坂元葉月(わーすた)バイト体験&インタビュー #書店バイト【アイドルシゴト Vol.30】
「アイドルシゴト」は、アイドルたちが普段考えているシゴトのやりがいやシゴト観についてインタビューする連載です。
春から新たにバイトを始めようとしている方への応援スペシャル。アイドルの貴重なバイト体験風景と体験してみた感想を連続更新でお届けします。
今回もわーすたから、ショートカットと大きい目が特徴的な坂元葉月さんにお話を伺います。
父親の勧めでアイドルに
――アイドルになったキッカケは?
お父さんが勝手にオーディションに応募してて「今度歌うからよろしく」って言われたんです(笑)。ちっちゃいときから歌がビックリするくらい下手で、歌に対して苦手意識を持ってたのでお母さんも心配してたみたいなんですけど、オーディションを受けて声を掛けていただいて、研究生であるiDOL Street ストリート生になることができました。
でもダンスも歌もやったことがなかったので最初は何も分からなかったんですけど、やっていくうちにだんだん楽しくなりました。そう考えるとお父さんに感謝だなって思います。
今までの活動の中で辛いと感じたことは一回もない
――これまでの活動の中で一番達成感があったことは?
結成間もない頃、新人グループが集まって、集客数などで競ってそこで優勝すると定期公演ができるという新人公演があって、そこでわーすたが優勝させてもらったんです。
わーすたとしてみんなで同じ目標に向かっていって、結果を残せたのが初めてだったので、やっとこの5人で頑張った形ができたのがすごく嬉しかったですね。
そこから、メンバーやスタッフさんとライブの演出について話し合って、「もっとこうしたらいいんじゃない?」みたいに言い合うようになったので、それが原点かなって思います。
――逆に今までの活動の中で辛いと感じたことは?
私って今までの活動の中で一回も辛かったことがないんですよ。だから辛くても笑顔でパフォーマンスするっていう経験がないんです。もしこれから先辛いことがあってステージに立たなくちゃいけないことがあったとしてもステージの上は本当に楽しいので、その瞬間だけでも辛いことは忘れられちゃうんじゃないかなって思います。
素敵な空間でお仕事ができて幸せ
――坂元さんには物販班として商品の陳列やブックカバーかけに挑戦していただきました。実際やってみていかがでしたか?
本を棚に並べる作業がすごくやりたかったので、今日それに近いことができてすごく嬉しかったですね。ブックカバーをつける作業は普段本屋さんに行くと店員さんが手際よくやっているのでちょっと難しい折り紙くらいの難しさかなって思ってたんですけど、実際やってみたら細かい部分まで気をつけなくちゃいけないのですごく難しかったです。そういうのは自分でやってみないと難しさとかが分からないですね。
オシャレなお店が好きでプライベートでも、本や雑貨が置いてあるお店に行ったりするんですよ。なのでこんな素敵な空間でお仕事が体験できて幸せでした。
――バイト体験の中で気づいたことは?
お店の方は普段、自分が想像しているよりも難易度の高いことをやっているんだなって感じました。レジをやるときもただバーコードをピッてするだけじゃなくて、客層とかも押さなくちゃいけないんですよ。19~24歳までの客層ボタンがあるけど、25歳の人が来たときにその1歳の違いは分かるのかなっていう疑問はありました(笑)。
あとお客さんとしてお店に行くときは、レジの間やることがないので店員さんの顔をジッと見つめちゃったりするんですけど、それも店員さんにとっては緊張しちゃうことだからやめようって思いました(笑)。
ドラマに出てくるような下町の本屋で働いてみたかった
――やってみたかったバイトは?
本屋さんです。ドラマとかで見るような本屋さんは下町のちょっとあまり知られていないような古本屋さんみたいなところが舞台になってることが多いじゃないですか。そういうところだとオーナーがおじいちゃんみたいなイメージがあって、そういうアットホームな本屋さんで働いてみたいなって思ってました。
あとは本を綺麗に並べるのが好きなんですよ。本屋さんに行っても気になっちゃって、例えば1巻と2巻だけが逆になっているのを見つけちゃったら、誰も見てないかなって思いながらついつい並べ替えちゃったりするんです(笑)。
――実際に働けそうですか?
すごく人見知りなんですよね。でも今日すっごく楽しかったのでまたやってみたいなって思いました!
――今後チャレンジしたい、目標は?
わーすたとしては、ワールドツアーをしたいなってずっと言っているので、いつか叶えたいと思っています。個人の目標としては、芸人さんが大好きなんですけどトークがまだ得意ではないので、もっとトーク力を強化してバラエティとかにも出ていけるようになりたいなって思います。
公式サイト:http://wa-suta.world/
取材協力:
企画・編集:SADD 取材・文:永山あるみ(@ayutama_xoxo)
撮影:曽我美芽(@mimeeeeeeee)http://sogamine.com
※文中の社名・所属等は、取材時または更新時のものです。