スマートフォン用サイトを表示

アルバイトや転職に役立つ情報が満載!最新のお仕事ニュースなら【タウンワークマガジン】

2016年10月12日

廣瀬大介インタビュー2 ~バトンでつなぐ「明日のつくり方」~

廣瀬大介 インタビュー

3回に渡ってご紹介している廣瀬さんのインタビュー。2回目の今回は高校生の頃のアルバイトについて。現代の若者にモノ申す廣瀬さん、必見です!

ヘルプで他店に行くと、ちょっと浮いていた

―高校生の時からアルバイトをされていたんですね。

高校生の頃は、お小遣いが欲しかったし、周りもバイトし始めたりしたこともあって、焼肉店でホールのアルバイトをしていました。

それこそタウンワークで(笑)近所のバイト先を探しましたよ。最初は兄が同じ焼肉店の他店舗で働いていたから、という特に深い理由ではなかったですが、2年くらい働くうちに中央線内の系列店の中で一番優秀なホールスタッフとして選ばれたりもしました。

中央線沿線って、焼肉店すごく多いんですよ。だからその中で選ばれたことはかなり名誉なこと(笑)。まだ高校生だったからホールリーダーにはなれなかったけど、賞をもらえたことはうれしかったです。

廣瀬大介 インタビュー
ホールの接客っていろんな形があって、いろんな正解があると思うんです。スピード重視なのか、お客様への丁寧さなのか。もちろん両方実現できるのが理想ですけど、僕の場合はお客さん重視!

たとえば近くのお客様が困っていても、「今お伺いします」って声をかけておいて一度スルーしちゃうことが多いんですが、そこもちゃんと立ち止まって、膝をついてお伺いする、みたいな。

焼肉店って回転が早いので、普通はお客さん一人ひとりに時間をかけるよりもお店をまわすスピードが大切なんです。だから僕は接客が丁寧すぎるって言われていました。ヘルプで他店に行くとちょっと他のスタッフから浮いていたくらいです(笑)。

でも「今日はいるかなと思って来たよ」って言ってくれるお客様もいたりしてうれしかったですね。年配の方から若いカップルまでいろんな人が顔を覚えてくれるんです。焼肉店でリピーターってすごくないですか?(笑)そのうちクレーム対応で呼び出されるスタッフになったりもしました。でもその役目を高校生に任せていいのかっていう疑問はありますけど(笑)

もちろんいいことばかりじゃなくて、心残りもありますよ。それはキッチンに入れなかったこと。

キッチンは盛りつけ一つとっても、どれだけ早くお肉を皿に盛れるかというスピードが命なんです。僕は真面目すぎたのか、多く盛りすぎたらお店の利益が減っちゃうし、かといって少なすぎたらクレームになっちゃうし…って(笑)すごく考えすぎちゃうせいでうまくいかなかった。「邪魔だ」って追い出されちゃったんです(笑)。
 

厳しいけれど、憧れられる存在

廣瀬大介 インタビュー
―そのお仕事にそこまで全力になれた理由はなんでしょう?

店長がそういう方だったんです。当時は店長もまだ若かったと思いますが、まだまだ子どもの自分からすればすごくカッコいい大人だった。

いつも必ず笑顔で丁寧。しっかり頭を下げてお辞儀して、帰り際にも頭を下げてお見送りしてって。相手が年下でも同じです。とにかく徹底していてすごいなって。そういう店長の姿を見ていて、自然とそれが当たり前だと思うようになりました。

今思い出しても、店長はいい顔してましたよ。やっぱり人柄ってあるんじゃないですかね。やる気があって熱量の度合いがすごい人でした。新店のオープニングの時も、疲労がたまって身体は辛いはずなのに、仕込みの方法は自分しかわからないからって、休まず一人キッチンに入って仕切っていましたし。

厳しいし、怒れば恐いけれども、こっちが憧れられる存在でもある。ちゃんと下のスタッフに愛情を持って接して、かわいがってくれる。そういう姿に惹かれました。

実はその焼肉店は一度途中で辞めてるんです。理由はその店長が異動になったから。お世話になった店長がいないなら僕もって言って辞めたんですが、その店長が「一緒にやらないか」って異動先の店舗に誘ってくれたんです。それで引き戻されました(笑)。それくらい、影響を受けた人でした。

廣瀬大介 タウンワークマガジン インタビュー
尊敬できる店長との出会いが、接客への情熱につながっていったんですね。次回は廣瀬さんのこれからについて。独自の視点で語っていただきます!

■Profile
廣瀬大介
Daisuke Hirose

1991年6月3日、東京都生まれ。2010年gunjiPRODUCE Vol.98『ミュージカル~LOVE~真夏の夜の夢』で俳優デビュー。以降、舞台作品を中心に活動中。主な出演作品はミュージカル『薄桜鬼』シリーズ、ミュージカル『ヘタリア』~Singin’ in the World~、『大正浪漫探偵譚~君影草の設計書~』、『刀剣乱舞』虚伝燃ゆる本能寺など。

公式ブログ:http://ameblo.jp/daisukehirose

撮影:田形千紘

※撮影地:焼肉トラジ 国際フォーラム横店 http://www.ebisu-toraji.com/shop/tokyo/ginza/tkf/

▼関連記事▼

廣瀬大介廣瀬大介インタビュー1 ~バトンでつなぐ「明日のつくり方」~

今話題の人物にアルバイト経験をリレー形式で語ってもらう『バトンでつなぐ「明日のつくり方」』。3人目は、オンラインゲームが原作で話題となった舞台『刀剣乱舞』にも出演された俳優、廣瀬大介さんのインタビュー。3回に渡ってご紹介します!

廣瀬大介 インタビュー タウンワークマガジン廣瀬大介インタビュー3 ~バトンでつなぐ「明日のつくり方」~

最終回では、廣瀬さんが役者のお仕事を通して、どんなことに興味を持つようになったかを語っていただきます。次にバトンを受け取るゲストの発表もお楽しみに!

北村諒 廣瀬大介 染谷俊之 タウンワークマガジン北村諒・染谷俊之・廣瀬大介 座談会〜バトンでつなぐ「明日のつくり方」〜SPECIAL 1

たくさんのゲストに貴重なアルバイト経験を語っていただいた『バトンでつなぐ「明日のつくり方」』。記念すべき第15回は、記事をよくチェックしてくれていたという北村諒さん、染谷俊之さん、廣瀬大介さんの3人を迎え、座談会でお届けします!全3回の配信のうち1回目の今回は、これまでのゲストを振り返りつつ、最もバイト衣装の似合っていた方を大賞に選出していただきます!次回からも特別企画が盛りだくさん。是非お見逃しなく!

北村諒 廣瀬大介 染谷俊之 タウンワークマガジン北村諒・染谷俊之・廣瀬大介 座談会〜バトンでつなぐ「明日のつくり方」〜SPECIAL 2

3回に渡ってお届けしている『バトンでつなぐ「明日のつくり方」』スペシャル企画。2回目の今回は、読者の皆さんに投稿いただいた下記「#バイトの悩みあるある」ツイートに3人が回答します!どなたのツイートが読まれるか…ドキドキです!

北村諒 廣瀬大介 染谷俊之 タウンワークマガジン北村諒・染谷俊之・廣瀬大介 座談会〜バトンでつなぐ「明日のつくり方」〜SPECIAL 3

3回に渡ってお届けしてきた『バトンでつなぐ「明日のつくり方」』スペシャル企画。最終回は3人が「やってみたかったバイト」の衣装で登場!お一人ずつ、じっくり語っていただきますよ!

▼その他のインタビューはこちら▼

バトンでつなぐ「明日のつくり方」バナー

早速バイトを探してみよう