【夢を叶えるチャンス!】全国学生夢コンテスト・第6回キャンパスライフ+1開催!~正冨元輝さん編~
和太鼓、学業、バイト…どんなに忙しくてもくじけなかったのは夢のおかげです
全国の大学・短大・専門学校に通う学生の夢を応援する「Campus Life+1」。
今回はすでに夢に向かって動き出している学生にインタビュー。その足跡をご紹介します。
高校も大学も和太鼓で選んだ 同好会も立ち上げ日々精進
凛々しい佇まいから放たれる強烈な太鼓の音。
鼓膜だけではなく心まで揺さぶられるその音色は、多くの人をひきつける。
そんな和太鼓奏者として活動しているのが、現在日本体育大学に通う正冨さん。
体育学部の中でも伝統芸能などを学ぶ武道学科に所属し、
日本の文化について学んでいる。
「大学を選ぶ際、和太鼓を学べる大学を探して進学を決めました。
実は高校のときも、和太鼓の部活のある学校を探して進学を決めたんです」
そう話す正冨さんが和太鼓に出会ったのが、保育園に通っていた頃。
近所で行われていた祭で、初めて和太鼓の演奏を見たことがきっかけだった。
「まだ幼かったんですが、和太鼓の音がこんなに大きいとは思いませんでした。
衝撃を受けましたね。一説によると和太鼓は世界で最も大きい音を鳴らせる楽器と言われているんです。
その音を自分の腕で鳴らせるところに大きな魅力を感じました」
高校3年生のときには、地元・町田市の和太鼓チームに所属。
大学入学後は、自らが発起人となり同好会を結成し、演奏の腕を磨いた。
そんな正冨さんの活躍は業界でも注目の的に。
和太鼓奏者の第一人者が結成した、
有望な若手奏者による選抜チーム「スーパー太鼓ジュニア」の一員に選出されたのだ。
三足のわらじも夢があるから乗り切れた
そんな正冨さんだが、学費を自分で払っているため、アルバイトにも力を入れている。
和太鼓の練習、学業、そしてアルバイトと忙しい毎日に
心がくじけそうになることもあったのだとか。
そんな時に正冨さんを奮い立たせてくれたのが、
『和太鼓の魅力を日本・世界に広げたい』という夢だと話す。
「夢があるからこそ、頑張れていると実感しています。
それに同好会を立ち上げる際、メンバー集めや部則の作成、
顧問の先生へのプレゼンなど、大変だった分とても貴重な経験をすることができました。
この経験は、自分の成長につながったと思います」
現在、大学4年生。
将来は学校の先生になり、プレーヤーとしてだけではなく、
指導者として次世代の若者に和太鼓の魅力を伝えていきたいと力強く話してくれた。
2000年頃:地元のお祭りで和太鼓の演奏を目の当たりにする
2012年:高校で和太鼓演奏の部活に入部
2014年:地元の和太鼓チームに所属
2018年:選抜チーム「スーパー太鼓ジュニア」に所属
プロフィール
正冨元輝さん 22歳
日本体育大学 体育学部4年生
北九州生まれ、東京育ち。
現在、大学の同好会を含む3つの和太鼓奏のチームに所属。