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2017年07月18日

Room3: 佐伯大地×荒木宏文 インタビュー3/6 【僕らの休憩室】

佐伯大地 荒木宏文 インタビュー 対談 タウンワークマガジン

今話題の俳優二人に、バイト先の休憩室のように楽しくアルバイト経験を語ってもらう「僕らの休憩室」。全6回でお届けしている佐伯大地さんと荒木宏文さんのRoom3も第3回。今回からは、佐伯さんと荒木さんの対談をお送りします。実はそれぞれ引越し屋さんのアルバイト経験があったというお二人。サマになっているお二人の姿にも注目です!

引越しバイトの先輩は、カッコ良く見えた

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−今日の撮影は「引越し屋さん」という佐伯さんからのご希望ですね

佐伯:荒木さんみたいなラグジュアリーな外見の方に引越しバイトの汗まみれになる仕事をやってほしいなと思って(笑)。…でもさっき聞いたら実は引越しバイトされてたんですよね。

荒木:うん、スチール撮ってるときに懐かしいなって。やっぱり、先輩に言われたことを思い出すし。「新しい靴下持ってきて」とか。

佐伯:引越しの日雇いのバイトって、なんか先輩がカッコ良くなかったですか?

荒木:格好よかったね。力仕事とか、滑らないように気をつけなきゃいけない作業に関しては先輩がやるから。

佐伯:なんかね、よく見えますよね。先輩は運転もするし、全部できるんですよ。僕の場合はね、大丈夫大丈夫ってよく言う先輩がいたんです。「大丈夫だよ大丈夫だよ。これ少ない方だよ」って。

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荒木:何件もやらなきゃいけないからね。安心感は大事だね。

佐伯:大体ね、二人で行くときは一人暮らしの人とかが多いんですけど…一人暮らしの女子大生の引っ越しの時はテンション上がりました(笑)。

荒木:女の人はね、優しかった。

佐伯:そうなんですよ。作業始めるときにも、もうお茶を用意してくださったりするんですよ。「ご苦労様です、これ良かったらどうぞ」って先に渡してきてくれて。「あぁ、この人のために頑張ろう…!」っていう、そういうモチベーションを上げるようなことをしてくれる気配りは女性のお客さんの方が多かった気がします。

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荒木さんは、芝居で自分に無いところが出るのがすごい

−体力仕事ですが、お二人とも身体を動かすことはお好きなんですか?

佐伯:そうですね、僕はわりと好きですね。荒木さんも好きですよね?

荒木:俺はあんま好きじゃない。

佐伯:あんなに荒ぶって刀振ってるのに?

荒木:できることなら、あんまり。

佐伯:…嫌なんですね!(笑)鬼のような役やったりするのに?エヴァの暴走状態みたいな…荒木さんもう完全にビーストモードだよね、シンクロ率100超えちゃってるよね、みたいな時があるんだけどなぁ。本当はこんなに物静かで、たぶん争いを好まない、ですよね?

荒木:そうだね。

佐伯:ケンカだとか、誰かを否定してやるみたいなのが一切ないように見えるのに、舞台上ではね、すごい否定しますからね、相手を。暴力で押さえつけるみたいなのよくありますよね。

荒木:「俺が正義だ!」って感じで。

佐伯:そうやって、自分に無いところがバァッっと出るってすごいなと思います。僕は自分が役者として未熟だなぁと思うのは、やっぱり「自分」なんですよいつでも。でも荒木さんは荒木さんじゃないんですよね。

荒木:そうか。

荒木さんがこんなに心静かな方だとは思わなかった

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−お互い、最初の印象はどうでしたか?

佐伯:こんな人じゃないと思ってました。その『瞑るおおかみ黒き鴨』での最初の対談の時、めっちゃ怖かったですからね。ほんとに。ただただ、目が合っただけで「殺すぞ」みたいな。

荒木:どんな役者だよ、それ(笑)。

佐伯:ほんとに!すごかったですもん。外見がもっとロン毛で、すごいでっかいネックレスして、ハイブランドの靴履いて、こんなでっかいサングラスもして「ォィッス」みたいな感じで入ってきて。「こえー!こえー!荒木さんこえーな!」って。

他に青木玄徳さんと鈴木勝吾さんもいて4人での対談だったんですけど、その時は、
青木玄徳さんも怖いと思っていましたし、鈴木勝吾さんは遅れてきたから汗だくで(笑)。この怖い二人と、焦って汗びちょびちょの男に挟まれて…「なんだこの状況!?」と思ってました。

荒木:なんで…(笑)

佐伯:だからもう、びっくりしましたね。こんなに心静かな優しさを持つ方だとは思わなくて、こんなに好きになるとも思わなかったですから。

荒木:一緒のシーンでは立たなかったから、稽古場でもしばらくは話する機会もなかったしね。やっぱり同じシーン作る子たちとばかり色々相談しちゃうもんね。

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佐伯:僕は好き嫌いというか、興味の有り無しがすごくハッキリしているんですけど、やっぱり荒木さんは魅力的な方なんですよ、すごく。座組みの中でもなんかキラキラしていて、でも喋ったこともあんまりないのですごい気になっていて。だから僕の中ではじりじりと近寄っていってました。

でね、荒木さんって何かを飲んでるんですよ。稽古場の袖でなんか温かそうな何かを。

「そのポットで何飲んでるんですか?って」って言ったら、優しく「まずポットじゃなくてタンブラーね」って言われて、そうっすねみたいな(笑)。「俺タンブラーとか使わないんで…あの何飲んでるんですか?」って聞いたら、すごくにこやかに「うん…白湯飲んでる」って。お湯が一番いいんだよね、みたいな。…今でもお湯飲むんですか?

荒木:白湯、2本に増えた。

佐伯:あ、2本に(笑)。夏でも白湯なんですか?

荒木:白湯。上手と下手に。

佐伯:俺のイメージだとこうルイボスティーかなにかをね、オシャレに嗜まれてそうだけど、やっぱお湯でいいんですね。

荒木:お湯でいい。

佐伯:ウチのばあちゃんもすごい白湯飲んでるから。親近感。

荒木:ほっこりするよね。

佐伯:ほっこりしてますもんね。やっぱお湯を飲んでるってことを知ってからは。積極的に近づけるようになりましたしね。この人大丈夫な人だって。殴られないって。

一生懸命な大地のことが、ちょっと心配

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−荒木さんから見て、佐伯さんの第一印象はどうでしたか?

荒木:一生懸命なイメージと、若さ…を感じて。うーん。気にかけてないと危ないかもっていうのでちょっと心配してました。

佐伯:どういう事ですか?

荒木:一生懸命なんですよ。だから乗っかれるんですよね。先輩が言ってることにちゃんと乗っかれるし、乗っかろうとするんだけど、一方の先輩はそう言うけどこっちの先輩はまた違うこと言うみたいな間に挟まれたときに両方乗っかってるし、それも度が過ぎるとなんか…ね。

それで、喧嘩とか先輩に怒られるとかになると、ちょっと不安だなって思ってる。可愛がってるのは分かるけど、そこまで大地に負担かけるのはどうなんだろうなって思いながら。

佐伯:優しい…!

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−事前にご記入いただいた「ふたりの一問一答」の答え合わせをお願いします。

佐伯:せーのっ、はいっ!

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佐伯:オーラっていうのがポイントで、どの業界でもそうだと思いますが、僕は特にこの仕事にはオーラってすごく大事だと思っているんです。荒木さんはオーラがあるんですよ。しかも荒木さんのオーラはものすごく、やわらかいんです。

荒木:大地はやっぱり、人とコミュニケーションを取っている時の笑顔であったり、声のボリュームであったり。アクションひとつをとっても、なんか男らしいですよね。すごく魅力的にインパクトがつくなっていうのがあったので。ここは大地のいいところだと思う。

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−荒木さんは「首倒さなくていいよ」ということですが?

荒木:いやぁ、身長差があるから。で、やっぱ俺を先輩だと思ってくれてるからだと思うんですけど、なんか俺と話すことで首が前に出るとか、猫背になるとなんか申し訳ないなって思うから。やっぱ背高い人って、スラーっと立ってる方が大きくてかっこいいと思うし。

佐伯:いや、これ単純に僕の姿勢が悪いから気を付けようって話ですね(笑)。

荒木:あぁ、そうなのぉ?

佐伯:そうなのぉって(笑)。

荒木:全然もう、圧感じないから大丈夫だよ。そんな。

佐伯:優しいな。…のかな?(笑)ハイ。

僕はまぁ、言葉通りですね。もっと仲良くしてもらえるように人として頑張ります、っていう話です。

荒木:長友光弘さんも言ってた。また3人でご飯行こうって。

佐伯:そうですね。お願いします!

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−3問目は「前から聞いてみたかったことを教えてください」という質問でしたが

佐伯:これは聞きたかったんです、稽古中から。「俳優として大事だと思うこと」を僕にアドバイスして欲しいです。

荒木:じゃあ先に答えようか。「演出家は絶対」。これは僕が役者をする上で大切にしてることで、芝居を作るときに舵取りが何人もいたらうまく進まないと思うから。

「俺がこうしたいんです!」っていう風に勝手にやっただけでは間違いなくいいものは作れない。演出家の意図をくんで、理解してっていうことが、役者としてその作品を作る上でとても大切なことなのかなって俺は思う。

佐伯:いやぁ、偶然なんですけど、最近そういうアドバイスを受けることが多いんです。やっぱりすごいなと思う人はだいたい皆さんそう言いますよね、「演出家に染まるのが俺たちの仕事だ」って。

逆に、考え方が違うからと陰で演出家に文句を言ってしまうような人もいますけど、若くてまだなにもない中で、そんなこと言っていたら絶対伸びないじゃないですか。「言ってもいいんだけど直接言おう?」って思いますよね。

荒木:そこでセッションをすれば、お互いの価値観を理解できると思う。それをやらずに陰で言うってのが一番溝を生むだけだよね。

佐伯:そうですよね。

荒木:俺、もっと違うアドバイスすればよかったね。

佐伯:いやいやいや!とんでもないです!再確認できました。ありがとうございます!

荒木:僕はですね「怖いと思う瞬間はある?」大地はやっぱ生き方がダイナミックに思えるんですよね。あのー、物怖じしないというかやっぱそういう風に見えてたから。大地が怖いなって思う瞬間ってあるのかな?

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佐伯:ありますよ、全然。いわゆる大御所の方と話すのは怖いですし、すごく苦手ですね。自分でも「何でだろう?」と思うんですけど、若い頃に小さい役で出てたドラマでの「迷惑をかけてしまったらどうしよう」っていうのがずっと残ってるんでしょうね、細胞の中に。

荒木:ちょっとトラウマが残ってる?

佐伯:トラウマなのかなやっぱり。一歩動いただけでも怒られたりしていたので、その時の撮影は本当に毎日怖く感じていました。「変な顔してないかな」とか、「余計なことしてないかな」とか。

舞台だとそういうのはあんまりないんですけど、みんなが名前を知ってるような方とお芝居するときは特に物怖じしちゃうので、直さなきゃなってすごい思います。

それかなーやっぱり。あります?逆に怖い瞬間。

荒木:あるはずなんだけど…基本覚えてないな「怖かったー」っていうの。いやでも、常々怖いなって思う瞬間はあるはずなんだけど。

佐伯:え、例えば…すごく変わった役で、その役を初めて自分がやるという時の顔合わせとか、怖くないですか?

荒木:ない。芝居に関しては結構無責任なところもあるから、余計に思わないのかもしれないけど。つまり僕がその、怖いもの知らずで演じてる部分があるからね。きっと。

−稽古中や本番で怖いなと思うことはありますか?

佐伯:怖くはないんですけど、僕、普通の人よりも演出家に怒られる方なんです。でも、怒られるってことは自分のために時間を割いてくれているってことだから、良いことだと思うんですよね。

演技に関して何も言わない人もいて、それはその役者の方が良いから言わないのではなくて、実はもう言っても変わらないと思っているから言わないっていう場合もあるんですよね。そう判断されたらもったいないと思うんです。

荒木:それに、怒られることができる役者って成長スピードが速いよね。こいつ怒りづれぇなっていう子って自分で何とかするしかなくなるんだよ。俺とかそっちでしたね。

佐伯:どちらかというと、怒りづらい役者さんの方が多いですよね。

荒木:俺の場合は怒らせないぐらいの説得力のある表現を持っていかなきゃ自分が満足しないと思っているから。何か言われても、全部反論できるぐらいのものをちゃんと作り上げておきたい。怒りづらい役者…だったと思います。

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一生懸命な佐伯さんと、やわらかいオーラを持つ荒木さん。素敵な関係のお二人は、本当にほっこりとする「白湯の話」で打ち解けたんですね。さて、次回の掲載は7月20日(木)。佐伯さんに、荒木さんのアルバイト時代についてインタビューしていただきます。
7月27日(木)掲載予定の最終回では、お2人からのプレゼントも実施予定。どうぞお楽しみに!

■Profile
佐伯 大地 Daichi Saeki

映画やテレビドラマ、舞台など幅広いフィールドで活躍中。主な出演作は、ミュージカル『刀剣乱舞』、舞台『ALL OUT!! THE STAGE』、映画『少女椿』、テレビ『街活ABC』(NTV系毎週木曜21:54~放送)、SMART USEN“俳優日和”「佐伯大地のわりと元気の出るラジオ!」(毎週金曜正午更新)など。今後の出演作として7月16日より放送予定のテレビドラマ『愛してたって、秘密はある。』(NTV系)井上大吾役、10月7日より公開予定の映画『アヤメくんののんびり肉食日誌』鈴木仁英役などがある。

【佐伯大地OFFICIAL SITE】
https://saeki-daichi.com

【公式twiiter】
https://twitter.com/AND_swgD

■Profile
荒木 宏文 Hirofumi Araki

俳優として活躍する一方でミュージシャンとしても活動中。主な出演作は、映画『20世紀少年-第2章-最後の希望』、ミュージカル『黒執事~地に燃えるリコリス~』、EX『獣拳戦隊ゲキレンジャー』など。今後の出演作として8月には舞台『幽劇』、9月からはOFFICE SHIKA PRODUCE VOL.M『不届者』への出演が控えている。

【荒木宏文OFFICIAL SITE】
http://www.watanabepro.co.jp/mypage/10000022/

【公式ブログ】
https://ameblo.jp/hirofumi-araki-we/

撮影:田形千紘 ヘアメイク:佐茂朱美 取材:恩田貴行、寺本涼馬
協力:運転手付きレンタカートラック『レントラ便』
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