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2016年12月13日

藤川千愛(まねきケチャ)インタビュー「好きなことは探さなくても見つかる」【 アイドルシゴト Vol.14】

藤川千愛(まねきケチャ)毎週火曜日に公開している「アイドルシゴト」。この企画は、アイドルたちが普段考えているシゴトのやりがいやシゴト観についてインタビューする連載です。
今回は原宿系アイドル・まねきケチャの歌姫、藤川千愛さんにお話をうかがいます。

 

演歌歌手の祖父から見よう見まねで歌を学んだ

藤川千愛(まねきケチャ)――アイドルになったキッカケは?

私はずっと歌手を目指していたんですけど、その当時の私はアイドルは口パクってイメージを持っていたから、アイドルにはまったく興味がなかったんです。
けど、古谷さん(まねきケチャプロデューサー)がプロデュースするアイドルは100%生歌でやっていると聞いて。それでやってみようって思って、オーディションをうけました。
やるからには、私が歌で引っ張っていこうって想いで応募しました。

――歌手の夢はいつ頃から持ってた?

3歳の頃からなりたかったです。私の祖父が演歌歌手をやっていて。それで小さいころから歌を教えてもらっていたんです。きちんと教えてもらったというよりは、祖父がカラオケ喫茶を経営していて歌の教室もやっていたんですけど、そこで生徒さんに歌を教えている様子をずっと見ていて勝手に覚えていたという感じです。

――本当に歌が好きなんですね。

大好きです。小さいころは倖田來未さんにすごく憧れてて、西野カナさんも好きなので、ソロアーティストに憧れがあります。男性アーティストの歌も好きでそれを歌った動画をSNSにアップしたりしています。

 

自分の歌や曲が褒められることがモチベーション

藤川千愛(まねきケチャ)――人見知りということですが、ファンの方との触れ合いは?

正直、最初は辛かったです。お客さんはほとんど男性の方だけど、それまで男友達が一人もいなかったから何を話していいか分からないって思ってしまって。でも今はだんだん慣れてきました。

お客さんに対して「人見知りなんです」って言えるようになったら楽になりました。それを分かってくれる人がいたらなんか話しやすいし、今は私から話題を振るようにしています。アイドルをやって一番変わった部分かもしれないですね。

――アイドルをやっていて一番楽しいことは?

やっぱりライブで歌っているときですね。私はリードボーカルとして歌を頑張っているので、まねきケチャは歌がいいとか、曲がいいよねって言われているのを見るとやりがいを感じます。

――ライブパフォーマンスは成長した?

最初はステージに立つだけで緊張してたんですけど、今は曲の良さを伝えるとかそういうことを考えながら表情とかダンスとか気持ちを入れてできるようになりました。
ライブ前は声出しの他にも、シャドーボクシングみたいにパンチをして気合を入れてます。(実際にこぶしを振りながら)自分の体の力を抜くためにいいんですよ!

 

歌手を目指すため、工場で働いていた

藤川千愛(まねきケチャ)――アイドルになる前の生活は?

それまでは正社員として工場で働いていました。そこは高校を卒業してから働き始めて、その後にそこの工場を辞めて別の工場で働いてました。
工場では10時間立ちっぱなしで、ずっと作業する感じでした。タイヤの部品を作る工場だったんですけど、ひとつ3kgはあるような部品に傷がないか、不良品がないかどうか探す作業をしてました。力をたくさん使う仕事だったので、おかげで当時の体重から10キロくらい激痩せしましたね。

――アパレルとかやられているイメージでした。

アパレル店員もやりたいなって思っていたんですけど、工場の方が勤務時間や休みもきちんと決まっているから、工場で働きながら歌手を目指そうと思っていて。あくまでも歌手を目指すためのお仕事でした。

――工場以外の仕事経験は?

高校生のときにコンビニ、あとはホームセンターもやってました。でも接客業よりも工場のほうが自分には合ってましたね。
私は極度の人見知りでなので、人とコミュニケーションをとるのが苦手なんですよ。一人黙々と誰とも喋らず作業するほうが私には向いてました。コンビニとかだといろんなお仕事しなきゃいけなくて、それが大変でしたね。結構ひとつのことに集中したらそれだけになっちゃうタイプなので。

――初めてバイトのお給料をもらったとき何に使った?

コンビニのときが初バイトで、初めてのお給料ではハーゲンダッツを買いました(笑)。
始めてのお給料をもらったときの喜びはすごく大きかったし、バイトを始めてお金の大切さを知りましたね。その意識は今でもずっと続いてます。

 

接触が苦手な時期は落ち込むことも多かった

藤川千愛(まねきケチャ)――これまでの活動の中で辛かった経験は?

さっきも話したんですけど、最初のころは「千愛ちゃんの歌は好きだけど、接触(握手やチェキ会のこと)がダメだから推せない」みたいなことを言われちゃって、それが一番辛かったですね。なんで接触がダメなだけで推せないとか言われるんだろう、私は歌をやりたいだけなのにって。そのときはアイドルって大変だなってすごく思ってました。それが辛かった。

――辛いことを乗り越えたりするときのストレス発散方法は?

一人でカラオケに行きます。あとは好きなアーティストさんのライブとか音楽を聴いたりもしますね。けっこうポジティブな性格なので、悩みとかがあってもおいしいものを食べたり、寝たらすぐ忘れるタイプです。

――アイドルのお仕事をしていくなかで意識していることは?

笑顔でいることを一番大切にしてます。毎日ライブとかがあると疲れも溜まってきちゃうんですけど、疲れた姿は見せずにお客さんにはいつも笑顔で接するようにしてます。SNSにもマイナスなことは書かないように頑張ってます。アイドルは元気! みたいなのが私のイメージとしてあるのかもしれません。

 

自分が心から楽しいと思ってやっていることが本当に好きなこと

藤川千愛(まねきケチャ)――好きなことを見つけるコツは?

私は好きなことは探すものではないと思ってます。楽しいことが好きなこと、自分が心から楽しいと思ってやっていることが好きなこと、生きてるって感じることが好きなことなんじゃないかなって思っているので、「探さなきゃ」って思わなくても見つかるものだと思います。

――今は幼いころからの夢を叶えて歌のお仕事をされていますが、読者の方に向けて応援メッセージをお願いします。

私もこのお仕事をする前はいろいろとお仕事を探している時期がありました。自分の好きなことをお仕事にするのはすごく難しいことかもしれません。だけど「夢は絶対に叶う!」って私は思っているので、諦めないで自分の好きなことを探していったらいいと思います!
まねきケチャとしても紅白出場を目指しているので、国民的アイドルになれるよう頑張っていきたいです。

 

■Profile
藤川千愛
(ふじかわ・ちあい)
1995年6月6日生まれ
Twitter: @fujikawachiai
■まねきケチャ

デビュー半年でメジャーデビューが決定した『まねきケチャ』は、日本一美少女に精通する日本ツインテール協会から誕生した二組目のアイドルユニットです。
2015.08.08のお披露目ライブ以降、開催する単独公演はすべてSOLD OUT、今夏には、ZeppTokyo、中野サンプラザ、代々木公園野外音楽堂と大箱でのライブを3ヶ月連続で開催。日本最大のアイドルフェスTIF2016では、メインステージ争奪ライブに出場、予選から決勝まで観客投票、WEB投票すべて1位の完全優勝を飾る。
週刊プレイボーイでは2016年度に最も活躍が予想されるグループとして欅坂46やNGT48と共に選出される。先ほど発売された2ndシングル『タイムマシン』は1stシングル『きみわずらい』に続き2作連続オリコンランデイリーキング1位を獲得。また、メジャーデビュー前の新人として初めてタワーレコード渋谷のポスターに起用されるなど、注目度急上昇中の五人組です。
2016の冬には恵比寿LIQUIDROOM、梅田QUATTRO、ZeppTokyo、赤坂BLITZにて東阪ツアーを開催。

公式HP:http://www.maneki-kecak.com/
公式Twitter:@maneki_kecak

企画・編集:SADD 取材・文:永山あるみ(@ayutama_xoxo
撮影:曽我美芽(@mimeeeeeeeehttp://sogamime.com

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