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2022年07月04日

インターンシップって何するの?参加するメリット、アルバイトとの違いは?など

インターンシップ タウンワークマガジン townwork就活の一環でインターンシップへの参加の案内を耳にするものの、具体的に何をするのか、参加するメリットは何なのか、などインターンシップについて解説します。

インターンシップとは

インターンシップとは、学生が実際に企業で働いてみたり、職場見学や企業説明を受けたりする機会のことを指します。就活の始まる前の大学3年生からインターンシップに参加する人は増えましたが、最近は大学1年生や2年生を対象とするものもあり、将来の仕事について考えるチャンスが増えました。期間は1日から1か月以上の長期に渡るものまで多様で、受け入れ側も大手企業からスタートアップの企業までさまざまです。

 

インターンシップとアルバイトの違い

インターンシップの中で、実際に仕事をする場合は、アルバイトとして雇用されることが多く、通常のアルバイト同様、働いた時間分の時給が支給されます。

インターンシップとアルバイトの大きな違いは、参加の目的にあります。インターンシップが仕事や企業への理解を深め、自身の適性を把握するために行うのに対し、アルバイトの目的は収入を得ることです。また、企業は自社の雰囲気や業務内容を学生に知ってもらう意図もあるので、普段アルバイトでは募集しない仕事を経験することもできます。

 

インターンシップに参加する目的やメリット

企業の雰囲気や業務内容を知ることができる

インターンシップに参加することで、ホームページだけでは知ることができない企業内の雰囲気や業務内容を知ることができます。就活にあたって、どんな企業に就職したいか、どんな仕事をしたいかを考える参考になります。

自己分析、向き不向きを知る手掛かりになる

実際に働くことで、自分がその業界や職種に向いているか判断するきっかけになります。「自分はアイディアを出すより、人をサポートすることが好きだ」など、より深い自己分析にもつながります。

就職後のミスマッチを防ぎやすい

漠然と憧れていた職業も、実際に体験してみると想像と違ったということがあるかもしれません。就業体験することで、就職後に「こんなイメージじゃなかった」というミスマッチを防ぎやすくなります。

2025年卒以降の学生はインターンシップからの採用が可能に

2025年卒業の学生の就職活動から、インターンシップに参加した学生の情報を、企業は採用の選考に利用することが認められるようになります。就職を希望する企業が決まっていれば積極的な参加が内定につながりやすくなるかもしれません。

 

インターンシップの期間

インターンシップの時期は、企業により異なります。大学生が長期の休みに入る夏と冬に実施する企業が多いですが、その時期を逃しても年間を通じて開催されています。

1日の短期インターン

1dayインターンと呼ばれるインターンシップです。会社説明会やセミナー形式、社長との座談会形式など、多くの企業で実施しています。複数の企業が開催するインターンシップに参加して、視野を広げたり、興味のある業界や職種を比較検討して絞り込みたい人に向いています。

1週間~1カ月程度の短期インターン

夏休み(サマーインターンシップ)や冬休み(ウィンターインターンシップ)に、1週間~1カ月程度の短期インターンが開催されることが多いです。短期インターンでは、企業説明会や4~5名程度でのグループワークを行う企業が多いようです。企業によっては給与が支払われます。企業の雰囲気や業務をより深く知ることができるので、志望する業界や職種がある程度絞り込めている人におすすめです。

長期インターン

数カ月、長ければ数年を企業で働きます。実際に社員の業務をサポートしたり、特定の課題を与えられたりします。実務を経験することで、足りないスキルに気付き、技術や知識の習得に時間を費やせるので、期間が終わる頃には即戦力としての成長も期待できます。1~2年生から参加する学生もいます。志望する業界や職種が明確になっている人や、スキルがある人にもリアルに職場を知ることができるのでおすすめです。

 

インターンシップの種類と内容

インターンシップは大きく3つの種類があります。

セミナー型

1dayインターンに多く、会社説明会やセミナー形式で行われます。1日だけなので複数参加して、業界や職種などを比較検討することができるほか、視野を広げたり、実際に働いている社員の雰囲気などを知ることができます。

業務体験型

実務に即した課題を与えられ、グループワークやグループディスカッションを行う形式や、実際に会社や工場などに出向いて見学したり、軽い実作業を体験できるものもあります。座学だけでは分からない、実際の企業内の様子をより深く知ることができます。また、実務を体験することで、自分で考える力や資料作成・プレゼン方法などを学ぶことができます。

業務実践型

長期のインターンの場合、部署に配属され、通常の実務を任されます。どんな業務を任されるかは会社によって異なります。雑用を含めたサポート的役割を任されることもありますし、小規模の会社やベンチャー企業などでは、社員と同レベルの仕事を任されるケースもあります。希望の業界や企業が決まっている場合には、長期での実務実践型のインターンは業務経験を積むことができ、就活時に得たスキルや経験をアピールすることができます。

 

インターンシップの対象者

インターンシップは就活生向けのイメージがあり、特に夏のインターンシップは大学3年生(または大学院1年生)を対象にしたものが多いです。基本的には就活生を対象としたインターンシップが多くなりますが、実際のところインターンシップに学年の制限はなく、学年不問の募集も増えています。長期インターンは年単位のものが多いので、大学1~2年生のほうが歓迎されるものもあります。

 

インターンシップの探し方

インターンシップを探すには、いくつかの方法があります。

・企業のホームページをまめにチェックする
・インターンの紹介サイトで紹介をしてもらう
・大学のキャリアセンターに相談する
・OB、OG、知人に紹介してもらう

応募すれば誰でも参加できるわけではなく、先着順や抽選、エントリーシートなどでの書類選考、面接選考など、企業によって入口はさまざまです。

人気のインターンシップは実施時期の2~3カ月前には情報がアップされることが多いので、こまめにチェックしましょう。1dayインターシップの場合、随時募集している企業もあります。また、長期インターンは募集時期が決まっておらず、欠員が出たときに募集することが多いようです。

 

まとめ

インターンシップは業界や職種の研究ができるのはもちろん、長期の場合は即戦力になれるくらいの知識や技術を身に付けることも可能です。さまざまな企業で開催しているので、ぜひ参加を検討してみてください。

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