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2022年03月18日

未経験でもOK?調理補助の仕事内容、働く場所やシフト、求められるスキルを紹介

調理補助 タウンワークマガジン townwork料理好きなら「調理補助」のパート・アルバイトに興味がある人も多いのではないでしょうか。調理補助の仕事内容や働く場所のほか、未経験や資格がなくても働けるのか、といった気になる点についても紹介します。

調理補助の仕事内容

調理補助とは、調理する人が作業に専念できるよう、調理にまつわるさまざまな作業をサポートする仕事です。具体的には調理器具の準備、食材の在庫管理や仕込み、調味料の計量、完成した料理の盛り付け、食器洗いや調理場の清掃まで多岐にわたります。メインの調理や味付けを行う人は調理師で、調理師として働くには調理師免許が必要ですが、調理補助は資格なしでも働くことができます。そのため「未経験歓迎」という求人も多く、パートやアルバイトではじめやすい仕事です。また、家庭であっても日々、調理していれば、その経験を活かすことができます。

【調理補助の仕事内容】
・調理器具の準備や洗浄、消毒、片付け
・食器の準備
・食材の在庫チェック、仕込み
・食材のカット
・調味料の計測、計量
・調理済み食品の加熱
・かんたんな盛り付け
・使用済み食器洗い
・調理場の清掃、消毒 など

 

調理補助の働く場所とシフト

調理補助の活躍の場は学校や病院、介護施設などざまざまです。働く場所の例を紹介します。

【働く場所】
・学校(給食)
・保育園
・学生食堂や社員食堂、学生寮
・デイサービスなどの介護施設
・病院
・ホテル 
・飲食店
・スーパー、惣菜販売店 など

調理補助として働く場合、勤務先にもよりますが、シフトは週2、3日~、1日4、5時間~の募集が多いようです。ただ、働ける時間帯や曜日は施設により異なります。例えば保育園や学校であれば、基本的に土日祝日は休み、春、夏、冬の長期休暇中も学校に合わせて休みか、もしくはシフトのペースが落ちることになります。また、会社の社員食堂であれば、休みは会社の出勤カレンダーに準じることになります。病院や介護施設、ホテルなどは土日祝日に関係なくシフト制となる職場が多いようです。

そのため、面接時にはシフトに入るのは平日のみなのか、土日祝日も働いてほしいのか、いつであれば休みがとりやすいかなどを確認しておきましょう。

 

未経験でもOK? 調理補助に求められること

パートやアルバイトで募集している調理補助は、社会人経験やブランクなどを問われることはほぼなく、未経験歓迎の求人も多く見かけます。とはいえ、本当に未経験でも大丈夫なのか、未経験であっても調理補助に求められることについて紹介します。

調理の基本的な段取りが理解できている

家庭で日ごろから調理をしていて、必要な仕込みや準備、調理、片付けといった流れや段取りが理解できていれば基本的に問題ありません。もともと料理好きな人であれば、料理の腕が上がったり、レパートリーが増えたりとうれしいメリットもあることでしょう。ただし、食材の名前を知らない、包丁を扱えないなど、調理そのものがまったく「未経験」だと、実際のところ難しいかもしれません。少なくとも食材の種類や仕込みの方法、包丁の取り扱いといった基本的なことはできたほうが安心です。

正確で手際がよい

家庭では「適当な」調理で美味しくできたとしても、調理補助として働く場合、その施設のほとんどで厳密に作業工程や時間配分、食材の分量などが決められています。特に病院や介護施設、学校給食などは、食材、塩分、糖分量などを間違えることができません。そのため調理補助の仕事には正確さが求められます。あわせて、提供する時間が決めているため、時間内に手際よく作業する必要があります。また、大きな施設であればあるほど、作る食事量も数100~1000名分と多くなるため、正確性と手際の良さの両立が求められます。

マルチタスク、コミュニケーション力

調理補助は、複数の作業を同時進行で行うためスタッフ同士の連携が欠かせません。調理師をサポートする仕事ですから、調理師とのコミュニケーションはもちろん、忙しい時には声を掛け合ってフォローし合うといったことも大切になります。淡々と作業するイメージがあるかもしれませんが、調理補助にとってコミュニケーションのスキルは重要です。もちろん、同時進行で作業を進めつつ、コミュニケーションをとりながら働くのは簡単ではありません。ただ、少なくとも「流れを把握する」「コミュニケーションをとる」といった心遣いが大切となります。

 

調理師免許の取得にチャレンジも可能

調理の現場で長期的に活躍したいと考えているなら、調理補助から調理師免許の取得を目指すという選択肢もあります。パートやアルバイトであっても、原則として、週4日以上、1日6時間以上、かつ2年以上、調理業務の経験があれば調理師試験の受験資格が得られます。接客や皿洗いなど調理業務とみなされない業務もあるので、将来的に調理師免許の取得を視野に入れているなら、面接の際にどこまで仕事を任されるか確認しておくといいでしょう。
もちろん調理師を目指さなくとも、料理スキルがアップしたり手際が良くなったりとメリットも多い仕事です。給食や社食、病院食、学食、お惣菜づくりなど、提供する形はさまざまですが、人によろこばれることの多い仕事です。興味があればぜひチャレンジしてみてください。