さりげないおもてなしに感動! 嬉しかった店員さんの接客を集めてみた【3月24日はホスピタリティの日】
本日3月24日は「ホスピタリティの日」です。
思いやり、もてなしといった意味のホスピタリティの精神を広めるために、3月24日を記念日として日本ホスピタリティ推進協会(旧・日本ホスピタリティ協会)が制定しました。
「ホスピタリティ」というと、主に接客・接遇の場面で言われる言葉で、一般的には「おもてなし」と訳される言葉。今回はこれまでに店員さんから受けた接客で「嬉しかったもの・感動したもの」を集めてみました。
その1.飲食店の帰り際…
その日はすごく寒い日で、その接客がマニュアルにあるものだとしてもその心使いはすごく嬉しいものでした。
こちらは筆者の実体験によるエピソード。こちらの店員さん、注文した料理についても一つ一つ丁寧に紹介してくれて気持ちの良い接客だなと思っていたのですが帰り際にいただいた携帯用カイロのあたたかかったこと。素敵な接客に、「また絶対に行こう」という気持ちになりました。
その2.居酒屋で焼き鳥を…
お店は忙しいはずなのに、お客さんのことを考えて接客している感じが伝わってきました。
例えば焼き鳥の盛り合わせなど、うまく人数とわけられない数で提供されることってありますよね。
メニュー写真を見て、「人数分あればいいんだけど仕方ないな」と思いつつ注文するものですが、そんな時に人数分で割り切れるように増やしてくれるなどの配慮をしてくれたり、分けにくいものを美しい盛り付けで最初から分けで出してくれた時の感動といったら。
その3.カフェでストローを…
話に夢中になっていて、飲み物にすぐ口をつけなかったこともあり、その心使いが嬉しかったです。
この話を聞くまで、ストローを使用する飲み物の提供はストローを添えてもらう、ストローを差した状態で提供してもらう、の二つの方法だけだと思っていました。ストローの包装を一部残しての提供、店員さんの工夫を感じます!
その4.雑貨店でテープを…
すごく細かい小さな心使いだけど、その手間が嬉しく感じました。
お買い物の楽しさは、商品を選んでいる時、そして開封する瞬間ではないでしょうか。
開封する際に破れたり、綺麗に開けられなかったら少しがっかりしてしまいます。なのでテープの端を折ってくれるなどの開けやすい工夫をしてくれるような心使いは嬉しいものです。
その5.コンビニでおつりを…
返す小銭が少なくなるように、こちらのお財布のことを考えてお声がけしてくれたこと。
小銭って使うように意識していないと、気が付いたら財布がパンパンになっていますね。
筆者は店員さんを待たせるのが苦手なのですが、そうした一言のおかげで小銭をゆっくり探すことができるので、店員さんのそうした声がけはそういう面でもありがたいです。
その6.パン屋でチョコドーナッツを…
お客さんがどんな状況で食べるのかというところまで考えてくれた上での対応だと思うので、その配慮が嬉しかったです。(マニュアルにはなさそうでした。)
店員さんの、お客さんの気持ちを考えての行動だということが伝わってくる接客です。
食べ物を食べている時ってただ単に食べているだけではなく、視覚的にも、そして接客を通して真心もいただいているような気がしています。
まとめ
すごくきめ細やかな、ある意味「日本人らしい」接客ばかりでした。朝からすてきな接客を受けたりすると、その日一日ハッピーな気分で過ごせます。日本ではだいたいのお店で、笑顔で「いらっしゃいませ」と声かけてくれるのですが、これって当たり前のようですごいことだなと思います。
接客のアルバイトをしている人は、自分なりの気遣いをプラスして自分の接客のファンを増やしてみてくださいね。
取材・文・イラスト:井口エリ
※文中の社名・所属等は、取材時または更新時のものです。