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2023年03月24日

大学でサークルに入る?入らない?サークルの種類やメリットデメリットを紹介

大学 サークル タウンワークマガジン townworkサークルに入るか入らないかで迷う大学生は多いかもしれません。実際にどれくらいの人がサークルに入っているか、サークルに入るメリットは何なのか、大学でサークル、部活、体育会などの課外活動に継続的に参加していた大学生に聞きました。

大学のサークルと部活の違いとは

大学の部活とサークルの違いは、活動の頻度や運営主体などにあります。部活は高校の部活のように活動が頻繁で、大学や企業のサポートを受けるところも多く、結果が求められるのが一般的です。一方、サークルは学生が主体的に活動内容を決める団体なので、結果重視のところから、楽しさ重視のところまで幅広いサークルがあります。

 

大学サークル加入の割合はほぼ半々

サークル、部活、体育会に継続的に加入している大学生の割合

大学サークルの加入割合 タウンワークマガジン townworkサークルをはじめ、部活、体育会系に継続的に加入している大学生の割合は48.9%で、加入していない大学生との割合はほぼ半々という結果になりました。

次にサークルに入って良かったこと、大変だったことを大学生の声を交えて紹介します。

 

サークルに入るメリット・良かったこと

大学でサークルに入るメリットは、交友関係が広がること、深まることです。年齢や学部を超えた付き合い、好きなことを共有する仲間との出会いは大学生活をより有意義なものにしてくれるでしょう。新しい出会いは刺激になり、視野を広げてくれるかもしれません。

交友関係が広がる

サークルに入ることで、同学年だけでなく、先輩や後輩、他学部の学生とも交友関係を広げることができます。「知り合いが増え、いろいろな学校の情報が入ってきた」「自分の居場所がひとつ増えた」「友達が増えて単純に楽しい」といった声が聞かれました。「先輩に教科書を譲ってもらった」という人も。年齢や学部などの壁を越えて、さまざまな価値観の人と触れ合えることが大きなメリットのようです。

好きなことに取り組める

好きなことに熱中できるのは大学生ならではかもしれません。サークルの種類は多様で、ボルダリングやキャンプ、釣り、ボードゲーム、ミステリー研究会、落語、ボランティア、カレー研究会など、ユニークな内容のものもたくさんあります。「前からやりたかったことに挑戦できた」「大会などにでて結果を残すのは楽しい」というように、好きなことに果敢に取り組んだ様子がうかがえます。「高校時代に始めた軽音が楽しかったので、同好会を立ち上げた」と、自分で活動の場を作ってしまう学生も。共通の趣味や目的を持つ人たちと交流することで、より深い人間関係が築けることも魅力のようです。

知見や興味が広がる

そもそもサークルは、興味があることを同じくする人が集まるものですがバックグラウンドはさまざまです。「他大学のインカレサークルで自分とは違う学部や学科の人と交流できたため、新鮮な意見が聞けた」という声も聞かれました。また、知らない地域のイベントに参加したり、交際交流サークルで日本の良さに気づいたり、バンドにハマったりと、土地や文化、取り組みについての知見や興味を広げた人もいるようです。

就活で役に立つ

就活では、「学生時代どんなことに力を注いだか(ガクチカ)」をアピールする場面があります。「サークルに打ち込めたので、楽しかったことも辛かったこともガクチカになった」という声からもわかるように、アピールできる経験を積めるのもサークル活動のメリットのひとつのようです。OBOGとのつながりもできるため「試験や就活など、知らないことを経験として教えていただけるのはありがたい」という声も聞かれました。

 

サークルに入るデメリット・大変だったこと

大学でサークルに入るデメリットは、活動時間や活動費を捻出するための負担や工夫が必要なことです。また人間関係に悩むこともあるかもしれません。

活動時間の捻出

サークル活動では時間的な拘束が増えます。「資格系の授業は授業数や課題が多く、サークルと両立するのが難しい」「バイトと部活を両立しようとすると自由時間はほぼない」など、活動が多いサークルに入った人は授業やバイトとの両立で苦労しています。また、大学がいくつものキャンパスに分かれている場合は「部活の活動が別のキャンパスなので、毎週授業後に通わなければならなかった」という人もいました。

活動費の捻出

部費のほか、「飲み会が頻繁にあり、費用がかさんだ」「大会のたびに出場料やホテル代、交通費を払う」など、サークルによってさまざまな費用がかかります。サークルと授業が忙しく「バイトをする時間がなく負担が大きかった」という人もいるので、入る前にいつ、どのくらいお金がかかるかを確認することも重要です。ただし、「出費は多かったが、得られるものも多かった」という人もたくさんいました。

サークル内の人間関係

サークルにはさまざまな価値観や背景を持った学生が集まります。価値観が合わない人や話していて苦手だと感じる人がいるかもしれません。また、「好きな人に告白をしたがフラれた。それ以降サークルで会うのが気まずくなった」など、恋愛が絡む人間関係に悩むことも。しかし、さまざまな価値観を持つ人がいるのは、社会に出てからも同じ。苦手な人との上手い付き合い方を考えることは、将来に役立つでしょう。

 

サークルの種類

運動系サークル

運動系サークルは、大会を目指す本格的なサークルもあれば、好きなことをのんびり楽しむサークルまでさまざまです。人気のスポーツはもちろんですが、探せばマイナーな競技を行うサークルもあります。本格的にスポーツに取り組みたい人、変わった競技にチャレンジしてみたい人、大学から運動を始めたい人など、自分の目的にあった活動をしているサークルを選ぶといいでしょう。

<運動系サークルの一例>
野球・サッカー・テニス・スキー・ダンス・ゴルフ・ラクロス・ボッチャなど

文科系サークル

文科系サークルの内容は幅広く、映画や写真などのほか、野草研究会、マッスル研究会、学食研究会など他では見ないサークルがある大学もあります。大会や発表会を目指して週5で活動する団体や比較的ゆるい雰囲気で活動自体を楽しむ団体など、活動頻度や内容もさまざまなので、興味があるのはもちろんですが、活動方針が自分に合うサークルを選ぶことが大事です。

<文化系サークルの一例>
映画研究・語学・写真・お笑い・書道・軽音・コーラス・アニメ・クイズ研究など

オールラウンドサークル

オールラウンドサークル(オーラン)の活動は多岐に渡ります。フットサルやバスケ、ボーリングなど一つの競技に絞らず、複数のスポーツを日替わりや週替わりで行う団体のほか、週末にBBQをしたり、夏には海、冬にはスキーやスノーボードを楽しむ団体もあります。競技や活動そのものより大学生活を楽しむこと、メンバー同士の交流を目的としていることが特徴です。

 

インカレとは

複数の大学で構成されるサークルで、「インターカレッジサークル」を略して「インカレ」といいます。他大学にも広い人脈を作ることができるのが魅力です。活動内容はサークルとあまり変わりはなく、運動系、文科系のほか、BBQなどのイベントを中心に活動するもの、ボランティア系など、大学によって種類は異なります。

 

サークルの探し方

大学には多くの種類、数のサークルがあります。例えばテニスサークルひとつとっても、学内にいつくもテニスサークルが存在するのではないでしょうか。実際の活動の様子や自分との相性は、入ってみないとわかりません。自分に合ったサークルを探すひとつの方法としては、できるだけ新歓コンパに顔を出してみること。どんな先輩がいるのか、雰囲気はどうなのかが分かります。可能であれば、サークル活動の見学や体験を申し出るのもいいでしょう。そのほか、SNSで活動内容を知る、実際に入っている先輩に聞く、といった方法もあります。興味があるサークルに出会ったら、飛び込んでみてもいいかもしれませんよ。

※アンケート出典:2023年1月 大学生アルバイト体験調査/N=1547/株式会社マクロミル
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