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2020年03月05日

キッチンスタッフの職務経歴書の書き方と見本

キッチンスタッフの職務経歴書 タウンワーク townwork

キッチンスタッフの仕事とは

レストランや居酒屋など飲食店の厨房で働くキッチンスタッフは、オーナーや料理責任者の考え方を理解すること、柔軟な対応力、調理技術、料理や食材の知識、正確さ、スピードなどが求められます。ホールスタッフとコミュニケーションをとり、店内やお客さまの状況を把握しながら調理業務を行っていくことが特徴です。ここでは、職務経歴書の書き方のポイントと見本(サンプル)をお伝えします。

 

職務経歴書の書き方のコツ

調理経験は具体的に記載する

前職(現職)で提供していた料理、自分の担当、店舗の一日の対応来客数などを職務経歴書に記載しましょう。また飲食業界では、どこの専門学校、料理学校で学んだかも重視される傾向があります。とくに、見習いの人で十分な実務経験を積んでいない場合は、学校でどのような勉強をしたか、どんな調理技術を身につけたかも具体的に記載するとアピールになるでしょう。

食に関する知識と得意分野をアピール

キッチンスタッフの仕事は、調理技術、食材・調味料・食文化・ドリンクの知識、コース料理の流れ、マナーなど、食に関する幅広い知識が求められます。自分の得意分野について詳細に記載しましょう。近年では、ビーガンやベジタリアン、宗教的に食べてはいけない食べ物などにも配慮する必要が生じているため、そのような知識があればアピールポイントになります。

スタッフとのコミュニケーション力も必須

周りのスタッフと協力して作業を進めていけるコミュニケーション力はアピールになります。忙しいときでも他のスタッフをフォローしたり、声をかけたりしながら、料理提供がスムーズにいくように努めた経験などを記載しましょう。さらに、他のスタッフと連携・フォローしながら、冷静さや正確さ、スピードを保つために工夫した点もあればアピール材料になります。

 

キッチンスタッフで役立つ資格

・栄養士免許
・管理栄養士免許
・調理師免許
・フードコーディネーター
・日本野菜ソムリエ協会認定 野菜ソムリエ(野菜ソムリエ・野菜ソムリエプロ・野菜ソムリエ上級プロ)
・食生活アドバイザー(R)
・ソムリエ
・ワインエキスパート
・利き酒師

など、食や酒に関する知識があると役立ちます。特に調理師免許があれば、調理技術のほか食材や栄養、食品衛生の知識などもアピールできます。

 

キッチンスタッフの職務経歴書の見本(サンプル)

職務経歴書
20XX年X月X日
田雲花子(氏名)

■職務要約
○○調理師学校を卒業後、イタリアンレストランのコックを8年間経験してきました。主にランチとディナーの調理、新メニューの開発、新人育成にも携わっております。

■職務経歴
○○○○株式会社 20XX年0X月~現在 
事業内容:イタリアンレストラン経営
資本金:〇〇〇百万円 売上高:〇〇〇百万円(20xx年)従業員数:〇〇〇名 雇用形態: 正社員

【職務内容】
現在は○○○○株式会社の○○店でコックをしております。

主な職務内容は以下の通りです。
・ランチとディナーでの調理業務
・新メニュー開発
・新人指導(調理技術・衛生面・勤怠ルールの指導など)
・お客さまへの配膳
・記念日などのデザートプレートのお客さまのご提案

■保有資格
・調理師免許
・日本野菜ソムリエ協会認定 野菜ソムリエ
・ソムリエ
・普通自動車第一種運転免許(20XX年XX月)

■自己PR
【実践してきたこと】

現職ではランチにてメイン、ディナーにて前菜やメイン料理の調理を担当しております。ランチは平均50組、ディナーは平均40組の客数を5名の調理スタッフで担当しておりました。ディナーではメニューに応じてテーブルで配膳を行い、食材などについてご案内をすることもあります。また、見た目や味を損なうことなく、カロリーを抑えたメニュー開発が得意です。
近年では、ビーガンの食生活を意識する方が増えていることもあり、ディナーのみではありますがビーガン対応のメニュー開発も行い、新たにメニューに加えました。ビーガンではないお客さまも興味をもち、想像以上に多くのお客様に好評いただいております。

【実績・成果】
勤務5年目に注文から配膳までのスピードが遅すぎるのではないかと店内で課題が生じたことがありました。そこで、厨房内の導線と調理器具、お皿などの配置を見直し、スタッフ同士の役割分担も見直し提案・実践したところ、それまでよりも3分の短縮をすることができました。加えて、ランチタイムなど時間に追われてしまいがちなときでも常に厨房全体を見渡し、スタッフが間違えていないか、滞っている作業はないかを確認しながらフォローし声をかけあうことを意識したところ伝達ミスも減り、よりコミュニケーションが取れるようになりました。

以上

 

未経験の仕事へ転職したい場合は?

キッチンスタッフから未経験の仕事へ転職する場合、職務経歴書の「自己PR」に、転職希望先で役に立ちそうな経験やスキルを書きましょう。キッチンスタッフとして身につけた料理技術や飲食店運営のノウハウは、とくに飲食店コンサルタントとして飲食店プロデュース、店舗開発、メニュー開発といった分野で活かせます。調理の技術や知識はもちろん、備品や食器、厨房のレイアウトなどの知識、取引のあった仕入れ先などのネットワークも強みとなります。そういった現場経験をアピールしましょう。

 

監修
三井 愛
(キャリアコンサルタント・フードコーディネーター・栄養士)
食品メーカーでの商品開発を経て、フードコーディネーター・栄養士・キャリアコンサルタントとして、フードコーディネータースクールの運営、食を目指す方のキャリアカウンセリングなどを行う。また撮影・スタイリング業務、メニュー開発、料理教室の企画・運営など、食に関わる業務にも携わる。著書「フードコーディネーターという仕事」(現代書林)