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2022年08月24日

【大学生向け】バイト面接でよく聞かれる質問と答え方トーク例

大学生必見!バイト面接でよくされる質問と答え方トーク大学生のアルバイト面接では、どのようなことを聞かれるのでしょうか?この記事では、よく聞かれる質問と答え方のトーク例を合わせて解説します。

志望動機・応募理由

質問例:「応募した理由は何ですか?」
回答例:「家から近く、通いやすいため志望しました。長く働きたいと思っています。」
「人と接するアルバイトをしてみたく、また、通学途中で時々立ち寄った際、お店の雰囲気が好きだったので働いてみたいと思い、応募しました。」

アルバイト面接で聞かれる代表的な質問の1つです。そのお店に対する明確な志望動機はないものの、「家から近い」「時給がいい」「シフトが合う」など条件面が理由の人も多いと思います。その場合は、条件面の理由と共に「通いやすい、シフトの希望が合う、だから続けやすい」「普段の生活費を自分で担っているので、稼ぎたい」など、その条件に惹かれた理由を合わせて伝えるといいでしょう。
また、「接客業を通してコミュニケーション能力を磨きたい」「映画が好き、カラオケが好きなど、業界そのものに興味がある」なども志望理由として伝えるのにも良い内容です。

バイト志望動機の書き方【学生編】

 

シフトの希望

質問例:「週にどのくらいシフトに入れますか?」
回答例:「通常は週末を含めて3~4回程度入れます。週末は土曜日であれば可能です。」
「平日の17時以降は比較的大丈夫です。」
「土日祝日は入れる日が多いです。平日は夕方から終電の夜23時まで働けます」

この質問もほぼどのアルバイトの面接でも聞かれます。まずは、常時週何日程度、土日祝日は入れるか、シフトの希望時間帯などを伝えます。その際は、上の例のように、細かい時間帯までは言わず、ある程度、調整できる幅を持たせた答え方が理想です。逆に、採用されたいからと「毎日入れます」など、無理を言うのもやめましょう。
また、22時以降の深夜や24時間営業の場合は、「深夜、早朝は入れますか」と聞かれることもあります。

長期休暇や繁忙期のシフト

質問例:「年末年始はシフトに入れますか?」
回答例:「年末は入れますが、年明けのお正月は地元に帰省するため、入るのが難しいです。」

コンビニや飲食店など、土日祝日問わず営業するお店では、ゴールデンウィークやお盆期間、年末年始などの長期休暇中のシフトについても確認されることがあります。
また、例えばケーキ屋ならクリスマスケーキの時期など、特定の繁忙期がある業界では、その時期に入れるかを確認されます。

試験前など、長期で休みたい期間について

質問例:「試験前など、長期で入れない時期はありますか?」
回答例:「7月と12月は大学のテストのため、2週間ほどお休みをいただければと思っています。それ以外は問題ありません。」
「夏休みは免許を取りに地元に帰るのでお休みさせていただきたいです。また、〇月に2週間程度実習期間があり、その間も勤務できません」

学生にとって学業が最優先であることは応募先も理解していることが多く、試験前や試験中にどれくらい休むのかを確認されることがあります。そのほか、長期間出られないことが確定している場合は、いつ、どれくらい休みたいかの目安を伝えておきましょう。

アルバイトの掛け持ちをしているか

質問例:「他にもアルバイトをしていますか?」「こちらはどれくらい入れますか?」
回答例:「もう一方は火金の5時~23時で固定で入っているので、その他の曜日であれば平日夕方以降と土日は何時でも入れます。」
「火金はもう一方のバイトがあるため難しく、月木は次の日に一限があるため入れません。ですので、水の夕方以降と土日は何時でも入れます。」
「居酒屋と掛け持ちしていますが、近々辞める予定なのでこちらに専念できます。」

他のアルバイトと掛け持ちしている場合は正直に伝えましょう。他方はどれくらいシフトに入っているのか、こちら(応募先)できちんとシフトに入れるのかを確認されるので、具体的に答えられるようにしておきましょう。

 

通勤方法・通勤時間

質問例:「お店までの通勤方法と時間はどのくらいですか?」
回答例:「電車でおよそ30分です。経路は○○駅から△△駅です。」
「自宅から徒歩で10分程度です。」

通勤方法や通勤時間は、事前に調べておきましょう。居酒屋やカラオケボックスなど、深夜に帰宅する可能性のあるバイトの場合、徒歩や自転車など、公共交通機関を使わないで来れる人なのか、なども見ている事があります。

 

勤務開始日

質問例:「いつから働けますか?」
回答例:「来週以降であれば勤務可能です。」
「明日からでも働けます。」
「今月いっぱいは別のアルバイトがあるため、来月から働けます。」

アルバイトの募集は急いでいることが多く、早く働き始められるに越したことはありません。無理して早める必要はありませんが、なるべく早く勤務できる姿勢を見せるといいでしょう。

 

今までのアルバイト経験

(コンビニバイトの面接で)
質問例:「今まで経験したアルバイトはありますか。」
回答例:「スーパーのレジを1年間していました。そのほか、引越しと工場での軽作業の経験もあります。」
「飲食店、コンビニ、塾などでアルバイト経験があるため、接客から事務作業まである程度のことはできると思います。」
「飲食店でのアルバイト経験から対人スキルも学んだので、電話対応も可能です。」

これまでのバイト経験について聞かれた場合は、応募職種と近い仕事内容の経験があるとアピールになります。バイトが初めての場合も「早く仕事を覚えるように頑張ります」など意欲を伝えられるといいでしょう。

 

自己PRや得意なこと

質問例:「自己PRあるいは得意な事を教えてください。」
回答例:「決めたことは途中で投げ出さず、コツコツと努力を積み重ねる所が私の長所だと思います。中学時代に水泳部で長い間なかなか記録が伸びませんでした。しかし、周囲のメンバーやコーチの助言を冷静に受け入れ練習に励みました。結果、努力したぶんフォームが改善していくことで自己ベストの更新につながりました。どんなことでも、決めたことに対して地道に努力を継続することには自信があります。」

自己PRは、学生であれば、部活や学業に関すること、アルバイト経験があれば仕事に対して頑張ったことなどから話すと良いでしょう。話す時は姿勢や目線に気をつけながら、自信をもって取り組んできた意欲を伝えられると、いい印象になります。

バイト自己PRの書き方【学生編】

 

長所・短所

質問例:「長所と短所を教えてください」
回答例:「コツコツと努力できるところが長所で、やや頑固なのが短所だと思います。」
「長所はすぐに人と打ち解けられるところで、短所は何かに没頭すると周りがみえなくなるところです。」
「明るく人と接するのが好きなので、接客の仕事に活かせると思います。」

面接担当者が長所と短所を質問するのは「きちんと働いてくれそうか」「他のスタッフとうまくやっていけそうか」などの人となりを判断するためです。また、応募職種に合う適性があるかも見ているため、接客業なら「人と接することが好き」、キッチンや軽作業であれば「細かい作業を何時間も集中してできる」などをアピールできるといいでしょう。

長所短所のまとめ方

 

前のバイトの退職理由

質問例:「前のバイトを辞めた理由は何ですか?」
回答例:「レジの業務を経験し、もっとお客様と話ができる仕事が良いと思いました。」

複数のバイトを短期間で辞めている場合に聞かれることがあります。面接担当者は、またすぐに辞めてしまわないかを判断するので、「仕事に飽きてしまった」「人間関係が嫌になって」など、ネガティブな理由は言わないようにしましょう。「もっとお客様とコミュニケーションが取れるバイトがしたい」「集中して作業することの方が得意だと気付いた」など、前向きな印象になるように伝えることが大切です。

 

「何か質問はありますか?」と聞かれた場合

質問例:「何か聞きたいことはありますか?」
回答例:「詳しく話していただいたので大丈夫です。ありがとうございます。」

面接の最後などに、面接担当者から聞きたい事がないかを確認されることがあります。特に疑問がないなら無理に聞く必要はありませんが、「ありません」と一言で返すのではなく、丁寧な言い方で答えるようにしましょう。

 

応募先ならではのその他の質問

面接では、これ以外にお店や業界独特の質問や説明を受けることがあります。髪色や服装など身だしなみのルール説明は、概ねどの職種もありますが、特に接客を伴う職種では多いようです。高校生の場合、保護者や学校の許諾があるかも確認されます。

■コンビニ
・覚える業務が多いが頑張れるか
・髪色、服装、ピアスなど身だしなみの説明
・早朝や深夜シフトの希望はあるか、など

■飲食店
・髪色、服装、ピアスなど身だしなみの説明
・接客の経験はあるか
・深夜シフトの希望や、終電の時間
・数ある飲食店の中でなぜウチか
・外国人が多い店舗なら、対応できるか、など

■スーパー
・髪色、服装、ピアスなど身だしなみの説明
・レジ/品出し/惣菜などの部門希望について、など

■塾講師
・得意な科目や受験経験の有無
・専攻学部や選んだ理由
・髪色、服装、ピアスなど身だしなみの説明
・保護者との応対があること、など

■引っ越し
・髪色、服装、ピアスなど身だしなみの説明
・お客様宅へ上がるときの挨拶や手順の説明
・体力的に大丈夫か、など

 

まとめ

面接担当者は、きちんとシフトに入ってくれて、まじめに長く働いてくれる人かどうかを見ています。答えに詰まっても焦る必要はないので、よく考えて嘘のないように回答しましょう。先の予定など、その場で答えられないことは、「確認して、追ってメールで回答いたします」と伝えても問題ありません。質問には誠実に丁寧に回答することが大切です。

 

※初回公開:2016年8月21日
2021年4月7日、2022年8月24日更新

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