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2024年10月08日

就活中のバイト事情|バイトして良かったこと、大変だったこと、両立するコツなど

就活中バイト,就活バイト,Townwork,タウンワークマガジン就活中にバイトを続けるかやめるべきか、就活とバイトの両立について悩んでいる人も多いのではないでしょうか。今回は、就活中のバイトを両立した大学生に就活中のバイト事情について聞きました。バイトしたことで精神的にも金銭面でも余裕が出る一方で、なかなか体が休まらないなどということもあったようです。

約8割の学生が就活中にアルバイトをしている

学生に就職活動中のアルバイト事情について調査したところ、「就活中にアルバイトをしていた」と回答した学生は全体の84%、「アルバイトをしていなかった」と回答した学生は16%でした。就職活動と並行してアルバイトをしている学生が多い傾向にあります。

就活中のバイトは週2~3日シフト

アンケートによると、就活中にバイトを続けた大学生のシフトは、週2~3日が最も多く就活中でもアルバイトを一定しているという結果でした。
一方、週1日の人は12.7%、週4日アルバイト行っている人も12.5%となっています。

就職活動中のバイトのシフト,Townwork,タウンワークマガジン

就活中のシフトを減らした人、変えなかった人は半々

就活前後でのシフトの変化を聞いたところ、就活前よりアルバイトのシフトを減らした人は43.0%、就活前と変わらなかった人は45.7%、就活前より増やした人は11.3%でした。就職活動との両立を考え、一時的にシフトを減らす人の方も一定いますが、同じくらいの割合で変えなかった人もいることがわかります。

就職活動中のバイトシフト量の変化,Townwork,タウンワークマガジン

就活とバイトを両立して良かったこと

実際に就活とバイトを両立してよかったと回答した大学生は、金銭面や精神面でのメリットを感じているようです。

金銭的な面での余裕がもてる

就職活動の際、交通費やスーツの購入などが必要です。その資金をアルバイトでまかなえて良かったという声が多くあがりました。

「就活にもお金がかかるのでそれをバイトでまかなえて、気分転換のための外食や遊びにもお金が使えて良かった。」(21歳/女性)

「就職活動期間は友人との遊びも減るので、その期間に稼ぐことで、卒業旅行の貯金ができました。」(21歳/女性)

「生活費が必要なので、アルバイトで少しでも稼げることは良かったです。」(22歳/男性)

 

気分転換になる

就職活動中は上手くいったりいかなかったり、色々なことがあります。そんな中、アルバイトがリフレッシュになった人もいます。

「就活中は一日中人と話さず部屋に引きこもって作業することが多かったため、人と話す接客のアルバイトが気分転換になっていました。」(21歳/女性)

「バイトでいつもとは違う人と話すことでリフレッシュできました。」(21歳/女性)

「アルバイト中は仕事に集中するので、就活のことを考えなくて良いのが気分転換になりました。」(22歳/男性)

 

バイト先の先輩や同僚と情報交換ができる

アルバイト先に既に就活を経験した先輩がいたり、就活中の仲間がいる職場では、悩み相談や情報交換をすることができます。

「何から進めれば良いかわからない状態だったので、アルバイト先の人と情報交換をすることで安心できました。」(21歳/男性)

「インターネット上で真偽の分からない情報に触れるよりも、実際にコミュニケーションを取ってリアルな情報を得ることができて良かったです。」(22歳/女性)

「すでに会社で働いている社員の方に、どういうことを考えて仕事を選んだ方がいいのか相談に乗ってもらいました。」(21歳/女性)

 

就活とバイトを両立して大変だったこと

一方で、就活中にアルバイトをすることで、時間の調整だけでなく、体力や精神面でつらかったという声もあります。

時間管理が難しかった

就活では面接の時間だけでなく、エントリーシートの作成や適性検査の受験などもあります。そのため、アルバイトと両立には時間のやりくりが必要です。

「急な面接が入った時に限って前日に夜までバイトがあり時間管理が大変だと思いました。」(22歳/女性)

「就職活動の面接が直前になるまで分からないため、バイトの予定管理が難しかったです。」(21歳/女性)

「インターンや説明会の予定が急に入ってしまったときに、アルバイトのスケジュールと被ってしまうことが多く苦労しました。」(22歳/男性)

 

体力面が厳しかった

就職活動中は移動も多く1日に何社も面接や説明会に行くことがあります。そこに加えてアルバイトをすることで、就活との両立で体が疲れてしまう人も多いようです。

「平日はインターンに参加して、休日はアルバイトで働いていると休みがなく体力的にきつかったです。」(21歳/女性)

「アルバイトで疲れてすぐ寝てしまうので、ESなどの作業時間が足りなかったです。」(22歳/女性)

「面接が連日続いた後に1日働くバイトがあり、朝早く起きるのが辛い時期がありました。」(21歳/男性)

 

就職活動に気持ちが集中しづらかった

アルバイトと就活を掛け持ちすることで、気が散ってしまい落ち着いて就職活動に取り組むことができず、就活に集中するのが難しかったという声もあります。

「面接前にバイトがあると、面接のことばかり考えてしまって気が散ってしまいました。」(21歳/女性)

「面接が通ったかなど考えてアルバイトに集中できないこともありました。」(24歳/女性)

「就活のことがずっと頭にあり漠然とした不安から、アルバイトに集中できませんでした。」(22歳/男性)

 

就職活動中にバイトをしなかった理由

バイトをしなかった理由としては「就職活動に忙しくて時間がなかった」「集中するためにアルバイトはやらなかった」「金銭面的に余裕があった」という声がありました。

多くの企業を受けていて時間がなかった

就職活動の際には面接の時間だけでなく業界や企業研究などにも多くの時間を使うので、時間がなかったという声がありました。

「就活では色々な業界の企業研究をしっかりやりたかったためアルバイトはしませんでした。」(21歳/女性)

「インターンなどの就職活動や論文の作成に時間を割きたかったから、アルバイトはしませんでした。」(23歳/男性)

「アルバイトをしない理由は就職活動が非常に忙しく、時間をもっていかれてしまうからです。」(24歳/男性)

 

就活に集中したかったから

アルバイトを始めると職場のことやシフト調整で頭を悩ませることもあります。就職活動に集中するためにアルバイトはやらないという意見があります。

「シフトの調整で気を遣うのが嫌なのでアルバイトはやりませんでした。」(21歳/女性)

「アルバイトをやらない理由は就活に集中して早く終わらせたかったからです。」(21歳/女性)

「私は就活試験や面接対策などに集中するためにバイトはやりませんでした。」(21歳/男性)

 

アルバイトをしなくても金銭面に余裕があった

貯金や親の支援によって金銭的に余裕があったので、アルバイトはしなかったという方もいます。

「就活に向けてしっかりとお金をため準備をしていたので、金銭面であまり困らなかった。」(21歳/男性)

「就活を始めてから終わるまでの期間が短く、就活前に貯めていたお金で生活できました。」(22歳/女性)

「実家暮らしであり、親からの仕送りでどうにかなったのでアルバイトはしませんでした。」(21歳/男性)

 

就職活動中にバイトをしなくて困ったこと

一方でバイトをしなくて困ったこととして、金銭的な面できびしかったという声や、息抜きができない、情報交換も少なかったというマイナスの側面があがっていました。

金銭的にきつかった

アルバイトをしないことで金銭的な余裕がなくなり、行動が制限されたり、精神的なプレッシャーを感じたりして、きつかったという声が多かったです。

「アルバイトをする時間もなかったが、金銭面でも楽ではなく、とても大変でした。」(22歳/女性)

「収入がないというのは、精神的にプレッシャーでした。」(22歳/男性)

「就職活動の気分転換にもお金が掛けられなかったのはきつかったです。」(21歳/女性)

 

息抜きができなかった

就活中は肉体的にも精神的にも就職活動に関することに時間や労力を費やすことになるので、アルバイトをしないと息抜きができないようです。

「毎日就活だけをしていたのでそのほかのことをする事がなく、他に息抜きするにしてもそこまでの余裕はなくて大変でした。」(21歳/男性)

「アルバイトをしないと常に就職活動のことに時間を取られるので精神的にしんどかったです。」(22歳/女性)

 

就活の情報交換ができなかった

バイト先は交流の場にもなるので、アルバイトをしないことで情報交換ができなかったという方がいました。

「アルバイトをしなかったので就活で大変な時、話を聞いてくれる人が少なかったです。」(22歳/女性)

 

【参考】就職活動にかかった費用と内訳

就職活動では、様々なお金がかかります。実際にどれくらいお金を使ったのか、何に一番お金がかかったのか、想定外の出費について紹介します。

就職活動にかかる平均額

2025年卒学生の就職活動で使った金額は、平均して8万4,434円と、2024年卒から1,529円増加しました。「オンラインのみ」での説明会や面接への参加の割合が減り、特に最終面接では「対面のみ」の割合が増えたことで、就職活動で使う金額が増加したようです。

出典:【2025年卒就職活動TOPIC】 就職活動全体の費用は微増。コロナ禍前と比べると約3割減 リクルート就職みらい研究所調べ
https://shushokumirai.recruit.co.jp/research_article_topics/20240807001/

就職活動にかかる予算の内訳

就職活動で実際に使用した金額の内訳を見ると、「交通費」と「被服費」が大きいことが分かります。なるべく予算を抑えたい人は、親族や先輩などからスーツやバックを借りたり、今の住まいから離れた場所での就職する場合、日帰りで参加できるように面接のスケジュールを調整するなど工夫してみましょう。

出典:【2025年卒就職活動TOPIC】 就職活動全体の費用は微増。コロナ禍前と比べると約3割減 リクルート就職みらい研究所調べ
https://shushokumirai.recruit.co.jp/research_article_topics/20240807001/

就活中の想定外の出費

今回のタウンワークのアンケートでは、就活中の想定外の出費も聞いています。結果、交通費・宿泊費が最も多く、次いでスーツ・靴などの服装代と続きます。「面接のスケジュールが合わずに宿泊することになった」「スーツは2着必要だった」ということもあるので、自分の就職活動ではどれくらい予算が必要になりそうかを想像し、アルバイトとの付き合い方を考えてみると良いでしょう。

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アンケート出典:2024年8月 アルバイトに関するアンケート/N=515/調査企画:リクルート/調査協力:マクロミル

※更新履歴:
2024年2月7日
2024年9月30日
2024年10月8日

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