藤咲真有香(まねきケチャ)インタビュー #まねきケチャのカフェ【アイドルシゴト Vol.36】
「アイドルシゴト」は、アイドルたちが普段考えているシゴトのやりがいやシゴト観についてインタビューする連載です。
もし、まねきケチャがカフェ店員だったら……というシチュレーションで、各メンバーのインタビューとバイト姿をお届けします。
今回は、まねきケチャの天然系まねきパンダこと藤咲真有香さんです。
一度は断念したアイドルへの道
――アイドルになったキッカケは?
小さいときからミニモニ。が好きで、アイドルになりたくて。栃木出身なので都会に憧れてたんですよね。東京に行くとアイドルの看板とかがたくさんあって、それを見てアイドルになりたいなってずっと思ってました。でも、両親にアイドルになりたいことを言っても反対されてました。
それでもやっぱりアイドルへの夢が諦めきれなくて、両親には黙ってまねきケチャのオーディションにこっそり応募しました。
――実際にアイドルをやってみてどうだった?
アイドルってもっと簡単にできるものだと思ってたんですけど、むしろ逆で、できないことだらけでした。歌もダンスも未経験で、ゼロから始めたのでみんなについていくのがすごく大変でした。
今は最初のころよりは多少マシにはなったけど、まだまだついていけてないですね。動画で自分のダンスを確認してみると体力がないのがすぐに分かってしまうので、もっと体力をつけるために筋トレをするようにしてます。
ステージに出ることが辛くなったこともあったけど意地でも辞めたくなかった
――これまでの活動の中で嬉しかったことは?
自分の誕生日を盛大に祝ってもらえることですね。私のためにファンの人たちが集まってくれて、会場にいる全員がわたし色に染まってくれるのがすごく嬉しくて。これはアイドルをやってないと経験できないことだと思います。
――反対に辛かったことは?
最初の頃、ステージに立った私のことを見たファンの人たちが「(ダンスや歌のクオリティが)一人だけなんか違う」って言い出したんです。ステージに出ると違う自分が出ちゃうんじゃないかって、最初のうちはそれがすごく辛かったですね。
でも、これまで何個もバイトを途中で辞めちゃった経験があるので、アイドルだけは意地でも辞められないなと思いました。
色々バイトをしたけど、一番続いているのはアイドル
――バイト経験は?
一番最初はお蕎麦屋さんでバイトをしました。そこは親戚が経営してるお店だったのでお手伝い程度でしたけどね。そのときは高1で若かったから仕事とというよりも、とにかく稼ぎたいという気持ちだけでバイトに行ってました。
他にもコンビニでバイトをしてたんですけど、その頃、資格の勉強で忙しくて、あまりバイトに行かなくなったらシフトがだんだん減らされていって、フェードアウトさせられちゃったこともあります(笑)。
それ以外だとお寿司屋さんでもバイトしてました。それに比べると、一番続いている仕事はアイドルですね。2年もやってるのすごいなって自分で思います。他は続かなかったので、この仕事が天職かもしれません。
――なぜ他のバイトは続かなかった?
たぶんちょっとズレてるんです。だから普通の仕事が向いてないのかもしれない……(笑)。人とコミュニケーションを取るのは好きなんですけど。
――今後やってみたいバイトはある?
ちょっと難しそうだけどアパレル系とか、あとは映画が好きなので映画館でバイトしてみたいですね。映画は最近の作品も観るけど古いのも観ます。
目標はオリコンウィークリーチャートで3位以内!
――休みの日は何をしてる?
DVDを観たり、洋服を見にお店をまわったりしてます。時間があるなら朝から晩までお店をまわりたいくらいです。
――今後の目標は?
今の全国ツアーを成功させることと、オリコンウィークリーチャートで3位以内に入ることですね。
前回のシングルリリースの時はオリコンシングルチャートの3位以内が目標でした。それはもう連日のようにリリイベに奮闘したのですが結果は6位でした。
もちろん6位も有り難い結果ですが、次のシングルでは今回感じた悔しさを忘れないで3位以内に入れるように諦めたくないと思ってます。そのためにも疲れなどが顔に出やすい欠点を直して、もっとたくさんの方にCDを買いたいなと思ってもらえるような人になりたいですね。
企画・編集:SADD 取材・文:永山あるみ
撮影:曽我美芽(@mimeeeeeeee)http://sogamine.com