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2020年05月27日

歯科衛生士の志望動機の書き方・伝え方の例文

歯科衛生士 志望動機 タウンワーク townwork歯科衛生士の志望動機の書き方・伝え方のコツを例文(サンプル)とともに紹介します。例文は経験者の場合と未経験で転職する場合の2つのパターンを用意しました。履歴書や面接で特に重要になるので参考にしてください。

歯科衛生士の仕事と求められるスキル

歯科衛生士は、主にクリニック・医院や総合病院などで歯科保健指導・歯科予防処置・歯科診療補助といった歯科医療業務を患者に行う仕事です。クリニック・医院によって、受付やレセプト業務、在庫・器具の管理なども担当業務になることがあります。歯科医療業務に関するスキルがあることをアピールするとともに、患者と接する機会が多いため、コミュニケーション力が高いことも伝えるようにしましょう。

 

歯科衛生士の志望動機の書き方のコツ

具体的な実務経験と歯科衛生士としての想いを伝える

主に経験してきた歯科医療業務を記載しましょう。例えば、「矯正治療のアシスタント」「初診患者のカウンセリング」「自費診療の患者のメンテナンス管理」などです。また、どのような想いを持って歯科衛生士業務を行ってきたのかを伝えましょう。未経験の場合は、接客スキルやコミュニケーション力など前職で培った経験をアピールするとともに、歯科衛生士になりたい想いを伝えるとよいです。

志望理由は明確に記載する

そのクリニック・医院を志望する明確な理由が重要です。「地域に根差した歯科医療に貢献したいので、長年にわたり地域密着の理念を掲げている貴院を志望しました」「インプラント治療など自費診療のサポートを極めたいので、完全自費診療でインプラントに力を入れている貴院を志望しました」などのように、志望理由がそのクリニック・医院の特徴と紐づくようにアピールするとよいでしょう。

将来どうなりたいかを示す

採用側は、長期的に活躍してくれることを期待しています。将来、応募先のクリニック・医院でどのような仕事をしていきたいのかを、明確に記載しましょう。たとえば、「一般歯科全般を幅広く担当し、多様な経験を積みたい」「歯周病治療に特化した仕事がしたい」といったように、しっかりとした志を示すことが大切です。

 

歯科衛生士の志望動機の例文

経験者の場合

例文:
10年間、歯科衛生士として、主に初診患者のカウンセリング、診療補助、歯科保健指導の仕事をしてきました。20XX年からは歯科衛生士(計X名)の主任として、マネジメントも担当しています。歯の健康は、食べることに直結します。「患者さんの命にもつながる治療のサポートをしている」という想いを忘れずに、最適な歯科医療業務ができるよう学び続けています。現在は保険診療が中心ですが、学会で最新のインプラント事情について学んだことをきっかけに、インプラントや自費診療を行っている歯科医院に転職し、保険診療との違いをきちんと勉強したいと思うようになりました。そこで、完全自費診療でインプラントに力を入れている貴院を志望しました。論文で最新の知識を学びつつ、さまざまな症例を経験し、患者さんお一人おひとりに合った歯科医療業務ができる歯科衛生士を目指しています。

経験者の場合、採用側は「なぜ転職するのか」「協調性があるか」「責任感や向上心はあるか」といったポイントを見極めます。応募書類で書ききれない場合は、面接でしっかりと答えられるように準備しておきましょう。分からないことなどを質問し、積極的な姿勢をアピールできるとよいです。

未経験者の場合

例文:
スポーツジムのインストラクターを5年間経験してきました。明るい接客と、会員に信頼してもらえるようなコミュニケーションを心がけてきました。高齢の会員が多いジムで、あるとき、よく声をかけてださった高齢の会員さんが、歯を失ってから元気がなくなり、ジムにも来なくなり、ご挨拶もできないまま退会してしまいました。それが心に引っかかり、歯の健康について学びはじめました。また、現職は資格は必要ありませんが、「資格を取得し、専門性を活かした職に就いて、働き続けたい」と考えるようになり、現職を続けながら夜間学校に通い、歯科衛生士の資格を取得しました。貴院は保険診療が中心で、地域に根付いた歴史のある歯科医院で、頼りにしているご高齢者が多いとも耳にし、志望しました。この地域の方々、特にご高齢の患者さんとのコミュニケーションを大切にしなら、歯の健康をサポートする歯科衛生士になりたいと考えています。

未経験者の場合は、「なぜ歯科衛生士になりたいのか」「歯科衛生士になってどうしたいのか」をしっかりとアピールすることが大切です。歯科衛生士になりたいと思うきっかけとなったエピソードを伝えるのも有効です。前職で心がけていたことや得意なことは前職の経験のアピールにもつながりますので、記載するようにしましょう。

監修
石田 恵子
(歯科衛生士/株式会社シナジーコンサルティング コーチング企画室講師)
歯科医院経営に携わった経験より、歯科衛生士の仕事をしながら厚生労働省認定産業カウンセラーの資格を修得する。2004年より歯科医療者向けにコーチングセミナーを各地で開催。現在900名を超える歯科衛生士コミュニティを運営し、情報発信や日々のお悩みを共有する場を提供している。著書『歯周病コーチングのヒントと応用-毎日の診療が楽しくなる(口腔保健協会)』。
HP:http://www.synergy-c.co.jp/synergy/coach_keiko/coach_keiko.html
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