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2019年02月19日

まるりとりゅうがインタビュー『“音楽は楽しいもの”だという気持ちは忘れずに向き合っていきたい』

まるりとりゅうが ryuga maruri Instagram インスタグラム アーティスト デュオ SNS インタビュー タウンワークマガジン
抜群の歌唱力とバラエティ性のあるキャラクターでInstagram、Twitter等のSNSで爆発的な人気を誇る男女ボーカルユニット“まるりとりゅうが”。動画配信をしながら深夜にカラオケ店でバイトをしていたRyugaさんと、飲食店などでバイトをして夢を追っていたMaRuRiさんに、バイト時代のお話や、ユニットで活動するうえで大切にしていることを聞いたほか、2月20日に発売するMini Abum『はじめまして。』制作エピソードも伺いました。

男女ユニットならではのハモリを聴いてほしいし、歌詞がみんなの活力になったら嬉しい

――1st Mini Album『はじめまして。』は、男子目線の曲あり、女子目線の曲ありと多彩ですね。

Ryuga:リード曲の「幸せになって」は女性の失恋ソングになっていて、「気まぐれな時雨」は男性の失恋ソング。「好きなのに」は、僕が初めて作った曲なんですけど、これは男女どちらの思いとも重なる“好きな気持ちを伝えられない”という葛藤を描いていて、聴いている人の背中を押せる歌になっていると思います。

――「時が止まればいいのに」も男女の思いがあふれていますね。

Ryuga:この曲は、遠距離恋愛の曲で、MaRuRiが福岡出身ということで、MaRuRiのパートに博多弁を入れてみました。遠距離恋愛なんですけど、ポジティブな気持ちになれる曲だと思います。

MaRuRi:歌詞が上がってきた時に、きっと博多弁がちょっと変な感じになっているだろうから直してやろうと思っていたんですけど、完璧だったので驚きました(笑)。この曲もそうですし、「幸せになって」もホントに感情移入ができる曲なんです。「幸せになって」は、初めて聴いた時にめっちゃ泣いてしまって。自分にそういう経験があったわけでもないのに、自然と入り込んでしまう……。女の子にはすごく伝わる曲だなと思ったので、その気持ちを代弁できるように歌いたいと思ってレコーディングしました。

――Ryugaさんは、女性目線の歌詞をどう考えていくんでしょうか?

Ryuga:僕、中学くらいから女子の友だちが多くて、気づいたら自然と女子会にも参加しているタイプだったんです(笑)。そういう環境の中で相談を受けることもあったので、女子の思いも分かる、もちろん男子とも仲が良かったので、両方の思いを客観的に見られるようになったんだと思います。

――そして、「翼」は応援ソングになっていて、さわやかな1曲ですね。

MaRuRi:個人的には一番まるりとりゅうがらしさが詰まっている曲だと思います。聴いている人を応援しながらも、自分たち自身を応援している曲。この曲をランニング中とかに聴くとめっちゃ走れます(笑)。いつも笑顔で歌える曲ですね。
Ryuga:初期からずっと歌い続けている曲なので、応援してくれる方たちにも、思い入れを持ってもらえている曲だと思います。“届けこのメロディ翼に変われ”っていう歌詞があるんですけど、僕たちのハーモニーがみんなの活力になってほしいという思いを込めました。

――この1枚をどんなふうに聴いてほしいですか?

Ryuga:全曲テーマが違うので、それぞれの曲を聴いて、自分に当てはまる曲だったり、好きな曲を見つけてもらえたら嬉しいです。メロディはもちろん、歌詞にもすごくこだわりました。男女ユニットだからこそ生まれる僕たち特有の、高音のハモリにも注目してもらえたらと思います。

カラオケ店のバイトを辞める時に宣言したことが実現!

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――では、ここからはお二人の仕事に対する思いを伺いたいと思います。まず、この世界に入る前のアルバイト経験は?

Ryuga:僕は大学の時、友だちからすすめられてカラオケ店でバイトをしました。ただ、日中は学校で、夕方からは音楽の活動、あと当時から動画配信もしていたので、配信のゴールデンタイムといわれる夜9時から11時ぐらいを外すと、その後の深夜時間しかないので夜勤で入るようになりました。レシピを見ながら料理を作ったり、お酒を作ったり、すべてが初めての経験だったので戸惑うことは多かったですね。お客さんが帰った後、片付けに入ると、モニターにアーティストの方のインタビューが流れているじゃないですか。あれを見ながら、“将来、こういうのに出られるようになりたいな”と思っていました。だから、バイトを辞める時は、店長に「有名になって、カラオケのインタビュー映像に出るようになったら、挨拶に来ます!」って言い切ったんですけど、実は先ほど、それに一歩近づく出来事があって……。

――先ほど?

Ryuga:この取材の前に、カラオケ店で流れる映像のコメント撮りがあって、それが3月から流れる予定なんです! “こうなりたい”っていう思いを言葉にするのは大切だなと思いました。

人と話すことが好きだから、接客業は自分に合ってた

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――MaRuRiさんは、アルバイトの思い出は?

MaRuRi:歌手になりたくて18歳の時に福岡から東京に出てきたんですけど、最初にアルバイトをしたのは、串カツ屋さんでした。人気店だったので、忙しかったんですけど、お客さんとコミュニケーションをとりながらの仕事は楽しかったです。

――接客のお仕事が合ってた?

MaRuRi:そうですね。その当時は、今よりもっと積極的で、初めて会ったお客さんにも普通に話しかけていました。忙しくてテンパっている時に、優しい声をかけてくれる方がいるとすごく救われましたね。

Ryuga:人と話すが好きで、バスガイドになりたかったんだよね?

MaRuRi:そうなんです。話すことも歌うことも好きなので。他にもエステのバイトとか、色々と経験したんですけど、気が付いたらアルバイトで忙しくなってしまって歌のことを何も出来てない時期があったんです。どうしようと悩んでいた時に、今回のアルバムにも収録されている「好きなのに」という曲をRyugaくんのSNSで聴いて。お互いにフォローはしていたので、「いい曲ですね」ってメッセージ送ったら、それがキッカケで、ユニットを組むようになりました。そこから徐々に歌う機会も増えていったんです。

Ryuga:この曲は、僕が初めて作った曲でもあって。それまでは、何かとやらない理由をつけて曲作りから逃げていたというか。初の曲で、MaRuRiも含めて認めてくれる人がいたというのは自分にとっても大きな出来事でした。

――どこでどんな出会いがあるかわかりませんね。ちなみに、Ryugaさんは接客業は好きでしたか?

Ryuga:基本は、ひとりでいるのが好きなんですけど、でも人と話す時に、年齢に関係なく対応することは得意なので、カラオケ店の時もリピーターになってくれるお客さんはいました。おしぼりを渡すときも、一言添えるだけで印象が違うと思うので、そういうのは意識してやっていました。だから、お店に入ってきて、「また来たよ!」って言われるとすごく嬉しいし、働いているという喜びを感じたのを覚えています。

応援してくれる人とは、友だちのような近しい存在でありたい

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――相手がどう感じるかを1つ考えるだけで違ってきますね。お二人は、『まるりとりゅうがのへや』というイベントもされていますけど、そこでは歌はもちろん、トークも盛り上がっていますよね。それはお二人の「話すのが好き」というのが活かされているんでしょうか?

Ryuga:それはあるかもしれないです。ファンの方にはSNSを通して近い存在に感じてもらっていると思うんですけど、もっと近い感覚になってもらえるのかなと。街で僕たちに会った時も「あっ、Ryugaくん!」みたいな友だちのノリで声を掛けられたり(笑)。それが自分たちらしいと思うんです。

MaRuRi:「歌が好き」って言われるのはもちろん嬉しいですけど、それと同じくらい「二人の人柄が好き」みたいに言われると本当に嬉しいですね。

聴き手がいない時代があったからこそ、今は伝えることを大切にしてる

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――仕事に対して、意識してることや大事にしていることは?

MaRuRi:私は18歳の時に「絶対歌手になるぞ」と思って東京に出てきたんですけど、なかなか上手くいかなくて。誰も歌を聴いてくれない時期があったからこそ、今は“聴いてくれる人がいる”ということを大事にしたくて、その人たちに向けてどんな歌い方で、どんな気持ちを込めたら、より思いが届けられるかを考えながら歌っています。

Ryuga:今までは、好きな時に歌って好きな時に曲作りをしていたんですけど、メジャーデビューして仕事になったことで、もっと時間の使い方を学ばないといけないなと思っています。でも仕事ではあるけれど、やっぱり“音楽は楽しいもの”だという気持ちは忘れずに向き合っていきたいです。

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■Profile
まるりとりゅうが

2018年4月結成。カヴァー動画が爆発的な話題となり同世代の男女から絶大な人気を誇るMaRuRiと、音楽番組での歌唱がSNSで注目を集める現役慶應大学生シンガーソングライターRyugaからなるユニット「まるりとりゅうが」。2018年11月に配信した初のオリジナル音源『気まぐれな時雨』(作詞・作曲:Ryuga)がLINE MUSICデイリーランキングで2日連続1位を獲得するなど、注目を集めている。毎週定期的に行なっているインスタライブから生まれた、これまでに類をみない「インスタライブ発」の本格派アーティスト!

まるり【MaRuRi】
幼少期から高校3年生まで合唱団に所属し、声楽を学びながら音楽と隣り合わせの生活を送り、数々のステージに出演。Twitterに投稿した歌唱動画をきっかけに、Twitterのフォロワーは約9万人、Instagramのフォロワーは約8万人と、同世代の男女から絶大な支持を集めている。
りゅうが【Ryuga】
高校時代ニューヨーク留学中、SNSで自作の楽曲を投稿したことをきっかけに国内外より多大な反響を得る。帰国後は様々なステージに出演し活動の場を広げ、現在は作詞作曲やSNS配信、自主企画イベントなど自ら行い、プロデューサー的センスも発揮している。
◆まるりとりゅうが Official Site:https://maruritoryuga.amebaownd.com/
◆まるりとりゅうか Official Twitter: @maruritoryuga
◆まるりとりゅうか Official Instagram: @maruritoryuga
◆MaRuRi Twitter: @marurin0304
◆MaRuRi Instagram: @maruridayo
◆Ryuga Twitter: @sing_0808
◆Ryuga Instagram: @sing_0808

企画・編集:ぽっくんワールド企画 撮影:河井彩美 取材・文:田部井徹

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