バイトの掛け持ち、履歴書の職歴欄の書き方(記入見本あり)
バイトを掛け持ちしたい時、履歴書の職歴欄にダブルワークになる事を記入するべきなのか、記入する際はどうするのか、を見本付きで解説します。
【現在】掛け持ち先を探している場合
面接や履歴書で掛け持ち希望を伝える
現在アルバイトをしていて、採用後に掛け持ちとなる場合、面接時など、選考途中で伝えるのが原則です。掛け持ちしていることを伝えることで、バイト先は、シフト調整の相談だけでなく、年末調整の手続き(税金の計算)をする必要があるのか、などを把握する必要があるからです。
また、中にはアルバイトの兼業や掛け持ちそのものを禁止しているところや、コンビニなどに多い同業での掛け持ちを禁止しいてるところもあります。就業後に分かって問題になるのを避けるためにも、バイトが決まる前に伝えることが大切です。
履歴書の自己PRの欄では、掛け持ちでも時間は十分に確保できること、中途半端な気持ちではないことをアピールするといいでししょう。
在職中のバイト履歴書の書き方(見本)
現在在職しているバイトがある場合は、履歴書の職歴欄に「バイト先の正式名称+入社(アルバイト)」と書き、1行下に「現在に至る」もしくは「在職中」と記載します。面接で「今のアルバイトを続けたまま、掛け持ちししたい」と伝えましょう。
◆職歴欄の記入例1
◆職歴欄の記入例2
掛け持ちの結果、勤務可能曜日や時間が限られるようであれば、本人希望欄にその旨を記載しておくといいでしょう。「掛け持ち希望のため、シフトは土日と水木」などと記載しておくと面接での確認がスムーズです。
◆本人希望欄の記入例
【過去】掛け持ちバイトをしていた場合
時系列でアルバイト歴を記入する
過去に掛け持ちでアルバイトをしていた場合は、入社退職時系列で記載します。一般的に3カ月以上勤務していたアルバイトが記載の目安です。職歴が多い場合は、入社(勤務)、退社を一行にまとめると見やすくなります。実際の面接では、「時間や体調管理は、掛け持ちでも問題なくできること」を自己PRで使う事もできます。
過去の掛け持ちバイトの履歴書の書き方(見本)
職歴は入社退社を1行使って書く方法と、1社1行でまとめる方法があります。
◆職歴欄の記入例1
◆職歴欄の記入例2
まとめ
アルバイトの掛け持ちには時間管理、シフト管理、体調管理が必須となります。過去に掛け持ちしていた経験があれば、「きちんと時間管理できる」とアピール材料になるはず。履歴書も面接でも良い印象を与えられるよう、きちんと準備しておきましょう。
※更新履歴:
2016年9月3日
2020年9月28日
2022年12月2日
2024年2月14日 最終更新
※文中の社名・所属等は、取材時または更新時のものです。