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2015年07月24日

[子育てママの再就職] 仕事と育児の間で揺れる気持ちを抱えて

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結婚・出産したら仕事はどうする? 働き女子が将来を考えるときに、誰もが一度は思うこの問題。先輩ママたちはどうしたのか、出産後の再就職支援を手がける「ハナマル総合研究所」代表の上田晶美さんに、リアルストーリーを聞きました。

【下の子どもを保育園に預けてフルタイムで再就職】
今回の相談者
青山香苗さん(34歳/仮名)

4年制大学卒業後、情報誌出版会社に就職し、広告営業を担当。29歳で結婚し、31歳で出産のために退職。33歳で第2子を授かる。再就職を決心し、前職の子会社に正社員として入社。内勤で販促サポートなどを担当している。

1人目は産休・育休を取得して出産

青山さんは、3歳と1歳の2人の女の子のママ。31歳で上のお子さんを授かった時 、キャリア志向が高い青山さんにとって、仕事を辞める選択肢はなかったといいます。産休・育休を取得し、職場復帰後は育児時短制度を利用したものの、仕事を持ち帰ることもいとわず、夫が保育園のお迎えを担当する日は残業して、バリバリと仕事と育児を両立されていました。

青山さんの行動で見習うべきは、夫と家事・育児の分担をよく話し合ったこと。正社員のポジションで仕事と育児を両立するには、家族の協力が不可欠です。

2人目を授かり、退職して育児に専念したものの…

そして、上のお子さんが2歳の時に青山さんは2人目を授かります。うれしい妊娠でしたが、上の子はまだ手がかかる年齢。早くから保育園に預けた経験から、下の子は自分で育てたいという思いも募ったといいます。

そして悩んだ末に、出産退職を決心。育児に専念する毎日がスタートしました。私の再就職講座に青山さんが参加したのは、退職して約1年が経ったころのことです。「退職してみて、仕事が好きだと改めて実感しました」というのが相談の第一声。働きたい気持ちが強くなり、正社員で再就職することを希望しての受講でした。

仕事も育児も、後悔や未練を残さない

キャリアのロスは努力で取り戻せても、育児の後悔は取り返しがつかない。これは私の持論ですが、かといって何かに未練を残していると、育児を楽しめなくなります。「仕事をしたい」という強い思いは、それはそれで大事。結果として青山さんは、前職のつながりから子会社に正社員として再就職し、再びバリバリ働く毎日を送っています。

2人の子どもの育児と両立するにあたって、夫の協力はもちろんのこと、いざというときに保育園お迎えを頼めるベビーシッター会社とも契約。今回も、万全の態勢を整えたのは見習うべき点です。前職の子会社といえども甘えは禁物。正社員を希望するなら、仕事に支障のない対策をしなくてはいけません。

ただ青山さんには、「両立に限界を感じたら勇気ある撤退を」と伝えました。私自身も3人目の子どもの出産後は仕事をセーブし、上の子が思春期の時期も仕事量を抑えました。キャリア志向の人は仕事に没頭しがちですが、子どもの状況もちゃんと見て、柔軟な対応を心がけてほしいと思います。

【青山さんのケースに学ぶ3つのポイント】
1.正社員を希望するなら残業できる環境を整える
2.前職の関連会社でも甘えは禁物。プロ意識を持って働く
3.子どもの状況もよく見て。必要なら勇気ある撤退を

キャリアコンサルタント 上田晶美さん■プロフィール
上田晶美
ハナマルキャリア総合研究所 代表
キャリアコンサルタント歴20年のベテラン。10年間の大手流通会社での人事経験と、3児の母として子育てをしながら仕事をしてきたノウハウをもとに、結婚・出産後の再就職を積極的に支援。女性のキャリアについて年間200講演を行う。『ママも今日から働くワ! 主婦の再就職講座』、新刊『働くための話す・聞く』をはじめ著書多数。
http://hanamaru-souken.com/

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※とらばーゆコラムより