【夢を叶えるチャンス!】全国学生夢コンテスト・第6回キャンパスライフ+1開催!~印度カリー子さん編~
「印度カリー子」で日本を元気に! 壁にぶつかりながら人間的にも成長
今回はすでに夢に向かって動き出している学生にインタビュー。その足跡をご紹介します。
無限の可能性を秘めるスパイス 世の中を元気にしたい
子どもから大人までが夢中になる食べ物「カレー」。
そのカレーづくりに欠かせないものといえばスパイス。
香りを引き立てて、色で美味しさを引き出し、辛さで味を引き締める。
そんなスパイスに壮大な夢を抱いているのが、都内の大学に通う印度カリー子さん。
現在は、「印度カリー子」のブランドでスパイスセットを販売したり、
企業とタイアップしてレシピの開発を行っている。
「スパイスは健康にもいいですし、組み合わせ次第でいろんな楽しみ方ができ、
無限の可能性があるんです。だから、私はスパイスで世の中を元気にしたいんです」
そう力説する彼女がスパイスに出会ったのは大学1年生のとき。
カレー好きの姉のために、インドカレーを作ったことがきっかけだった。
そのおいしさに衝撃を受け、以来〝スパイス漬け〞の毎日を過ごしている。
家ではインドカレーをつくり、ブログやSNSでスパイスの魅力を発信。
そんな中、当時はほとんどなかった使い切りタイプのセットを販売しようと試みた。
しかし、そこに大きな壁が。
飲食店ではないため、彼女がスパイスを販売することはできなかったのだ。
スパイスを極めるため卒業後の進路も変更

彼女がつくったスパイスセット。百貨店での販売も行っている
「協力してくれそうな企業を探したのですが、私が学生ということもあり信用してもらえなくて。
一度は諦めそうになりました。そんな時、大学の授業で知り合った先輩に
『可能性があるところは、すぐにすべて連絡したほうがいい』とアドバイスをもらったんです」
その話を聞いた彼女は再び気持ちを奮い立たせて、
ありとあらゆる企業にアプローチを試みた。
そうしてついに彼女の夢を応援してくれる企業に出会えたのだ。
販売も好調で話題が話題を呼び、
今ではテレビやラジオ、雑誌にも取り上げられるなど、活躍の場を広げている。
さらに彼女は、来年からスパイスを極めるため、
4年間学んできた物理から離れ、食品科学を学ぶために大学院に進学する。
「あのとき諦めなくて本当によかったと思っています。
この夢への挑戦で、私自身精神的にも大きく成長できました。
今後も印度カリー子のブランドを通じてスパイスの魅力を広げたいです」

印度カリー子さんのブログ。今では日本全国から発注がある
2016年 1月 : インドカレーを知りスパイスに出会う
2016年 4月 : 印度カリー子のブログを立ち上げる
2016年 12月 : 第4回 Campus Life+1 準グランプリ受賞
2017年 4月 : 商品化に成功。販売開始
2019年 4月 : 大学院で食品科学を学ぶ予定
印度カリー子さん 22歳
宮城県出身。現在大学4年生。来年からは大学院に進学。食品科学の研究に従事する。