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2023年06月29日

大学生はいくら貯金している?平均貯金額とバイトで稼ぐ方法とは

大学生 貯金 タウンワークマガジン townwork
大学生になるとバイトでの収入がある一方、飲みやサークルなどの出費も増え、普段どのくらい貯金できているか気になる人もいるでしょう。ここでは大学生の貯金事情とお金を稼ぐ方法について解説します。

大学生の1か月の貯金額の平均

<大学生学年別の1か月の平均貯金額・自社調査>
大学生,学年別,平均貯金額.タウンワークマガジン townwork2023年1月タウンワークで実施したアンケートの結果、大学生の1ヶ月の平均貯金額は、大学1年生は1万円台と2万円台が同じくらいいますが、全体的には、1万円台が多いです。

ちなみに学生生活実態調査(2022年度第58回)では、1か月の生活費で貯金に回している額は、自宅生で平均16,950円、一人暮らしの大学生で平均12,970円となっています。
引用元:第58回学生生活実態調査 概要報告|全国大学生活協同組合連合会(全国大学生協連)

大学生の貯金は何にいくら使われているのか

コツコツ貯めた貯金は、何に使っているのでしょうか?ここでは、大学生の貯金の使い道を紹介します。

大学生 貯金 使い道

サークル、部活動の合宿費

2022年度は、コロナの規制が緩和された影響もあり、合宿などの活動を再開したサークルが増えたことから合宿費の値段が増えています。

国内旅行、海外旅行

夏休みなど長期休暇が多い大学生のうちに、色んなところへ旅行に行くために、貯金をしている大学生も多いようです。2022年度は、特に海外への入国規制も緩和された影響で、海外旅行に使う金額は昨対で約1.96倍増えています。

帰省代

地元から離れた地域の大学に通う大学生、長期休みを活用して帰省します。特に年末年始などは公共交通機関も値上がりするため、貯金を利用する学生も多いようです。

洋服代(衣料品)

高校生までとは違い、大学には私服で通学する学校が多いため、おしゃれを楽しみたい大学生が多いようです。ネット通販が主流になったことで海外ブランドなどの選択肢も増え、より自分の好きなスタイルにあった洋服を買うために貯金を利用しているようです。

引用元:第58回学生生活実態調査 概要報告|全国大学生活協同組合連合会(全国大学生協連)

 

アルバイトで効率よく稼ぐには?

長期休暇を利用する

アルバイトで最も多く稼いだ月を聞いてところ、8月を筆頭に、12月、1月、3月という結果となりました。夏休み、冬休み、春休みなど長期休暇を利用してカッツリ稼ぐ様子が想像されます。

夏休みのおすすめのバイト
春休みにおすすめのバイト
年末年始におすすめのバイト

高時給のバイトをする

てっとり早く稼ぐには時給が高いところを選ぶ!と答えた人が多数。家庭教師や塾講師などの教育系、パチンコスタッフなどのレジャー系、販売系でも家電販売などの専門知識が必要とされるバイトは高時給の傾向です。

しかし、ただ時給だけをチェックするのでなく、交通費が支給されるかどうかも大きなポイントになるよう。

「自宅の周辺ではなく、働くところが多いエリアで時給が高いバイトを選んだ。交通費が支給されるのであれば、1日バイトをするだけで給料がかなりアップする」(女性/20歳/社会学部/貯金80万円)

「短期間でたくさんのお金を稼ぎたかったので、コールセンターの中でも特に時給の高いテレアポのバイトを選んだ」(女性/21歳/教育養成・教育学部/貯金60万円)

「基本給が高いところを選び、面接で昇給について話す。あとは自分の努力次第で時給をあげていく」(男性/21歳/工学部/貯金50万円)

 

シフトをたくさん入れる

大学の授業時間をやりくりして、入れるときはたくさんバイトをすると回答した人も。ファミレスや居酒屋などの飲食系、コンビニやスーパーなどの販売系と営業時間が長めの職種は、比較的シフトの融通が利きやすいようです。

また、新しいバイトにチャレンジするよりも慣れている仕事を増やすほうがラクという考え方もありました。

「ファーストフードの接客をやっていますが、大学の時間割を組む際にシフトを入れやすいように設定して授業とバイトをうまく両立」(女性/21歳/人文学部/貯金15万円)

「シフト提出を早めに出して希望のシフトで入れるよう工夫した」(女性/20歳/理学部素/貯金50万円)

「レストランバイトをしていますがランチとディナー、どちらも入っていました」(男性/21歳/経済・経営・商学部/貯金35万円)

 

短期バイトで集中的に稼ぐ

比較的時給が高い短期バイトで一気に稼ぐ派も多数。年末年始やGWなどの長期休暇時期は短期の募集が増加し、デモンストレーターやイベントコンパニオンなどは1日OKの場合も多く人気バイトのひとつ。

日給などで働いた分、すぐバイト代が支払われるためモチベーションもあがるようです。

「すぐにお金が入るので、頑張りが早く目に見えてバイトを続けるモチベーションになる」(女性/22歳/人文学部/貯金50万円)

「普段は大学の授業で忙しくバイトができないので、長期休暇を利用して短期間の会議運営のバイトをした」(女性/20歳/法学部/貯金10万円)

 

掛け持ちでバイトをする

レギュラーバイトとは別に効率的に稼げる短期バイトや日給バイトを掛け持ちしたり、平日と休日、昼と夜などで日時によって職種を分けてバイトをしているという声がありました。

「シフト希望を出しても入れないときもあるので、日雇い派遣の会社に登録して覚えることの少ない軽作業系のバイトをした」(女性/21歳/法学部/貯金30万円)

「働きやすいよう自宅近くのバイトを掛け持ちした」(女性/23歳/経済・経営・商学部/貯金40万円)

まかないのあるバイトを選ぶ

一人暮らしの大学生にとっては食費がまかなえるのは大きな節約に! 飲食店だけでなく、スーパーやコンビニなどの販売系で余ったお弁当や総菜をもらえたり、割引で購入できたりするバイトも狙い目! 料理が苦手な人にも好評です。

「食費だけでなく作る手間を考えると、まかないがあった方が一石二鳥」(男性/22歳/経済・経営・商学部/貯金92万円)

「個人経営の飲食店だったので無料で美味しいまかないを食べられた。忙しい日はご褒美に贅沢なメニューを作ってもらえるなど、一人暮らしにとって食費が浮くのは魅力でした」(女性/20歳/社会学部/貯金80万円)

時給の高い早朝深夜にシフトを入れる

時給が高めの早朝や深夜バイトを選んで、空いている時間を有効活用するのも工夫のポイント。

深夜の警備バイトをはじめ、居酒屋などの飲食店や24時間営業の販売店など営業時間が長い職種で稼ぐという意見がありました。

「スーパーの早朝バイトをシフトに入れて大学に行く前の時間を有効活用した」(女性/20歳/人文学部/貯金30万円)

「長期休暇のときは時給の高い深夜勤務にしました」(男性/22歳/工学部/貯金10万円)

 

まとめ

貯金があると答えてくれた人は、みんな効率よくアルバイトをして稼いでいるよう。

工夫のポイントとしては場所×時間、職種×時給の組み合わせ。大学や自宅近くなど通いやすい場所で自分の都合のよい時間にうまくシフトに入りつつ、高時給の職種を選んでいるようです。

コロナも落ち着いて、外出や旅行がしやすくなり支出が増え、貯金ができないと悩んでいる方は是非参考にしてみて下さい。

※アンケート出典:
2016年2月 大学2年生~4年生に調査/N=300/株式会社クロス・マーケティング
2023年1月 大学生アルバイト体験調査/N=1547/株式会社マクロミル

※更新履歴
2022年7月27日、2023年4月1日、2023年6月29日

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