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2022年07月28日

大学のゼミとは?学べること、選び方、就活で役立てる方法などを紹介

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ゼミとは

ゼミとはゼミナールの略で、教授や大学の教員が受け持つ専門性の高い授業のひとつで、数人~十数人の小規模で行なわれます。ゼミを持つ教授や教員の専門分野の中から、学生一人ひとりがテーマを決めて調査・研究・分析を行ないます。

授業形式は、学生一人ひとりが興味を持った分野に関して調査や分析、発表、ディスカッションなどを行なう場合と、学生数人のチームで一つのテーマを分担して調査・研究・分析を行なう場合があります。

ゼミと研究室の違い

文系学部ではゼミと呼ばれますが、理系学部では研究室と呼ばれることもあります。理系の研究室は文系のゼミよりも活動頻度が高く、拘束時間も長いことが多いです。大学、学部によっては研究室に所属しながら、研究室が実施するゼミ(教授のもとに少人数の学生が集まって勉強会を行なう)や研究授業を行うところもあります。

ゼミに入るメリット

ゼミに入るメリットとしては主に以下のことが挙げられます。

・一つの専門分野を深く学べる
・プレゼンテーションスキルを磨ける
・同級生、教授、先輩などとのつながりができる
・就活のガクチカにできる

ゼミに入ると、決めたテーマに関して調査し、研究発表を行なう機会が増えます。研究するテーマについて深く学べるほか、発表の経験を積むことで、社会人になっても役立つ資料をまとめる能力やプレゼンテーションスキルを磨くことができます。

また、ゼミでは同級生同士、先輩、教授とのつながりも深まります。授業やサークルの相談ができるほか、就職活動の際に役立つ情報やアドバイスをもらうことができます。

その他、就職活動の面接などでガクチカ(学生時代に力を入れたこと)や学んだことを聞かれた際に、ゼミで学んだことや頑張った経験をアピールすることもできます。

【ゼミに入らないと不利になるのか】
ゼミに入らないと、人とのつながりが希薄になり、大学生活や就職活動での情報やアドバイスが入りにくいというデメリットがあります。
ただし、就職活動ではゼミに入っていたから有利ということはなく、大学で何を学んだか、どんな体験をしたかが重視されます。もし所属の大学・学部でゼミが必修でない場合で、ゼミ以外に力を注ぎたいこと、やりたいことがあるのであれば、ゼミに入らないという選択をとってもいいでしょう。

ゼミの入り方

ゼミのスタート時期は、大学、学部によって異なりますが、3年生から入るケースが多く、必修のところと必修でないところがあります。入る場合は、履修できるゼミの中から、自分が学びたい研究テーマを選び、申し込みます。

申し込む前に確認してほしいポイントは、研究テーマに興味があるかどうか、教授の指導方針、所属人数や雰囲気が自分に合っていそうか、などです。また、サークルやバイトと両立させたい人は、ゼミに入るとどのくらい忙しくなるのか、卒論は必須かなどを事前にチェックしておきましょう。

人気のゼミは申し込みが定員を上回ることがあります。その場合、書類選考や面談があることもあるので、先輩などにどういう専攻方法だったかを確認しておくといいでしょう。

参考:後悔しないゼミの選び方と希望のゼミに入るためのポイントとは?

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