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2024年04月22日

居酒屋(ホール・キッチン)のバイト面接で聞かれる質問・志望動機・当日の服装など

af9940044081l家族連れのお客さまも増えている居酒屋は、大学生や高校生の身近なバイト先の一つです。ここでは、バイト経験のある大学生へのアンケート結果を基に、実際に聞かれた質問やその回答例を紹介していきます。そのほか、面接時の服装マナーなどについても解説します。

居酒屋(ホール・キッチン)の仕事内容とは

居酒屋の仕事は大きくホールとキッチンの2つに分けられます。バイト面接の時にどちらを希望しているかを聞かれることが多いです。

ホールの仕事

来店したお客さまを席まで案内し、オーダーを受け、出来あがった料理やお酒などを運ぶなど接客がメインです。会計や片付けなども担当します。

キッチンの仕事

オーダーを受けた料理を作ったりお酒やソフトドリンクの用意、食器洗いなどが主な仕事です。マニュアルに従って料理を作ったり、食材の発注などを任されることもあります。

居酒屋は夕方から開店することが多いので時給は比較的高めで、18歳以上から働ける22時以降は深夜手当がつきます。「週2回~OK」など融通が利く店も多く、平日昼間は授業で忙しい学生には働きやすい職場です。

 

居酒屋バイトの志望動機応の答え方・例文

居酒屋のバイト面接での志望動機は、「シフトが希望に合っていた、時給が良かった、家から近くて通いやすいなどの理由」に加え、「バイトしたい意欲」を合わせて伝えるとまとまった印象になります。次に、よくある理由別の回答例を紹介します。

家が近かったから
「学校と自宅の中間地点にあり、自宅からも学校からも通いやすいので長く続けられると思い応募しました」
「自宅から近いので、たまに家族でお店を利用していました。そスタッフの方々の元気な挨拶が素敵だなと思い、働くならここがいいと思い志望しました」
シフトが合うから
「平日の夕方からと、週末に入れるアルバイトを探しており、こちらの募集内容が希望に合うので応募しました。早く仕事を覚えて長く続けたいと思います」
時給が良かったから
「学費と家賃で親に負担をかけているので、生活費は自分で稼ぎたいと思い、応募しました」
「サークル活動に必要な資金を稼ぎたいと思い、時給のいいこちらのバイトに応募しました」
人と接する仕事がしたいから
「居酒屋の元気で明るい雰囲気が好きで、自分も一緒にこの楽しい雰囲気の一員としてバイトしてみたいと思い応募しました」
「人と話すのが好きで、接客業をしてみたいと思いました。このお店は友達と利用したことがありますが、スタッフの方の対応が気持ちよく、こちらで接客を勉強したいと思い志望いたしました」
料理に興味があるから
「料理が好きで自炊をしています。こちらのお店では、〇〇のように他の居酒屋にはないオリジナルメニューが多く、ぜひキッチンに入って調理を学びたいと思い志望しました」
「地元の料理を扱っているのが魅力的で応募しました。早く仕事を覚えて頑張りたいと思いますので、よろしくお願いします」
アルバイトを通じて社会勉強をしたいから
「接客業を通じて、マナーや言葉遣いの勉強をしたいと思い志望しました」
「自分の知らない環境の中で、たくさんの人と協力して仕事する経験をしたく応募しました」
「人見知りの性格を直したいと思い、接客業を通じてチャレンジしたいです」

 

居酒屋バイトの面接でよく聞かれる質問と答え方

居酒屋バイトの面接を経験した大学生によると、面接で聞かれた質問のTOP3は「週のシフト希望」「年末年始など長期休暇中のシフト」「通勤方法や時間」です。定期的にどの程度アルバイトに入れるか、年末年始などの繁忙期にアルバイトできるかなどを確認されることが多いようです。

週何回シフトに入れるか・深夜シフトについて

おおよそ週何日程度入れるかを答えます。どうしても入れない曜日や時間があれば、伝えた方が良いですが、柔軟に対応したいことを付け加え、自分の都合を優先させる印象にならない言い方にしましょう。
また、22時以降の深夜営業をする居酒屋では、18歳以上の場合は、深夜シフトに入れるかも聞かれます。

<回答例>
「サークルが週2回18時までありますが、そのあとは時間が取りやすく19時以降のシフトに入りたいと思っています。自宅が近いので、24時までの勤務が可能です」
「大学の授業がオンラインなので週3~4日働けます。金・土は深夜シフトにも入れます」
「平日17時からシフトに入れますが、水金が1限からなので、火木は22時までの勤務を希望します。それ以外の曜日は24時まで入れます」
「週3から4で入れます。サークル活動があるので水土は入れません。シフトの調整は可能です」

繁忙期にシフトに入れるか

居酒屋は、年末年始やGW、歓送迎会の時期は繁忙期のため、シフトに入れるか聞かれることがあります。

<回答例>
「年始は3日間実家に帰省したいのですが、年末やお盆休み、GWは入れます」
「GWはサークルの合宿があり、前半はお休みいただきたいですが、それ以外は可能です」
「3月4月もなるべく調整したいと思います」

試験前など学業との両立について

大学生の前期後期試験中は、シフトに入れない人が多いことは採用担当者も理解しているので、正直に伝えて問題ありません。何月にどれくらいなど、具体的に伝えられると良いです。

<回答例>
「7月中旬と1月下旬に試験があるため、試験中とその前2週間は、シフトを減らしたいと考えています。終了したら、通常通りシフトに入ります」

いつから働けるか

アルバイトの募集は急いでいるケースが多いので、無理ない範囲でなるべく早い日程を伝えましょう。

<回答例>
「すぐにでも入れます」
「現在のアルバイトの退職予定が今月末なので、来月からスタートさせていただけるとありがたいです」

通勤手段・通勤時間

通勤時間や通勤手段は事前に調べておき、答えられるようにしておきましょう。

<回答例>
「晴れている日は自転車で20分くらい、雨の日は徒歩と電車で30分くらいです」
「自宅からバスで10分程度、大学からは40分程度です」

これまでのアルバイト経験

接客業でなくても、アルバイト経験は何らかのプラスになります。アルバイト経験がない場合には意欲を伝えましょう。

<回答例>
「コンビニのアルバイト経験があります。ランチ時間など混みあう時間帯も無駄なく正確な対応を心がけていました。居酒屋の忙しい時間帯でも落ち着いた接客ができると思っています」
「高校がアルバイト禁止だったためアルバイト経験はありませんが、早く仕事を覚えて戦力になれるよう頑張ります」

自己PR・長所・短所

自己PRは居酒屋の仕事に活かせるコミュニケーション力や対応力、臨機応変さなどをアピールするといいでしょう。短所はどのように補っているかも合わせて伝えましょう。

<回答例>
「中高で部活のキャプテンを務めていたので責任感が強く、コミュニケーション力にも自信があります。また、臨機応変に対応することも出来ます」
「長所は明るいところです。短所は大雑把なところですが、細かな点も見逃さないよう努力していきたいです」

前のバイトを辞めた理由

人間関係や仕事への不満など、前のバイト先の悪口になるものは避け、学業や家庭など、やむを得ない理由で伝えるといいでしょう。そのほか、別の仕事に興味を

<回答例>
「前のアルバイトは平日昼間のシフトが多く、授業との兼ね合いで入れる日が限られていました。もっとシフトに入れるバイト先を探したいと思い退職しました」
「前のアルバイトでは人と関わることが少ない仕事だったので、もっと人と接する仕事がしてみたいと思い退職いたしました」

何か質問はありますか?

面接の最後に、「質問はありますか?」と聞かれたら、疑問があれば聞いておきましょう。試用期間の有無やその期間の時給、合否の連絡はいつもらえるかなど。もし疑問がなければ、無理して聞く必要はないので「質問はありません」と伝えましょう。

<回答例>
「合否の結果はいつ頃になりますでしょうか?」
「丁寧に話していただいたので質問はありません。ありがとうございました」

 

居酒屋バイトならではの質問や確認されること

上記で紹介した以外にも、居酒屋バイトの経験者によると、「終電時間の確認や身だしなみや勤務ルールの確認」、中には実際に「大きな声で挨拶の練習をした」など、居酒屋ならではの質問や説明があるようです。面接前に、お店の雰囲気やスタッフの雰囲気は確認しておくといいでしょう。

<居酒屋バイトの面接ならではの質問>
・接客経験、調理経験はあるか
・大きな声で挨拶できるかの練習や確認
・終電時間の確認
・髪色など身だしなみルールについて

 

居酒屋のバイト面接の服装や当日マナー

面接当日の服装と身だしなみ

ホール、キッチン共に、食べ物を扱う仕事なので、居酒屋バイトの面接には清潔感のある服装や髪型、身だしなみを心がけて臨みましょう。スーツを着る必要はありませんが、襟のあるシャツ、空きの少ないブラウスに、チノパンや短かすぎないスカートなど、私服であってもきちんとした印象の服装を心がけましょう。特に爪はキレイに、派手なネイルやメイクはチェックされているので気をつけましょう。髪も落ち着いた色で、長い人は後ろでまとめておくと好印象につながります。

面接当日のお店への入り方と挨拶マナー

居酒屋のバイト面接は、開店前か比較的お客様が少ない時間帯に、ホールのテーブル席などで行われることがほとんどです。約束した面接時間の5分前にはお店に到着するようにしましょう。お店に着いたらまずレジやホール付近のスタッフに声をかけ、採用担当者に取り次ぎをお願いします。お客様がいる場合は、できるだけ邪魔にならないところで、お店スタッフの案内を待つようにします。

<お店についたら>
「恐れ入ります。アルバイトの面接で来ました○○です。採用担当の××様はいらっしゃいますか?」

面接担当者が来たら、名前を名乗り、「本日はよろしくお願いします」と挨拶します。席に案内され、面接が開始したら、各質問に答えて終了です。最後に「ありがとうございました」とひと言お礼を言って退出しましょう。

アンケート出典:2024年1月 大学生アルバイト調査/N=1575/調査企画リクルート/調査協力マクロミル

※更新履歴
2016年2月24日公開
2021年5月17日
2024年4月22日最終更新

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