのバイトを希望している人は、まかないの有無や内容にもこだわってみると、さらに楽しいバイト生活が待っているかもしれません。
2022年3月 大学生アルバイト体験調査/N=2074/株式会社マクロミル
2023年1月 高校生アルバイト調査/N=1019/株式会社マクロミル
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