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2018年04月25日

後悔しないゼミの選び方と希望のゼミに入るためのポイントとは?

ゼミ 選び方 タウンワーク

大学のゼミでは、学生たちが教授の下で研究や発表などを行います。教授や仲間たちと交流しながら専門分野を深く学ぶことで、大学生にふさわしい知識を身に付けるのがゼミの目的の一つです。どのゼミを選ぶか、あるいは人気のゼミに入れるかどうかによって、研究内容や身に付く知識の深さ、大学生活の充実度、さらには今後のキャリアさえも変わってくる可能性があるため、ゼミ選びはとても重要です。
では、ゼミ選びで後悔しないためには、どのような点に注意すれば良いのでしょうか。この記事では、どのゼミを選ぶか迷っている大学生に向けて、ゼミの選び方と希望のゼミに入るためのポイントについてご紹介します。

【目次】
1. ゼミの基礎知識とゼミに入るメリット
2. ゼミ選びのポイント
3. 希望のゼミに入るためのポイント
4. ゼミの志望理由書の例文
5. 自分に合うゼミを選んだら、後はしっかりと勉強を

 

ゼミの基礎知識とゼミに入るメリット

ゼミ 選び方 タウンワーク
大学のゼミではどのようなことを学ぶのでしょうか。ゼミの基礎知識と、ゼミに入るメリットをお伝えします。

ゼミとは

ゼミとはゼミナールの略称で、日本語で「演習」という意味を持ちます。文系の学部がある大半の大学にはゼミがあります。一方、理系の場合はゼミではなく、「研究室」と呼ぶのが一般的です。ゼミは大学2~3年生から始まるところが多く、必修にしているところと、そうではないところがあり、大学によって扱いが異なります。

ゼミでは、学生は担当教授の研究室に所属し、教授の指導の下、他のゼミ生と一緒に研究・発表・討論などを行います。そのため、大教室や講堂などで教授の話を一方的に聴く形式の講義とは、授業の進め方が異なります。ゼミの授業は通常、週1回程度行われます。しかし、多くの学生はゼミがない日も、課題に取り組んだり、発表に必要な調査を行ったり、資料を作ったり、自習したりしています。

ゼミでは、文学・社会学・経済学・芸術・語学など、それぞれの専門分野に基づいたテーマを深く研究します。また、大学の学部や専攻とは異なるジャンルを研究しているゼミを選ぶこともできます。大学の規模によって異なりますが、人数は10~20人程度が一般的で、基本的には少人数制です。中には数人しかいないゼミもあります。

ゼミに入るメリット

ゼミに入ると、専攻分野の知識だけでなく、社会で役立つさまざまなスキルを身に付けられます。具体的には、課題を分析した上で自分の意見をわかりやすく組み立てる論理的思考力、一つのテーマについて「賛成・反対」を議論するディベート力やプレゼンテーション力、自分の考えを資料にまとめるための文章作成力やPCスキルなどです。これらのスキルは社会人には欠かせないものばかりなので、学生のうちに身に付けておくと有利でしょう。

また、人脈が広がるのもゼミに入るメリットです。グループで発表する機会も多く、その場合はゼミ生が協力して準備をするため、仲間との関係が深まります。大学で部活やサークルに入っていない人も、ゼミで気の合う仲間を得られれば、大学生活を充実させることができるでしょう。

就活でもゼミの経験や人脈は役立ちます。研究成果や活動内容を志望動機や自己PRに反映させたり、志望企業に関する情報を教授やゼミのOBからもらったり、仲間と情報交換し合ったりできるのは、ゼミならではのメリットといえます。

 

ゼミ選びのポイント

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自分に合ったゼミに入ることができれば、卒業までの大学生活を一層充実させられるでしょう。では、どのようにゼミを選べば良いのでしょうか。

自分が興味のある研究ができる

自分が興味を持っている分野を研究できるかどうかは、ゼミ選びにおいて大切な基準です。専門分野を掘り下げて学び、ゼミがない日も時間を費やして、課題や卒論などに取り組むためには、扱うテーマに興味を持てることが大前提です。「有名なゼミだから」「友達が選んだから」といった安易な理由で選択すると、後悔することになるかもしれません。
まずは、自分が関心を持てるテーマを研究しているゼミをいくつか候補として挙げましょう。

ゼミの研究実績が高い

自分が興味を持つテーマに関して研究実績が高いゼミを選びましょう。高い実績を持つゼミは、精力的な教授の下に優秀な学生が集まっていることが多いものです。そのため、積極的に研究したい、成果を上げたいと考えている学生に向いています。
また、実績の高さから、有名企業に多くの学生を送り出しているケースもあります。そういうゼミでは、OBが就活の相談に乗ってくれることもあるでしょう。

教授の評判が高い

ゼミを担当する教授の評判や指導方針を、事前に調べておきましょう。ゼミは基本的に少人数制のため、通常の講義に比べて教授との関係が深くなります。そのため、教授の考え方や指導方針、実績などから受ける影響は小さくありません。
教授にあまりやる気が見られなかったり、評判が今ひとつだったりすると、自分も授業を物足りなく感じ、勉強への意欲が低下してしまうかもしれません。逆に、教授を尊敬でき、指導方針に共感できれば、勉強も面白くなるでしょう。

ゼミの雰囲気

取り組みたいテーマがまだ決まっていないなら、ゼミの雰囲気を参考にするのも一つの方法です。ゼミでは授業のほか、飲み会や合宿といった行事が度々あり、交流が盛んになります。そのため、雰囲気になじめないと、ゼミへの参加が苦痛になってしまいます。
また、忙しいゼミ、比較的のんびりしているゼミのどちらに所属するかという点も重要です。ゼミを大学生活の中心に据えたいのか、それとも他の勉強や習い事、サークルなどとバランスを取りながら参加したいのかなど、自分の考え方や性格によっても適したゼミは異なります。自分が興味を持てる研究テーマのゼミで、雰囲気が自分に合ったところが見つかり、さらにうまく入ることができればベストです。

 

希望のゼミに入るためのポイント

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人気ゼミの中には志望者が多く、面接による入室試験などを実施しているところがあります。ここでは、希望するゼミに入るためのポイントをお伝えします。

幅広く情報収集する

「あのゼミは〇〇らしい」といった、人から聞いた情報だけでゼミを選ぶのはおすすめできません。気になるゼミの教授に実際に会って話を聞いたり、ゼミの先輩から情報収集したりして、自分なりに納得した上で選ぶことが大切です。

面接で熱意を伝える

人気ゼミは志望者が多く高倍率のため、希望しても入れないことは珍しくありません。そういうゼミでは、書類選考や面接などの入室試験を行うことがあります。ゼミの面接では、志望動機のほか、想定している卒論や研究のテーマ、自己PR、他に取得している教科や単位の状況、自分の強みと弱み、サークル活動などを問われるのが一般的です。質問にきちんと回答できるように、しっかりと準備しておきましょう。
特に、「なぜ、このゼミに入りたいのか」「ゼミで何をしたいのか」、「なぜこのテーマを研究したいのか」といった志望動機については、熱意を持ってわかりやすく伝え、研究に対して真摯に取り組むという姿勢を明確に示すことが大切です。

 

ゼミの志望理由書の例文

ゼミ志望者の選考にあたっては、志望理由書の提出を求められることがあります。ここでは、志望理由書を書く際に役立つ例文を2例ご紹介します。

<例文1>

「私は、人口減少時代における外国人労働者の受け入れに興味があります。少子高齢化に伴う労働人口の減少によって、外国人労働者の受け入れをさらに進めるべきかどうかという問題が注目されています。その一方で、外国人労働者を受け入れるための労働環境や社会保障などは整備されているとは言えません。外国人労働者が日本経済の発展に貢献するためには、どのような政策が求められるのか。外国人労働者をテーマにした著書や論文が多い〇〇教授の下でぜひ勉強したいと考え、本ゼミを志望いたしました」

<例文2>

「私はニーチェに強い興味を持っています。中学生の頃に『ツァラトゥストラはこう言った』に出合ってから、哲学に関心を持ちました。これまでニーチェの著作をはじめ、哲学・思想関係の書籍を多数読んできましたが、自分の解釈が正しいのか、難解でわからない部分もあります。私は、ニーチェ研究の第一人者として知られる〇〇教授のゼミに入るために、△△大学に入学しました。〇〇教授の下でニーチェについて研究し、ニーチェの思想に対する理解を深めたいと考え、本ゼミを志望いたしました」

 

自分に合うゼミを選んだら、後はしっかりと勉強を

自分に合わないゼミを選んでしまうと、研究に対する意欲を十分に維持できないばかりか、大学生活そのものが色あせてしまう可能性もあります。逆に、自分が学びたいテーマを扱う希望のゼミに入れれば、知的好奇心が満たされ、教授や仲間との交流も深まり、大学生活がより豊かなものになるでしょう。
ゼミで学んだことは、社会人になってからも活用できますし、研究内容によっては生涯の財産にもなります。ゼミ選びの際は慎重に検討を重ねるとともに、一度決めたら「自分は大学時代、○○を学んだ」と胸を張れるくらいに真剣に勉強するのが良いでしょう。