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2021年02月05日

「思ってたんと違う」を避けるために。雰囲気のよいアルバイト先の見分け方

バイト 雰囲気 探し方 タウンワーク townworkアルバイトをはじめるとき、職場の雰囲気って気になりますよね。実際に仕事をはじめてから、「なんかぎくしゃくする」「妙に気まずい空気が流れている」「自分だけ浮いている……」という事態は避けたいもの。そこでアルバイトをはじめる前に知っておきたい、アルバイト先の雰囲気を調べる方法や、自分に合うバイト先の雰囲気の見極め方などをご紹介します。

アルバイト先の雰囲気を知るために下見をしよう

バイト 雰囲気 探し方 タウンワーク townworkひと言でアルバイト先の雰囲気といっても、それが人間関係なのか、仕事内容なのか、店の空気感なのか、人によって思い浮かべる内容は異なることでしょう。ただ、雰囲気を知りたいと思ったら、ネットで検索するのもいいですが、実際にショップなどの現地へ行き、下見するのが手っ取り早い方法です。なにしろ「百聞は一見にしかず」、人が見た・聞いた情報ではなく、働いていている人たちの印象やお客さんの様子、混雑具合などを知ることができ、リアルな雰囲気がつかめます。

雰囲気を調べる(1)働いている人を観察

アルバイト先でもっとも気になるのが、人間関係でしょう。先輩や同僚にあたる人はどんな人がいるのか、年代や男女比率、仕事中にどんな会話がなされているのかを観察しましょう。

特に店の空気をつくるのは、バイトリーダーや主任、店長など、キーパーソンの言動です。お店の業種や業態を問わず、どのようなお店でも社員さんや経験の豊富な人が自然とその店の雰囲気を作り出します。そこで、お店を訪れてみて、社員さんや経験豊富そうな人を見つけて、目で追ってみましょう。その人が他のスタッフにどうやって指示を出しているか、雑談や会話の様子がわかれば、いろいろと想像することができます。

また、注文をとるときなどに「このメニューはなんですか?」「今日のおすすめは?」などの、かんたんな質問をし、会話をするとより雰囲気がつかめることでしょう。

雰囲気を調べる(2)来店客を観察

アルバイト先の雰囲気には、お店にくるお客さんも大きく関わってきます。特に飲食店などは、アルコールが入っている前と後とで、自分の想像と雰囲気が異なることも。実際にお店に行ったときは、利用目的や年代、性別、グループか個人か、時間帯による変化などを観察してみましょう。

また、お客さんの滞在時間が長ければゆったりした大人の雰囲気になりますし、短ければ回転率が高く、キビキビと動くことが求められます。客層から働いたときの動きをシミュレートしてみるのもおすすめです。

雰囲気を調べる(3)外観やインテリアを観察

建物の外観や内装、小物・ディスプレイなどは、そのお店の「センス」「個性」がダイレクトに反映されます。特にインテリアやファッション、雑貨などの「かわいい」「おしゃれ」なお店で働きたいと思うのであれば、足を運んで、自分の得意・好きなテイストとアルバイト先のテイストを確認しておきましょう。

また、お客さんとして訪れることができないアルバイト(例えば事務、工場での軽作業など)では、バイト先の建物の外観や周囲の建物、人通りなどから、建物内がどのような環境なのかを観察してみましょう。差し障りのない範囲で、エントランスや従業員出入り口を観察してみると「どんな人達が働いているのか」を見て、雰囲気をさぐってみましょう。

 

アルバイト先の雰囲気、特にココを観察しよう

バイト 雰囲気 探し方 タウンワーク townwork人間関係、来店客、店の外観や内観などのほかにも、店や仕事の雰囲気を左右するポイントはいくつかあります。せっかく時間をかけて店を下見したのであれば、以下の点などにも注目してみてください。

仕事内容を観察してみよう

アルバイトの募集要項にある「接客・販売」「レジ」といっても、お店によってレベル感や内容はさまざま。アルバイトしたいと希望するお店を下見すると、仕事内容が「レジ業務は、ほんとにレジのみに専念するんだな」「この店の接客は、比較的フランクな感じなんだ」とつかめるほか、「マニュアルがきっちりしていそうだな」などとわかります。

仕事内容は、自分の思い描く「いい仕事」「いい雰囲気」に近いか、それともまったく異なるのか、観察してみるとよいでしょう。

ピーク時やミスのときの対応を観察しよう

アルバイトでもトラブルはつきものですが、下見した際に注意して見ておきたいのが、忙しいときやトラブル対応、ミスの対応です。ミス発生後、気まずくなっていたたまれない雰囲気になるのか、「大丈夫よ〜」というフォローが入るのかは、現場にいってみないとわかりません。もちろん、都合よくミスなどは起きないかもしれませんが、オーダーミスやレジが混んできたといった状況は発生するはず。混雑したとき、忙しいときなど、あえて「厳しい状況」時に訪問してみるのも良い手かもしれませんね。

暇なときの対応も見ておけるとベター

忙しいときの雰囲気も知っておきたいですが、反対にゆるい時間帯の空気感も把握しておきたいもの。お店がずっと比較的ゆるいペースで働くのか、それともピーク時間に備えて着々と働くのかのでも、お店の雰囲気はずいぶんと違います。どちらのタイプの店なのか、観察することでわかるはずです。

 

バイトの雰囲気と自分との相性を見極めが大事

バイト 雰囲気 探し方 タウンワーク townworkどんな人にも向き不向き、相性があります。Aさんにとって最高の雰囲気でも、Bさんにとっては肌にあわないということも。自分が求める雰囲気の良さをきちんと整理していきましょう。

理想の「バイトの雰囲気」を書き出してみよう

そもそも、「雰囲気のよいバイト」といっても、思い描いている雰囲気は人によって異なります。まずは自分が思い描く「雰囲気がよい」状態をきちんと言語化するとよいでしょう。「フレンドリーな接客、忙しく同年代仲間と働きたい」だった場合、フランクな居酒屋などがイメージに近いはず。反対に「静かな空間で、好みのあう人と働きたい」のであれば、家具店やカフェなどでしょう。自分の理想を知ることが近道です。

見るポイントとわかることを参考に下見を

「雰囲気がよい」が言語化できたら、次にバイト先に下見にいきましょう。その際、上記で紹介した見るポイント&観察ポイントが参考になるはず。いちばんは、「自分がどうやって働くか」がイメージつかむこと、です。ここでしっかりとマッチさせていれば、バイトをはじめてみて「思ってたんと違う」が防げるはずです。

 

情報はたくさんある。流されずに行動しよう

インターネットには、評判のよいバイト、悪いバイトのうわさや情報が氾濫しています。それぞれが自分の経験に基づくものなので、すべてを鵜呑みにするのはよくありません。あくまでも「ある人の経験」として参考にするのがよいでしょう。

また人間が集まって働く以上、人間関係の相性はどうしてもあります。下見をし、雰囲気を確かめても人との相性があわず、「えっ???」ということもあるでしょう。大切なのは、できることとできないことを分けて考え、できる努力や準備をしたうえで、アクションを起こすこと。アルバイトに入ったあとの雰囲気を気にしすぎるのではなく、ある程度準備をしたうえで行動に移していけば、きっとよい経験を積むことができるでしょう。

※2019年1月30日の記事を更新しました。

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