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2015年08月25日

[子育てママの再就職] その資格は本当に必要?

[子育てママの再就職] その資格は本当に必要?
結婚・出産したら仕事はどうする? 働き女子が将来を考えるときに、誰もが一度は思うこの問題。先輩ママたちはどうしたのか、出産後の再就職支援を手がける「ハナマル総合研究所」代表の上田晶美さんに、リアルストーリーを聞きました。

【子どもが5歳の時に再就職準備を開始】
今回の相談者
久保田佳代さん(35歳/仮名)

4年制大学卒業後、メーカーで営業事務を2年、旅行代理店で経理補助を2年、学習塾の運営本部で一般事務を3年経験。27歳で結婚し、29歳で出産退職し、第1子を出産。現在は、5歳の子どもと夫の3人家族。

情報に惑わされず、自分の判断基準を持つ

久保田さんは、2年後のお子さんの小学校入学を機に、再就職を考えている方。今から準備するために、私の再就職講座に参加されました。そんな彼女の第一声は、「ファイナンシャルプランナー(以下、FP)と社会保険労務士(以下、社労士)と、どちらの資格がよいでしょうか」というもの。この相談には驚きました。なぜなら、2つはまったく違う資格だからです。

FPは、顧客である個人の資金計画や資産運用をアドバイスするお金のエキスパート。社労士は、企業の労務管理の専門家。わかりやすく会社の部署に例えれば、経理と人事といえるくらい分野が違うのです。

久保田さんは、「インターネットで見た再就職向けの資格ランキングの上位にこの2つがあったので」と。情報に敏感な方によくあるケースですが、情報はあくまでも情報。鵜呑みにするのは禁物です。

再就職は「自分ありき」

「資格ありき」ではなく「自分ありき」。自分は何をしたいのかを考えることが、再就職の基本です。久保田さんは、現在35歳。2年後、37歳で再就職したとして定年の60歳まで23年もあります。希望すれば65歳まで雇用が延長されますから、そう考えると28年もある。自分のやりたいことを意識するかしないかで、その期間の充実度は大きく変わるのです。

彼女には、まず「未来予想図」をつくることをアドバイスしました。この連載でも以前ご紹介しましたが、20年ほど先までを目安に、毎年の収入と支出の予測や、お子さんの進学などの出来事、自分の仕事の計画などを書いた未来の年表をつくるのです。

そして、次のステップは自分の中の「宝物」を探す作業。これも何度かお話ししましたが、自分の「好きなこと」「経験」「時代のニーズ」の接点を探るということ。あてはまるのはFPなのか社労士なのか、どちらでもない別の仕事なのか。自分をよく見つめ直せば、見えてくるはずです。

「5W2H」で具体的に動き出す

再就職プランの仕上げは「5W2H」。「Who=誰が働くのか」。これは自分自身ですね。「What=どんな仕事をするのか」、「Why=なぜ働くのか」、「When=いつから、週何日・何時間働くのか」、「Where=勤務地の希望は?」、「How=どんなふうに働きたいか」、「How much=いくらの収入を得たいか」を書き出していくということです。

ここまでくれば、再就職の計画はかなり明確になっているはず。最初から希望通りの仕事には就けなくても、久保田さんでいえばまだ28年もあります。少しずつ、目標に近づいていけばいいのです。

【久保田さんのケースに学ぶ3つのポイント】
1.「資格ありき」ではなく「自分ありき」で考える
2.「未来予想図」で将来の希望を具体的にイメージする
3.「5W2H」で再就職プランを仕上げる

キャリアコンサルタント 上田晶美さん■プロフィール
上田晶美
ハナマルキャリア総合研究所 代表
キャリアコンサルタント歴20年のベテラン。10年間の大手流通会社での人事経験と、3児の母として子育てをしながら仕事をしてきたノウハウをもとに、結婚・出産後の再就職を積極的に支援。女性のキャリアについて年間200講演を行う。『ママも今日から働くワ! 主婦の再就職講座』、新刊『働くための話す・聞く』をはじめ著書多数。
http://hanamaru-souken.com/

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※とらばーゆコラムより