バイトの無断欠勤をしたことのある人、4.9%
職場やほかの人に迷惑をかけることになる「無断欠勤」。できるだけ避けたい行為だが、実際に「無断欠勤」をした人はどのくらいいるのだろうか? 短大生・大学生・大学院生283名に聞いてみた。
「無断欠勤をした経験がある」と答えた学生が4.9%
無断欠勤の理由を聞くと「忘れていた」「寝坊した」「行きたくなくて」といった答えが…。では、「無断欠勤の後どうしたのか?」も聞いたのでご紹介しよう。
「忘れていた」「寝坊」の場合、その後の行動は?
・「それをきっかけに退職」(経済・経営・商学部/19歳/男性)
・「行きづらかったが、全員に謝って信頼回復に努めた」(社会学部/22歳/男性)
・「お詫びし、問題なくバイト継続」(看護学部/23歳/女性)
・「そのまま辞めた」(人文学部/24歳/女性)
「行きたくなくて」の場合、その後の行動は?
・「その後、辞めてしまいました」(農水学部/20歳/男性)
・「体調不良が続き、辞めようと考えていた時期だった。無断欠勤がきっかけで、バイトを辞めた」(語学部/20歳/女性)
「忘れていた」「寝坊」の場合は、謝ってバイトを続けた人がいるが、やはり「行きたくなくて」を理由にあげた人は、無断欠勤をきっかけにして「辞めてしまった」模様。もともと「行きたくない」のだから当然の結果なのかも…。
無断欠勤は、社員やバイト仲間に迷惑をかけることになるので、「行きづらい」という気持ちもわかるが、まずは謝ろう。特に、自分の代わりをしてくれた人には誠意をもって。代わりに働いてくれた人の立場になってみれば、どのくらい迷惑をかけたのかがわかるはず。きちんと謝れば、お店も周りのスタッフも、きっとチャンスをくれるぞ。
辞めて別のアルバイトをすることになっても、せめて辞めることは伝えてほしい。そして、以後は、無断欠勤をしないようにしよう。
※データ:アルバイト経験のある短大生・大学生・大学院生18歳~29歳283人に調査(2014年6月13日~6月16日)/調査協力:株式会社クロス・マーケティング