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2020年07月30日

機械・電気関連製造の志望動機の書き方・伝え方の例文

電気 機械 製造 志望動機 タウンワーク townwork機械・電気関連製造へ転職を希望する場合の志望動機の書き方・伝え方のコツを例文(サンプル)とともに紹介します。例文は経験者の場合と未経験で転職する場合の2つのパターンを用意しました。履歴書や面接で特に重要になるので参考にしてください。

機械・電気関連製造の仕事と求められるスキル

機械・電気関連製造は、設計図を作成したり読み取ったりしながら、機械や電子部品、電気のかかわる機械を製造する仕事です。工学や電気に加えて、コンピューター、化学など専門的な知識が必要になります。機械関連製造では、エアコンや冷蔵庫といった電化製品や、おもちゃ、飛行機、製造用の装置などさまざまな機械の製造において、設計、製作、組立などの工程に関わります。電気関連製造では、パソコンやスマートフォンなどの電気機械に関して、電子部品を設計したり、製作したりします。経験者であれば、これまでの経験から速さや正確さ、品質改善・不具合抑制の実績などから即戦力性を、未経験者であれば、志望先で活かせそうな仕事で培ったスキルをアピールしましょう。

 

機械・電気関連製造の志望動機の書き方のコツ

技術や知識、実績を実務経験からアピールする

経験者の場合は、身につけた技術・知識や扱ってきた機械、生産性や品質の向上に貢献したこと、不具合品発生を抑制した実績などをアピールできるとよいです。新製品の立ち上げ、技術開発・改善、治具類の制作もあれば強みになります。
未経験者の場合は、これまでの経験から「正確かつ丁寧に仕事ができる」「準備を徹底し、適切な時間配分ができる」「協調性がある」「新しい知識を積極的に取り入れる意欲がある」などの強みがあればアピールしましょう。また、作業効率の向上や安全性の確保など業務改善の実績があれば記載するとよいです。

なぜ志望先で働きたいのかを明確にする

「なぜこの企業で働きたいのか」を明確に伝えるようにしましょう。例えば、「制御作業に関わり、お客さまに喜ばれる製品づくりや信頼性向上を目指したい。そこで、○○などの生活に身近な製品を扱い、お客さまの声が届く製造現場がある貴社を志望した」のように、その企業の特徴と志望理由にズレがないように意識するとよいです。

入社後のビジョンを具体的に示す

入社後、どのような人材になりたいのか、どのように会社に貢献したいのかを具体的にアピールしましょう。例えば、「作業手順を見直すことによって標準化を推進し、作業効率のよい職場にしたい」「将来的には人材育成にも挑戦し、後進の育成を行いたい」というように、どのように貢献したいかを記載するとよいでしょう。

 

機械・電気関連製造の志望動機の例文

経験者の場合

例文:
18年間、○○製造工場で製造部門を経験し、7年前から電装部門の主任として、職場の安全管理などに携わっています。半年前に生産管理部門への配置転換を打診されたことをきっかけに、新たな場所でさらにスピードと安全性を両立する技術を研鑽したいと考え、転職を決めました。現職で培った制御作業に今後も関わり、お客さまの声を開発や改良のヒントとして取り入れて、ユーザーに喜ばれる製品づくりを目指しています。そこで、生活に身近な製品を扱い、ユーザーの声が届く製造現場がある貴社を志望しました。これまでの電気設計全般の経験は、電気製品の開発や改良に活用することができると自負しています。ゆくゆくは人材育成にも携わり、後進の育成に貢献したいと考えています。

これまで経験した業務内容と、転職先で具体的に何をしたいかを示すことで意欲の高さを伝えましょう。この例文では転職先で何をしたいかについて、「他部署への移動を打診されたにも関わらず、製造部門でより技術を磨き、ユーザーに喜ばれる製品づくりに努めたい」と分野に特化した人材として価値を高めたいという意志を伝えています。さらに、「これまでの経験とユーザーを意識した新しい製品づくりに貢献し、将来は人材育成を担いたい」といった具体的なキャリア開発のイメージを伝えられれば、採用側も応募者への期待が高まりやすくなります。

未経験者の場合

例文:
13年間、住宅の営業販売を経験し、各家庭に沿ったニーズを引き出すことで提案力を磨いてきました。お客さまから住宅と合わせて家電の相談を受けることあり、もともと家電に興味があったため、各製品の特性を自分なりに調べていたなかで、製造業をしている知人の話からモノづくりの現場に関心をもちました。製品をより良くする新技術の開発に携わりたく、新技術開発に注力している貴社を志望いたしました。未経験ですが、意欲的に仕事を覚えていく自信があります。前職で培ったコミュニケーション力を活かして、まずは作業工程の中間地点である機械加工を担当し、将来的には多様な工程をこなせる技術力を身につけ、新技術の開発メンバーを目指します。

製造業未経験者の場合、採用側は採用したあとの育成に時間がかかることを想定しています。それを払しょくするために、転職先でも活かせるスキル・経験、今回の例文だと「お客様目線であること」や「目標を達成するためのモチベーションの維持」「コミュニケーション力」などです。転職先でどのような仕事をしたいかという意欲、志望先にどのように貢献できるかというビジョンをつなげて採用側が入社後の活躍をイメージしやすいようにアピールしましょう。

 

監修
竹内 和美
(キャリアカウンセラー)
モノづくりが盛んな愛知県内でキャリアについての相談業務や、コーチングをしている。地の利を生かして、製造業全般の転職のカウンセリングと成功実績は高く、専門性を磨いて、人材としての付加価値を高める支援には定評がある。機械化に負けない人材力を惜しみなく発揮して、モノづくりを一生の仕事として人生の中心においた輝きを追求する支援を行っている。
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