焼肉屋バイトあるある。きつい?ラク?経験者に直接聞きました+面接対策も!
まかないで肉が食べられる、同世代のバイト仲間ができるなど、学生に人気の焼肉屋バイト。ただ、焼肉屋ならではのキツさやデメリットもありそう。今回は、焼肉屋バイトの実態を知りたい人のために、経験者から聞いた焼肉屋バイトのリアルな「あるある」をご紹介します。
【目次】
キッチンの仕事内容
キッチンの仕事はサラダの盛り付けやドリンク作り、洗い物などの作業が中心です。慣れてきたらサイドメニューの調理などを任されますが、マニュアル化されていることが多いので特に難しくはありません。洗い物は油と焦げとの闘いで、ハンドクリームが欠かせないという声もありました。
<経験者に聞いたキッチンあるある>
・料理を覚えるのが大変
ドリンク、肉、サイドメニューの種類が多いので作り方を覚えることが大変でした(19歳/大学1年生/男性)
・肉の部位に詳しくなる
色や形から肉の部位の判別ができるようになりました。部位によって焼き方を変えたほうがいいことも学べました(22歳/大学4年生/女性)
ホールの仕事内容
ホールの仕事は、座席への案内、注文受け、料理やドリンクの提供、網の交換、テーブルの片づけ、お会計、店内の清掃などです。直接お客さまと接するので、笑顔でハキハキした対応が求められます。たくさんのメニューや肉の部位を覚えなくてはいけないので大変ですが、スタッフ同士連携しながら働くので、自然と他のスタッフと仲良くなることができます。
<焼き肉屋ホールあるある>
・肉を焼く音や換気扇の音に負けないよう声が大きくなる
声が小さいと伝わらないので、「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」などの挨拶と伝票を読み上げるときは常に大きな声を発していました(17歳/高校2年生/女性)
・笑顔や接客のスキルは自然と上がる
お客様に自分の笑顔や明るい接客態度を褒めてもらえることがあり嬉しかったです(15歳/高校1年生/女性)
焼肉屋バイトのキツいところ
焼肉屋のバイトはキツいというイメージを持つ人がいます。実際にバイト中につく匂いや煙に苦労する、休日がとにかく忙しいなどがあるようです。
・基本的に立ちっぱなしで、忙しいときはずっと歩き回ることになるので大変でした(20歳/大学3年生/女性)
・火を扱っているので暑くて汗だくになったり、手が汚れたり、服に焼肉の匂いがつくことがキツかったです(21歳/大学2年生/女性)
・炭が重いので、新しいものに取り替えるときは大変でした(17歳/高校2年生/女性)
・洗い物が大変でした。一番きつかったのは網を洗うことで、肉が焦げ付いているので金たわしでかなり力を入れて擦らないと汚れが落ちませんでした(20歳/大学2年生/男性)
・土日などの忙しい日はひっきりなしに注文が入るため、体力的にきついと感じます。注文量が増えるとミスができないというプレッシャーも増えるので、その点もきついです(22歳/大学4年生/男性)
焼肉屋バイトのラク・嬉しいところ
焼肉屋バイトはキツい面もありますが、一方でラクなことや嬉しいポイントもたくさんあります。このメリットのおかげでバイトをやめられないという人もいます。
・お客様が少ない時間帯は業務量も少なく、お喋りをしていても大丈夫なので肉体的にも精神的にも楽でした(22歳/大学4年生/男性)
・店長が料理上手で、お肉を使った美味しい賄いを作ってくれました。ご飯やサラダ、スープなども食べ放題で嬉しかったです(23歳/大学4年生/女性)
・同じ大学に通っている学生が多いので、共通の話題が多くアットホームな雰囲気で楽しいです。賄いを食べている間やバイトの前後の時間に、積極的にコミュニケーションを取っています(20歳/大学3年生/女性)
面接でのマナー、服装について
面接の5分前には到着していること
面接の予約をしたら、時間の5分~10分前には現地に到着するようにしましょう。面接は店舗ではなく事務所という場合もあるので、きちんと確認した上で現地に向かうこと。担当者の予定もあるので、早く着きすぎるのはNGです。
清潔感のある身だしなみで
焼肉屋は接客が元気なイメージがあるので、服装や髪形は自由と思われがちですが、高級焼肉店などは、派手な髪色は厳禁な場合もあります。茶髪程度ならOKな店舗もありますが、気になるようなら面接前に聞いてみるといいでしょう。また、飲食店なので、服装は清潔感のあるものを選ぶようにしましょう。爪の長さは長いと注意されることがあるので、面接でも気を付けてください。
足元はスニーカーやヒールなしがおすすめです。肉を扱うため店舗によってはどうしても油で床がすべりやすくなっていることもあるので 、滑りにくい靴が無難です。
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バイト面接でよく聞かれる質問・服装マナーなど
焼肉屋バイトの志望動機の例
焼肉屋のバイトで多い志望動機3つを例に書き方、伝え方を紹介します。
接客業がしたいから
「人と接することが大好きなので、ホールの仕事をやってみたいと思っています。〇〇は商店街の中にあり、子どもからお年寄りまで幅広いお客さまが来店するので、さまざまな経験ができると思い、働いてみたいと思いました」。
※なぜ接客をしたいのかはもちろん、なぜそのお店なのかも盛り込めると好印象を与えられます。
家から通いやすいから
「お店が自宅から近く、学校帰りや休日に通いやすいと思い応募しました。こちらのお店は家族で食べに来たことがありますが、スタッフの方が笑顔で接してくれるので、食べているこちらも元気になれるところが好きです。先輩方を見習って、お客さまを元気にできるような接客を学びたいです」
※家から通いやすいのは採用する側からしても大事なポイント。加えてそのお店を志望した理由も盛り込むとベターです。
焼肉が好きだから
「とにかく焼肉が好きで、好きなものに囲まれて働きたいと思いました。このお店はメニューも多く、接客や調理の勉強にもなると思い応募しました。最初はホールで接客を学び、経験を積んでからキッチンの仕事を任されるように頑張りたいです」
※「焼肉が好き」だけでは採用されません。採用されたら、こんな部分を頑張りたいといった意欲を伝えるようにしましょう。
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バイトの履歴書:「志望動機」の書き方例文【学生編】
高校生向け│バイト履歴書に書く志望動機とは(例文付き)
まとめ
焼肉屋のバイトはピークの時間帯は忙しいこともありますが、仲間と助け合いながら楽しく働ける仕事です。高校生や大学生の求人も多く、「せっかくバイトをするなら、同世代のメンバーと楽しく働きたい」という人にはおすすめです。興味を持った人は、ぜひチャレンジしてみてください。
2024年1月 大学生アルバイト調査/N=1575/調査企画リクルート/調査協力マクロミル
2024年1月 高校生アルバイト調査/N=1041/調査企画リクルート/調査協力マクロミル
※更新履歴:
2021年4月5日、2022年6月28日、2023年7月21日、2024年2月19日