大学生に聞いた「父親」への感謝の言葉
6月の第3日曜日は「父の日」だ。「母の日の蔭に隠れて忘れがち」「お父さんとはあまり顔を合わせないから…」なーんて言っている人も、この機会に父親への感謝の気持ちを伝えてみてはどうだろうか。
今回、タウンワークでは短大・大学・大学院生300人に「お父さんに感謝していること」を聞いてみた。
父親といえば、当然「働いてくれること」への感謝
もっとも多かったは、毎日働いてくれることへの感謝の気持ち。自分がバイトをするようになって気づいた「働く父親の偉大さ」を感じたようだ。
「毎日家族のために働いてくれていること」(女性/21歳/経済・経営・商学部)
「家族の大黒柱として働いていてくれて、感謝している」(男性/26歳/理学部)
「こんなにお金を稼ぐことが大変だとは知らなかった。いつもありがとう!」(女性/20歳/心理学部)
「自分がバイトをしてみて、体力的にも精神的にもきつい時があるのに、全く家で愚痴を漏らさないこと。家に仕事を持ち込まないこと」(女性/20歳/保健衛生学部)
「仕事で毎日帰りが遅いが、一切仕事の愚痴をこぼすことなく、またイライラを引きずることも全く無い。それでいて、家族の様子もきちんと気にしてくれていて、とても感謝している」(女性/21歳/社会学部)
「仕事を定年まで続けることの大変さを知って感謝」(女性/25歳/生活学部)
「バイトならともかく、仕事はそう簡単に辞められるものではない。家族のために働いている父親には感謝している」(女性/21歳/人文学科)
稼ぐ父親への感謝の声も多数
現実的なところでは、お金、特に学費に対する感謝も多かった。
「自分の教育や生活のために一生懸命働いてくれていること」(男性/21歳/工学部)
「高い学費を払ってくれてありがとう」(女性/20歳/福祉関係)
「学業関連の出費はすべて負担してくれることに感謝」(男性/20歳//工学部)
「生活費を仕送りしてくれること」(女性/18歳/法学部)
今、自分が頑張れているのも父親のおかげ…。そんな気持ちを伝えることができたら、さぞやお父さんは喜ぶに違いない。
「家族思い」な姿にありがとう!
家族の大黒柱、精神的支柱でありながら、家族のことを常に大切に考える父親に対する感謝の気持ちもたくさんの回答があった。
「仕事で疲れているのに、休みの日は家族サービスしてくれること」(男性/22歳/工芸科学部)
「いつも心の支えになっていること」(男性/23歳/理学部)
「遅くなっても私が帰ってくるのを待っていてくれる」(女性/19歳/人文科学部)
「家族を養う大変さは計り知れないと思う。感謝!」(男性/21歳/理工学部)
「自分のやりたいことをやらせてくれてホント感謝です」(男性/20歳/経済・経営・商学部)
「バイト先での悩みに対して、アドバイスをしてくれた」(女性/19歳/人文科学部)
「自分の進路についていつも反対せずに好きなようにさせてくれた」(男性/23歳/工学部)
泣いて喜びそうな感謝のメッセージも
これまでに紹介してきたもの以外にも、いろいろな回答があったので、最後にまとめて紹介しよう。
「疲れていてもいつも笑顔。こんな人になりたいと思わせてくれている」(女性/21歳/人文学部)
「健康でいてくれていること」(女性/25歳/農水学部)
「勉強好きになったのは父のおかげです」(男性/22歳/理学部)
「答えきれないくらいたくさんある」(女性/23歳/人文学部)
「家ではぱっとしないけど、会社でかなり上の立場にいることについてすごいと思った」(男性/21歳/工学部)
ば…番外編というべきか
一方で、余計なお世話だが、「…え?これだけ?」と思ってしまうような回答も。
「手先が器用なので、家電が壊れたときに直してくれる」(女性/20歳/国際関係学部)
「バイトの時間とかぶっているテレビ番組の録画をしてくれたこと」(女性/21歳/経済・経営・商学部)
全体を通して浮かび上がってくるのは、朝から晩まで家族のために働きながら、休みの日は家族サービスに勤しむたくさんの父親たちの姿。父の日は、そんなお父さんに感謝するいいタイミングに違いない。言葉で伝えるのが恥ずかしければ、「バラ」でも贈ってみては?(編集部注:母の日のカーネーションに対して、父の日はバラを贈るという説があります)
※この記事は2014年06月12日に掲載されたものです。
※データ:アルバイト経験のある短大生・大学生・大学院生18歳~29歳300人に調査(2014年5月14日~15日)/調査協力:株式会社クロス・マーケティング