ケーキ屋・洋菓子店バイトの志望動機例文、面接で聞かれる質問など解説
色とりどりのケーキなどスイーツが並ぶ洋菓子店。甘いものが好きな人にとっては憧れのバイトです。この記事では、ケーキ屋バイトの面接で伝える志望動機やその他面接で聞かれることについて解説します。
ケーキ屋・洋菓子店バイトの志望動機例文
志望理由には、その店を選んだ理由やアルバイト代を稼ぎたい理由と合わせて、働きたい意欲や熱意を伝えましょう。もともとそのお店や商品のファンであれば「以前から○○のスイーツが好きなので」とストレートに伝えるのも良いでしょう。
ケーキや洋菓子など甘いものが好き
<回答例>
「ケーキや焼き菓子など甘いものが大好きなので、美味しいケーキをたくさんの方に気持ちよく買っていただきたいと思い志望しました」
「大好きなケーキや甘いものに囲まれて仕事がしてみたかったからです。また、働くことを通じて礼儀作法や心構え、収入を得ることの責任を身につけたいと思っています」
応募先のスイーツが好き
<回答例>
「こちらのお店は自宅から近く、普段からよく利用しています。特にフルーツのタルトのサクサクとした食感が大好きです。お客様にも、ここのケーキのおいしさをきちんと案内できるよう、楽しく接客したいと思っています」
「こちらの焼き菓子が好きで、自分のご褒美に買っています。焼き菓子だけでなく、こちらのお店には美味しいスィーツがたくさんあるので、アルバイトで働くことができた際は、お客様にもしっかりおすすめしていきたいと思います」
接客が好き
<回答例>
「人と接することが好きなので、接客のアルバイトをしてみたいと思っています。ケーキが好きなので、お客様にもケーキを楽しんでもらえるような接客をしたいと思います」
「ケーキを買いに来るお客様は、記念日やご褒美など特別な時が多いと思います。人に喜んでもらうことが好きなので、そんなお客様に関わることができる、接客のアルバイトがしたくて応募しました」
家から近い、時給、シフトなど条件に惹かれて
<回答例>
「アルバイトが続けやすいよう、自宅から近くて通いやい所を探していました。また、スイーツが好きなので、働くなら好きなスイーツと関わる仕事がしたいと思い、応募しました」
「学費を稼ぐ必要があり、アルバイトをするなら自分の好きなケーキや甘いものに囲まれて仕事がしたいと思ったからです」
将来パティシエになりたい
<回答例>
「ケーキやスイーツが大好きで、将来パティシエになりたいと考えています。学生のうちからスイーツの現場を経験したく、応募しました」
「将来パティシエになりたいと考えています。以前からこちらのケーキやお菓子のファンで、あらためてケーキの種類やお客様のご要望などを現場で感じたく、応募しました」
ケーキ屋・洋菓子店バイト面接でよく聞かれる質問と確認したいこと
ケーキ屋・洋菓子店のバイト面接を経験した学生によると、実際に聞かれた質問は、志望動機以外にも「シフト希望(週、時間帯)」、「通勤方法や時間」、「勤務開始時期」と、現実的な質問が多いです。
シフトの希望について
お店の多くは朝10時~夜21時ごろの営業時間となっています。週に何日、何曜日に、何時から何時まで勤務できるのかを答えましょう。
<回答例>
「平日と土曜日、週3日程度働きたいと考えています」
「授業の終わる17時以降が調整しやすいです」
繁忙期のシフトに入れるか
ケーキ屋の場合、繁忙期となるクリスマスイヴとクリスマス当日、予約が増える11月~12月に出勤できるかどうかを確認されます。チョコレートなどの洋菓子・スイーツ店は、バレンタイン・ホワイトデーの前もシフトに入れるとアピールになるでしょう。
<回答例>
「クリスマスイブ、クリスマス当日はどちらも出勤可能です」
「クリスマスの季節は、曜日と時間を相談させていただいて働きたいと考えています」
「土日、祝日全ては難しいかもしれませんが、土日のうちどちらかは必ずシフトに入れるようにします」
勤務開始希望日、いつから働けるか
初めての出勤日がいつならば問題ないか、具体的に話を通しておくとスムーズです。急な事情によりバイトに欠員が出た店舗であれば「すぐに働ける人は歓迎します」と申し出てもらえる可能性もあります。
<回答例>
「4月1日から働けます」
「採用のご連絡を頂きましたら、次の週から勤務できます」
これまでのバイト経験
接客やラッピング経験はアピールになるので、過去にコンビニや飲食店などでの業務経験があれば伝えておきましょう。
<回答例>
「コンビニエンスストアで、レジと接客をしていました」
「ファミリーレストランでキッチンスタッフを担当した経験があります」
何か質問はありますか?
面接の最後に「何か質問はありますか?」と聞かれた場合、必要であれば下記について聞いておくといいでしょう。特に疑問がなければ無理に聞く必要はありません。
・シフトを決めるタイミングや決め方
・研修期間の有無やその期間の時給
・面接の合否連絡はいつ頃になるか など
<回答例>
「シフトが決まるタイミングを教えてください」
「全て丁寧に説明していただいたので、質問はありません」
面接での服装は、清潔感を重視
食品を扱うため、特に清潔感が重視されます。実際にバイトを始めると、指定の制服や帽子を着用することになる職場がほとんどですが、面接時にも服・髪型・アクセサリー・足元には気を配っておきましょう。無地のシャツやブラウスにコットンパンツや短かすぎないスカート、きれいめの靴
やスニーカーなどを選ぶと清潔感のある印象になります。ボロボロのデニム、汚れた靴、長髪や髭は避けましょう。メイクやネイル、アクセサリーは控えめにしておき、髪が長い人はヘアゴムやピンでまとめておきます。
面接当日の流れ
面接当日は、時間に余裕を持って店舗へ行きます。店頭に着いたら店内のスタッフに声をかけて、自分がアルバイトの面接に来たことを告げましょう。店内が混みあっている場合は、人の流れが落ち着くタイミングまで待つか、列に並んで自分の番が来たら一言声掛けをするなどの配慮を心がけます。
「お忙しいところ失礼します。アルバイトの面接で伺いました○○と申します。(採用担当者や店長の)〇〇さんはいらっしゃいますか?」
採用担当者があなたを呼びに来たら、簡単に自己紹介をして「本日は宜しくお願いします」と元気よく挨拶をします。その後は店の奥にある従業員用スペースなどで面接が行われます。面接が終わっても気を抜かずに、「本日は有難うございました」とお礼を言い、退出します。
※初回公開:2015年9月24日、更新履歴:2020年12月07日、2023年10月2日、2024年4月8日
※文中の社名・所属等は、取材時または更新時のものです。