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2020年07月30日

設備工事関連の志望動機の書き方・伝え方の例文

設備工事 志望動機 タウンワーク townwork設備工事関連で転職するときの「志望動機の書き方・伝え方のコツ」を例文(サンプル)と合わせて紹介します。例文は経験者の場合と未経験で転職する場合の2つのパターンを用意しました。履歴書や面接で特に重要になるので参考にしてください。

設備工事関連の仕事と求められるスキル

設備工事関連は、建物の空調や電気設備などの設置や、点検などを通して、安全・快適に利用できるようにする仕事です。一般住宅からオフィスビル、商業施設など対象は広く、空調衛生設備工事や電気通信工事、管工事、機械器具設置工事、防災設備工事などの種類があります。決められた図面通りに工事したり、ほかの作業員とコミュニケーションをとりながら円滑に共同作業したり、トラブルに対して速く正確に対処したりしていくことが求められます。実務経験から仕事に活かせるスキルをアピールし、志望理由、将来のビジョンを通して「なぜこの会社で働きたいのか」「どのように働きたいのか」を明確に伝えられるとよいでしょう。

 

設備工事関連の志望動機の書き方のコツ

設備工事関連に活かせるスキルを実務経験からアピールする

経験者は、経験のある工事に加えて、自分の強みをアピールしましょう。例えば、現場の進捗状況に合わせて作業を進められること、工夫して工程管理の遅れを取り戻せること、危険を伴う現場作業にあたっては緻密に行えるスキルがあること、他職種の作業員とも円滑にコミュニケーションをとれることなどです。
未経験者の場合は、多くの専門知識を身につけていかなければならないため、学ぶ意欲が高いことが求められます。資格取得のために進んで勉強できることやこれまでの仕事経験から学ぶ姿勢があることをアピールできるとよいです。また、緻密な作業を着実に進めていく仕事のため、「計画→作業→検証→改善行動」といった仕事の基本サイクルを回した経験があれば簡潔に記載しましょう。

会社の特徴や設備工事の種類に紐づく志望理由にする

経験者は「なぜ転職したいのか」、未経験者の場合は「なぜ設備工事関連の仕事がしたいのか」を自分の言葉で伝えることが大切です。そのうえで、「なぜこの会社で働きたいのか」を、請け負っている設備工事の種類など会社の特徴に基づいて記載します。例えば、「第一種電気工事士の資格取得を機に、さらに規模の大きな現場を経験して力をつけたいと考え、大規模のマンションの現場を請け負う貴社を志望した」のように、志望理由は具体的に記載しましょう。

入社後はどんなことに貢献したいかを記載する

入社後のビジョンを明確に描けていることもアピールポイントになります。例えば、「将来的には電気工事施工管理技士の資格を取得し、電気工事士の指導監督者になり、電気工事士の育成に貢献したい」といったように、入社後にどんな実務経験を通して、会社にどのように貢献したいのかを記載するとよいでしょう。

 

設備工事関連の志望動機の例文

経験者の場合

例文:
8年間、電気工事施工管理会社の技術職として、主に一般住宅・店舗の配線・設備工事、電柱からの引込工事を担当しています。現在は小規模案件が多いのですが、今年に第一種電気工事士の資格取得をきっかけに、より規模の大きな現場を経験して力をつけたく、転職を決意しました。大規模マンションの現場などを請け負っている貴社で電気工事士としての経験を積みたく、志望いたしました。現職で培った施工図を正確に読み取り、施工図通りの位置を割り出せるスキルを活かしてまいります。施工・工程管理、予算管理などにも関心があり、ゆくゆくは電気工事施工管理技士の資格を取得し、専門知識の裏付けがある監理指導をしたいと考えています。

経験者採用の場合、現場で工夫した経験や培ったスキル、さらに成長意欲も重要視されます。これまでの仕事で身につけたスキルのなかで入社後に何が活かせるか、どのように会社に貢献できるのかをアピールしましょう。くわえて、「どのような技術職・管理職になりたいのか」「どのような仕事に携わりたいのか」といった将来のビジョンを会社への貢献に紐づくように伝えるとよいです。

未経験者の場合

例文:
自動車ディーラーの顧客アドバイザーを5年間経験しました。入社時の希望は将来を見据えた電気自動車の修理・保守でしたが、人手不足から現職に就き、対人折衝での難しい場面も先輩から教えを請い、着実にこなせるようになりました。それでも専門的に電気の仕事をしたい想いがあり、第二種電気工事士を取得しましたが、異動は叶わなかったため転職を決めました。小規模の現場から大きな現場まで経験していきたく、さまざまな規模の施工管理を請け負う貴社を志望しました。故障原因や対策など相手が専門外のこともわかりやすく伝えるスキルは、現場での他職種とのコミュニケーションに活かせると思います。第一種電気工事士を取得し、現場をまとめる電気工事のプロフェッショナルを目指したいです。

未経験者の場合、まずは現場の補佐業務から携わり、多くの仕事を覚えていかなければならないため、設備工事関連の仕事に対する意欲が重要です。そうした積み重ねを経て「自分はこの仕事を通して将来どうなりたいのか」というイメージをもっているかがポイントになります。これまでの仕事から活かせる経験・スキルや自分なりに考えている設備工事関連の仕事の魅力を整理したうえで、志望する理由を素直に表現できるとよいでしょう。

監修
金子 孝
(キャリアコンサルタント、転職・就職アドバイザー、ドリームゲート専属 メンタルケアコンサルタント)
2005年にL&Sコミュニケーション設立。就職・転職活動においていかに自尊心が傷つき、精神的にダメージを受けるかを痛感。この領域を専門にしてメンタルケアの活動を開始する。一方、個人に関わるカウンセリングだけではなく、組織の制度・体質・人間関係の課題にも精通し、アセスメントスキルを活かした研修・コンサルティングにも力を入れている。月平均10コースのアセスメント研修やコンサルティング、発達障害の方を含む登録者100名以上のクライアントに対する就職・転職活動のアドバイスを実践している。
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