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2020年05月20日

スポーツインストラクターとトレーナーの違いとは|仕事、資格、求められるもの

ジム トレーナー インストラクター タウンワーク townworkスポーツジムなどで働くスポーツインストラクターやトレーナー、仕事内容はどう違うのでしょうか。そのほか、資格取得の方法、働く場所、向いている人から面接での志望動機の伝え方まで徹底解説します。

スポーツインストラクター、トレーナーの仕事の違い

どちらも「スポーツをする人をサポートする」職業で、仕事内容は共通する部分も多くありますが、目的や役割に違いがあります。

スポーツインストラクターの仕事

スポーツの特定の分野で、技術指導や運動の指導を行います。スポーツジムやフィットネスクラブで、利用者に器具の使い方を教えたり、エアロビクスや水泳、ヨガやピラティスなどに特化した指導を行います。利用者の目的にあわせて安全に運動ができるように指導するのがスポーツインストラクターです。

スポーツトレーナーの仕事

一方、トレーナーは、より高いパフォーマンスが出せるように相手をサポートするのが仕事です。ダイエットや筋力アップ、特定のスポーツのパフォーマスアップなど、具体的な目標に対し、適切なトレーニング指導から、ケガの予防や応急処置、リハビリなど、運動技術だけでなく体の構造に対する理解が求められます。スポーツジムなどの施設や、スポーツチームなどに所属して選手や利用者のサポートを行います。

 

スポーツインストラクター、トレーナーの資格

インストラクター向けの資格 <認定資格>
・スポーツ指導者基礎資格
・水泳や体操、サッカーなどの競技別指導者資格
・健康運動指導士
・ヨガやピラティス、エアロビクスなどのインストラクター資格 など
トレーナー向けの資格 <認定資格>
・アスレティックトレーナー
・認定アスレチック・トレーナー(JATAC-ATC)
・認定トレーニング指導者資格(JATI-ATI)
・NSCA認定パーソナルトレーナー など
<国家資格>
・柔道整復師
・栄養士
・按摩マッサージ師
・鍼灸師
・理学療法士 など

 

スポーツインストラクターの資格

必須の資格はありませんが、民間の資格を取得して専門的な知識を高めているインストラクターも多くいます。認定資格では、日本スポーツ協会認定の「スポーツ指導者基礎資格」や、水泳や体操などの競技別指導者資格、健康・体力づくり事業財団が運営する「健康運動指導士」などがあります。また、ヨガやピラティス、エアロビクスインストラクターなど、専門的な資格を取ることでスキルを高め、活躍の幅を広げることもできます。そのほかにも、トータル的な知識を得られるトレーナー向けの認定資格を合わせて取得する人も多くいます。

スポーツトレーナーの資格

インストラクター同様、必須の資格はありません。しかし、体づくりやトレーニング理論などの専門的な知識を要する仕事のため民間資格を取得する人が多くいます。日本スポーツ協会の「アスレティックトレーナー」、ジャパン・アスレチック・トレーナーズ協会の「認定アスレチック・トレーナー(JATAC-ATC)」日本トレーニング指導者協会の「JATI認定トレーニング指導者資格(JATI-ATI)」、米国NCCA承認の「NSCA認定パーソナルトレーナー」などを取得すると専門知識を生かした働き方ができるでしょう。また、ケガの予防や応急処置、リハビリなど医学やスポーツ科学に関する知識があれば、指導の幅が広がります。国家資格の「柔道整復師」や「理学療法士」、「あん摩マッサージ指圧師」「鍼灸師」、食事メニューも提案できる「栄養士」などを持つトレーナーも多くいます。

パーソナルトレーナーに資格は必要か

マンツーマンで指導するパーソナルトレーナーは、依頼者の目標達成のためにより高いパフォーマンスが求められます。パーソナルトレーナーになる必須資格はありませんが、お客様から指名され続けるには資格を持つことが有利に働きやすいです。ジムに所属する場合は、資格保有することで待遇が優遇されたり、場所によっては特定の資格や研修の受講を求められることもあります。

 

スポーツインストラクターになるには

スポーツ・健康系の大学や短期大学、専門学校を卒業後、スポーツジムや、フィットネスクラブに就職すると、スポーツインストラクターとして働けるようになります。また、高校を卒業後にスポーツジムやフィットネスクラブでアルバイトをしながら知識をつけて、ゆくゆくはインストラクターになるという手段もあります。

高校

大学・短期大学・専門学校など
(資格取得)

フィットネスクラブ・スポーツジムなどに
就職

スポーツインストラクター

 

スポーツトレーナー

身体の動きや機能、運動学、スポーツ医学など専門の知識が必要となるため、体育系の大学や短期大学、スポーツトレーナーの養成を目的にした専門学校などで学ぶのが近道と言えるでしょう。学校では柔道整復師や理学療法士、あん摩マッサージ指圧師、鍼灸師などの医療系国家資格やスポーツトレーナーに関する民間資格が取得できるカリキュラムがある学校もあるため、就職の際に有利になる場合も多いでしょう。最近では在学中にインターンシップや学生トレーナーとして早いうちから現場経験を踏むこともあります。卒業後はフィットネスクラブやスポーツジムに就職するのが一般的。ここでキャリアを積み、人脈をつなげてスポーツチームやプロのアスリートと契約するという道も。医療系国家資格を取得したなら整体院や治療院で活躍することもできます。

高校

大学・短期大学・専門学校など
(資格取得)

フィットネスクラブ・スポーツジム・
整体院・治療院・鍼灸院などに
就職

スポーツトレーナー

 

インストラクター、トレーナーの活躍の場

インストラクター、トレーナーともに主な活躍の場はスポーツジムやフィットネスクラブなどです。ジムにも一般的な利用者向けのものから、ダイエット専門、筋トレ、加圧、美ボディ作り、指名制がある、パーソナル重視など様々な特徴があるので、自分の興味のあるところを探すと良いでしょう。
インストラクターは、ヨガや水泳、ダンスなど専門知識を生かした施設、子ども向けの体操教室、介護施設などで運動指導する働き方もあります。
トレーナーの中には、プロスポーツチームや実業団、大学のスポーツクラブに所属したり、フリーランスで個人契約をする人もいます。また、医療系の国家資格を取得し、病院や介護施設、整体院、鍼灸院などで働く人もいます。

 

履歴書や面接で伝える志望動機例文

それぞれ、なぜスポーツインストラクター、トレーナーになりたいと思ったかを簡潔に伝えます。スポーツが好きだけではなく、これまでのスポーツ経験をふまえて、インストラクター、トレーナーを目指す具体的なきっかけもプラスしましょう。スポーツジムやフィットネスクラブなどであれば、数あるスポーツ施設の中で「なぜ、ここで働きたいのか」を書くことも重要です。経営方針や特徴などをしっかり調べ、方針に沿った興味や関心があることを述べれば、面接担当者の印象に残りやすいはずです。

<文例>
「子どもの頃に、小学校の体育の先生から運動の楽しさを教えてもらったことで、体を動かすことが好きになり体も丈夫になりました。この経験から、多くの人に運動の大切さを知ってほしいとスポーツインストラクターを目指しました。貴社のジムでは、利用者の日常生活を丁寧に聞き取りし、運動と健康との関係性を考えたうえでトレーニングメニューを提案するというプログラムがあると知り、こちらで働きたいと思いました。ひとりでも多くの利用者が体も心も健康になれるような提案ができるようになりたいと思っています」

 

履歴書や面接で伝える自己PR例文

取得資格は大きなアピールポイントになります。履歴書に書くときは資格名を羅列するのではなく、その資格を使ってどんな働き方をしたいか、採用側にとってどんなメリットがあるかを伝えます。また、志望動機ウヤ自己PRにスポーツ経験を書く場合、結果や成績より、スポーツを通して、自分が何を考え、その考えをどう仕事に活かしたいかを書くと良いでしょう。インストラクターやトレーナーはあくまで裏方であるため、自分が前へ出るよりも、スポーツで人を支えたい思いを伝えます。

<文例>
「学生時代はチアリーディング部に所属し、部長としてメンバーの運動能力やメンタル面をサポートすることにやりがいを感じ、運動する側からトレーナー側を目指しました。専門学校では、柔道整復師の資格を取得し、卒業後、◯◯◯スポーツジムで2年勤務しています。昨年、アスレティックトレーナーの資格も取得しました。こちらのジムは、利用者の年齢層が広く、より1人1人の体調や運動能力に寄り添えるトレーナーを目指したいと考え、志望しました」

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