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2024年05月08日

大学生の時間割|文系・理系別の上手な組み方と具体例を解説

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大学に入学すると、すぐに履修する科目を登録する必要があり、自分で時間割を組んでいきます。そこで、今回は大学の時間割を作成する上で、知っておくべきことや、大学の時間割を上手に組むための方法を紹介します。

大学の時間割を組む前に知っておきたいこと

大学は必要な単位数を修得しないと卒業できない

大学では、必修科目以外は自分で受けたい授業を決め、履修登録をして時間割を作成します。一般的に4年制大学を卒業するのに124単位以上を修得する必要があり(卒業所用単位)、単純計算1年平均31~32単位で124に届きます。大学で時間割を組む際は、卒業に必要な単位から逆算し、1年でどれくらいの単位を取るかを考えながら組み立てるのが大切です。

大学の講義時間は1コマ90分

高校では1時限の時間が50分でしたが、大学は講義1コマの時間90分が基本です。大学によって異なりますが、1日に受けられる講義の数は午前2コマ、午後3コマになります。

科目ごとに評価基準が異なる

履修する授業の成績を左右する評価方法は各科目ごとによって異なります。シラバス(各科目の授業計画)に授業数や、単位修得のためのテスト、レポート提出の有無、出席をとるなどの評価基準が載っているので参考にしましょう。また、同じ学部の友人やサークルの先輩と情報交換をしたり、ネットやSNSで情報収集するのも良い方法です。

大学1年~2年で多めに修得すると後半は余裕ができる

大学の時間割を組むポイントは、1年次2や年次のうちにできるだけ多く単位を修得しておくことです。3年次や4年次となると、ゼミや卒業論文、インターンや就職活動など、大学の授業を受講する以外の時間が必要になります。後々のことを考えて、1年次ではできるだけ上限まで履修登録しておきましょう。

資格取得のための授業の一部は、卒業単位と認定されないことも

教員免許や学芸員など、資格取得のために履修した単位は、卒業所用単位としては数えないケースがあります。まずは、自分の取得したい資格の授業が卒業単位として認められるか、認められる場合の条件を確認しましょう。また、資格取得を目指す場合、他の学生と比べて授業数が多くなるため、資格取得と卒業のための単位取得の両立ができるか、学生課や資格を取った先輩などに相談するのも手です。

大学の時間割を組むときの基本手順

1.必修科目・選択必修科目を入れる

必修科目とは、進級や卒業までに必ず修得しなくてはいけない科目のことです。大学や学部によって異なりますが、英語、第二外国語、専門科目、ゼミ(演習)、実験などがあります。選択必修科目とは、学部ごとに指定された科目の中から、決められた単位数を修得する必要があるものをいいます。まずはこれらを確認し、大学の時間割にいれていきます。

2.一般教養科目など自由に選択できる科目を入れる

一般教養科目(自由に選択できる科目)とは、専攻する学部の専門的な知識や技能とは別に、一般的な教養を高める目的で履修できる科目のことです。特定の大学・学部限定で履修できるものや、学部や学科に関係なく履修できるものがあります。必修科目とあわせて大学1年のうちに履修しやすい一般教養をとっておくとよいでしょう。

大学の時間割を上手に組むコツ

1日に詰め込みすぎない

1日に、授業を詰め込みすぎると、レポートの提出日や試験の準備期間が重なりやすくなります。文系であれば1日に2、3コマ、理系であれば3、4コマ程度と、ある程度分散させて組むのがおすすめです。また、朝が苦手という人は、1限目を空けて時間割を組むことを考えてもいいでしょう。

空きコマを作らない

3限と5限をとって4限が空き…のような、授業と授業の間はできるだけ空きコマを作らないようにすると効率的な時間割になります。大学の1コマは概ね90分ですので、空き時間にならないよう、できるだけ空きコマがないように組めると良いでしょう。

午前や午後に授業を固める

時間割の組み方次第で午前や午後に授業が固められるかを考えてみるのもよいでしょう。半休があるとアルバイトや、友人と遊ぶ時間、レポートなど準備するまとまった時間の確保がしやすくなります。

バイトしたい人は5限目以降を少なめに

大学生のアルバイトの時間帯は、夕方〜夜にかけての募集が多いものです。アルバイトをたくさんしたい人は4限5限といった遅い時間帯の講義を少なめにするとよいでしょう。

アプリを活用する(すごい時間割)

大学の時間割を賢く組みたい、休講の情報などを早く知りたいという人は、スマホアプリ「すごい時間割」を活用する方法があります。全国1000以上の大学の授業データが登録されており、課題やテストのスケジュール管理、休講の確認のほか、自分の時間割や空きコマを友人と共有できます。同じ大学・学部の大学生の時間割も見られるので、参考にしてもいいでしょう。

すごい時間割:https://www.sugojika.com/

 

大学の平均的な時間割の例(文系・理系)

文系の時間割例

文系大学生の時間割の例

※前期、上限24単位の場合

理系の時間割例

理系大学生の時間割の例

※前期、上限24単位の場合

「1日に詰め込みすぎない」「できるだけ空きコマを作らない」「半休をつくる」「夕方からバイトがしやすい」ことを考慮した大学の時間割の例です。大学・学部によって異なりますが、全休日を作ったり、午後中心にして午前をゆったり組むなど、大学生の1日は工夫次第で自分にあったものにできます。
今回紹介した優先順位やポイントを上手に活用して、自分なりの時間割を組んでください。

※ 2022年3月31日公開の記事の読みやすさを改善しました。

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